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音で世界を見る能力、エコーロケーションとは?【反響定位 イルカ、コウモリ等】

イルカやクジラ達が使っている超音波、エコーロケーション。このエコーロケーションを使って、目が見えなくても物を認識できる人たちがいます。反響音を使って周囲を認識することができる能力、エコーロケーションについてまとめてみました。(エコーロケーションを使う人をエコーロケーターと呼びます。)

更新日: 2018年09月18日

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この記事は私がまとめました

Bunny_Robberさん

| 目の見えない人が音で物を見る。エコーロケーションという能力。

盲目の少年サム・オルドリッジ君。彼のしている舌打ちがエコーロケーション。

| エコーロケーション(反響定位)とは?

イルカは目隠しされても餌の場所が認識出来ます。

反響定位とは、動物が自分が発した音が何かにぶつかって返ってきたものを受信し、それによってぶつかってきたものの距離を知ることである。それぞれの方向からの反響を受信すれば、そこから周囲のものの位置関係、それに対する自分の位置を知ることができる。

自分が発した音(超音波)で獲物を探す他、イルカ等はお互いのコミュニケーションにも利用します。

音による感受法でありながら、一般の聴覚よりも、むしろ視覚に近い役割を担っている。

| どんな動物がエコーロケーションを使う?

コウモリ・イルカ・マッコウクジラなどで知られている。

代表的なのはクジラ、イルカ、シャチやベルーガ等のクジラの仲間。そしてコウモリ。

意外と可愛い顔をしていますが、苦手な方もいると思うので遠目の写真で。

|| イルカの場合

イルカは鼻から発生させる音波をメロン体で増幅、跳ね返って来た音波を下あごから伝って耳骨で聞いています。

イルカは一秒間に200回ほどギリギリという音を鳴らし、対象物の大きさや位置などを把握しているのです。

イルカの脳をスキャンして、彼らのエコーロケーションの仕組みを調べてみると。。

イルカは動物が持つソナー能力の中で一番洗練された能力を持っています。かれらは素早く視覚と聴覚を切り替えることができます

科学者たちはDTI(拡散テンソル画像)と呼ばれる技術をつかって2種類のイルカの脳のスキャンを撮影しました。

拡散テンソル画像(DTI)を使って撮影されたイルカの脳の神経経路。

.....?

その結果分かったのは、聴覚と視覚を担当している部位がはっきりと聴神経でつながっていたということです。

イルカの音波の可視化に成功!

イルカが見ている世界を探る研究が、メキシコのドルフィン・ディスカバリー・センターで行われている。そしてこのたび、音波を使って彼らが人間をどのように見ているのかを明らかにした画像が初めて公開され、人間とイルカの新しいコミュニケーションの可能性を示唆している。

今回行われた研究では、その音波を水中マイクによって録音し、画像化することに成功した。研究チームのリーダーである、ジャック・カセヴィッツ氏は、「これは、イルカが、潜水した人間を見た際のイメージを初めて捕捉したもの」と話す。

収録された音波データは、音波を可視化する「サイマスコープ」の開発者である、ジョン・スチュアート・リード博士のもとへ送られた。

ぼんやりとですが、人として認識できます。音波が実際の像を結ぶとは、どういう仕組みなのでしょうか。。

サイマスコープとは、音の構造を水滴の中に再現することで可視化する装置である。つまり、音の持つ周波数が水滴の中で画像として現れるのだ。これによって、イルカがその音波を使って何を見ているのかを知ることができる。

サイマスコープ=音の周波数を画像にする装置。

イルカのコミュニケーションは、『音-絵』形式の言葉を交わしているといえる。

|| コウモリの場合

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