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DeNAが遺伝子検査事業へ!南場さんが本気の理由が泣ける

DeNAが東京大学医科学研究所と協力して 遺伝子検査事業へ参入します。遺伝子検査とは遺伝性疾患の原因因子を調べることで病気へのリスクを減らす取り組みです。この事業参入への背景には、南場智子取締役自身の”家族との闘病生活”があります。ゲノム研究で何が分かるのでしょうか?

更新日: 2014年06月04日

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frontwarksさん

DeNAの南場智子取締役が本気なのは理由があった

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、「株式会社DeNAライフサイエンス」を設立し、ヘルスケア分野に参入すると発表した。同社はサービスの第1弾として、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」を7月下旬に提供開始する。

DeNAは、東京大学と共同でヘルスケア事業の研究を行い、がんなどの病気のなりやすさを分析する遺伝子検査のサービスを来月下旬から始めます。
具体的には、インターネットを通じて申し込みのあった利用者から唾液を採取した検査キットを受け取り、遺伝子の情報を分析します。

南場取締役は「私事になるが、自分がヘルスケアの分野に強く興味を抱いたのは家族が闘病したことが大きなきっかけ。どうして病気になってしまったのか、何か事前にできることはなかったか、兆候を見逃していたのでは――と看病する立場になってから悩んだ。健康な時に適切な情報を得ることで、日々少しずつ気をつけることができるはず」と、自身の経験を踏まえて事業の意義を語る。

「家族の闘病を経験して、人生の重要な局面で働き方を変えなければならない時期があることが、初めてアタマではなく実感として腹に落ちました」非・子持ちのトップがこう言ってくれるのは心強いだろな RT DeNA南場智子さんの今日のお話 business.nikkeibp.co.jp/article/opinio…

南場さんの「家族の闘病がきっかけ」は響くね。きっと志の高い、良いサービスになると思います。

南場取締役が経験した”家族の闘病生活”とは

早稲田での特別授業を持ったこの日、「人生をかけて成し遂げたいことは何ですか?」と聞く学生に、南場はきっぱりとこう答えた。「旦那を救うことですね」

■2011年5月27日、夫の看病を理由に取締役を退任

この連休中に夫の病状が悪化し、5月10日に手術を受けた。手術は成功、快方に向かっており、6月中には退院できる見込みだ。だが、中長期的な治療が必要な状況で、どの程度の看病が必要となるか先は読めない。社長業は常に全力が求められる。夫の看病で社業を最優先にできないのは社員にも申し訳ないと思い、退任を決意した。

あまり悩みませんでした。それより主人の闘病のことで頭がいっぱいだったので、治療に専念することが最優先で、自分が望んだことでした。DeNAは頭の半分が家族のことで一杯という人間がトップをやれる会社ではないのです。

遺伝子検査ってどんな病気のリスクが分かるの?

疾患の原因遺伝子が分かっている場合は遺伝子を調べることで、その病気であるかどうかをはっきりさせることができます。はっきりさせることにより、その病気に合った適切な治療や対策を講じることができます。

がんや脳卒中といった約120種もの病気のリスクに加えて、血液凝固を防ぐワルファリンなど24種の薬の感受性、太りやすさなど約60項目の体質、さらには自分の祖先のルーツまで知ることができるという。

実はアメリカではすでに遺伝子検査のサービスがある!

23andMeは、遺伝子情報を分析することで、難病など特定の疾病の発症リスクを早期に発見できるサービス「Personal Genome Service(PGS)」を提供する会社で、Googleの共同創業者セルゲイ・ブリン氏の妻であるアン・ウォジスキ氏が共同創設者をつとめ、Googleによる出資を受けて2006年に創業したベンチャー企業です。

■実は、このサービスは日本人向けとは言い難い

23andMeでは数十種類の病気についてそのリスクを予測してくれる。ただし、ここでも注意しなければいけないことがいくつかある。一つは、アジア人の私に当てはめられる予測は比較的少ないということだ*5。23andMeは基本的に査読論文として発表された研究に基づいて病気のリスクについて予測を行うのだが、そのような論文で圧倒的に多いのは欧米人を対象にした調査だ。

ところで、DeNAの新サービス「MYCODE」の特徴とは?

世界でも同様のサービスが増えつつあるが、「MYCODE」の特徴として(1)学術的基盤に基づいた高品質で信頼できる分析、(2)日本人やアジア人に特化したエビデンスや予測モデルの蓄積、(3)ELSI(Ethical, Legal and Social Issues)に配慮した安全性の高いサービス運営――の3つを挙げる。

医科研による最新の研究成果を踏まえた精度の高い分析で検査結果を監修することで、サービス向上への貢献に加え、ユーザーからのフィードバックを元にした日本人の疾病リスクモデルの構築や、利用者の行動変化などを論文として発表し、世界に発信することを目指す。

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