1. まとめトップ
  2. 雑学

触るな危険!海底の刺客『イモガイ』

熱帯・亜熱帯の海に住む『イモガイ』は「遭遇したくない危険生物ナンバーワン」にも選ばれたことがある貝。1個体の『イモガイ』が持つ毒は人間30人の致死量にも相当するとのこと。一方で、貝殻の模様は鮮やかなものも多く、コレクターには人気があるそうです。

更新日: 2019年08月17日

44 お気に入り 128618 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

■遭遇したくない危険生物ナンバーワン『イモガイ』

イモガイ(芋貝・Cone snail)は、貝なのに、「遭遇したくない危険生物ナンバーワン」にも選ばれたことのある猛毒な貝。

攻撃力は高く、自分より俊敏な動きをする魚などに、歯舌を発達させた毒銛(どくもり:矢舌とも呼ばれる)を撃ち、その体内に神経毒を注入し麻痺させて捕まえる。

毒で麻痺させ、身動きがとれなくなった魚をごくりと丸呑みするという、なかなかにグロテスクなプレデターなんだ。

自分と同じぐらいの大きさの魚でさえも丸呑みにしてしまうから驚き。口を大きく広げて獲物を取り込むかのように体内に運び入れていく様子には鳥肌が立ちます。

■『イモガイ』とは

イモガイは、イモガイ科の貝類の総称です。日本だけでも約120種類の仲間が確認されています。

殻の形状が里芋に似ていることから「イモガイ」と呼ばれている。

千葉県や和歌山県、高知県などに多くの種が見られるが、南西諸島を抱える沖縄県や鹿児島県は種類が格段に増え、特に沖縄県では約110種を数える。

浅瀬から深海までその生息範囲は広く、海岸線の岩場などでもその姿を見かけることがあります。

■触らないこと!

毒銛から噴射される神経毒はシアン化物よりも強烈で、人間もこれにやられたらひとたまりもありません。

毒針はゴム長靴やウェットスーツをも貫通するため、絶対に手を出してはいけない。

■コレクターには人気があるそうです。

貝殻の模様は種類や個体によって様々で、中には非常に鮮やかなものも多いのでコレクターには人気があったりします。

現在でこそ大量に発見され価格は下がっているが、かつてウミノサカエイモガイの貝殻は2000ドル(1950年当時約72万円)もの価格がついたこともあったという。

危険性や希少性からやや高価になるが、沖縄の土産屋など、販売しているところもある。

■天敵はカニ

一見して敵はいなそうですが、実際にはカニなどの甲殻類がイモガイの天敵となります。

全身を頑丈な甲羅で装甲している天敵のカニには毒針も通らず、捕食されてしまうこともあるという。

1