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マイルドヤンキーは"新保守層"

マイルドヤンキー は、マーケティングアナリスト・原田曜平(博報堂 ブランドデザイン 若者研究所)が、2014年1月に定義した概念。

「上京志向がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤を構築し、地元から出たがらない若者たち」のこと。この層は、地縁を大切にする保守的な意識を持っており、「新保守層」と呼ぶこともできるとされる。

「意識高い系」の人はバカにされているけれども、向上心が高く社会全体に目を向けているところは地方で停滞している人に比べてエライ。地方の人は意識が低いというより、そもそも意識があるのかどうかすらわからない。「意識薄い系」なのである。

、『マイルドヤンキー』は学歴も年収も低めで、しかも出世等、社会階層の階段を登ろうという野心に乏しい。現状肯定的(社会に不満がないわけではない)で、社会改革を先導/支持したりという意欲にも乏しい。だが、地元志向で、結婚しても両親の近くに住み、夫婦共働きということになると、ある程度の世帯収入と可処分所得はある。

(東京のような大都会に出て、一山当てようというような野心(矢沢永吉等のように)はなく、そのようなリスクが自分に見合わないことも(自然に)心得ているようだ。)

NHKで放送されたマイルドヤンキーの定義

EXILEが好き
地元(家から半径5km)から出たくない
「絆」「家族」「仲間」という言葉が好き
車(特にミニバン)が好き
ショッピングモールが好き

「みんなで一緒のことをしないといけない症候群」の具現化ですね。

全部に言えることは、マイルドヤンキーを作り出したのは若い世代の前の世代が選択肢を与えなかったからだということです。「これしかない」という思い込みがそのまま文化の形成につながったのではないでしょうか。

ハフィントン・ポストによるマイルドヤンキーの定義

生まれ育った地元指向が非常に強い(パラサイト率も高い)
郊外や地方都市に在住(車社会)
内向的で、上昇指向が低い(非常に保守的)
低学歴で低収入
ITへの関心やスキルが低い
遠出を嫌い、生活も遊びも地元で済ませたい
近くにあって、なんでも揃うイオンSCは夢の国
小中学時代からの友人たちと「永遠に続く日常」を夢見る
できちゃった結婚比率も高く、子供にキラキラネームをつける傾向
喫煙率や飲酒率が高い

20代の3人に1人はマイルドヤンキー!?

マイルドヤンキーの特徴とされる5項目より下記のようにマイルドヤンキー度を定めて、調査対象者(n=1,000)を分類すると、
「完全なマイルドヤンキー」(5項目すべてに該当):4.1%
「かなりマイルドヤンキー」(3~4項目に該当):31.5%
「もしかしてマイルドヤンキー」(1~2項目に該当):48.2%
「非マイルドヤンキー」(0項目に該当):16.2%
となりました。

20代のおよそ3人に1人が「完全なマイルドヤンキー」(5項目すべてに該当)、「かなりマイルドヤンキー」(3~4項目に該当)に分類されるマイルドヤンキー度が高い人という結果になりました。

マイルドヤンキーはモテる

「完全なマイルドヤンキー」:付き合った人数の平均4.2人、現在パートナーのいる割合68.3%
「かなりマイルドヤンキー」:付き合った人数の平均3.5人、現在パートナーのいる割合55.2%
「もしかしてマイルドヤンキー」:付き合った人数の平均2.4人、現在パートナーのいる割合40.7%
「非マイルドヤンキー」:付き合った人数の平均2.2人、現在パートナーのいる割合34.0%
という結果となりました。

マイルドヤンキー度が高くなるにつれて、付き合った人数が多くなる傾向にあり、また、現在パートナーのいる割合が高くなることが判明しました。

マイルドヤンキー度が上がるほど恋愛経験が豊富になっていることより、マイルドヤンキーは“モテる”ということがうかがい知れます。

SNSで分かる「マイルドヤンキー」の見分け方

(1)SNSで繋がっている人たちは圧倒的に「地元の友達」!

誕生日のメッセージやコメントなど、頻繁にやりとりしているメンバーをチェックしてみましょう。公開されている「出身地」を見れば、一目瞭然ですよ。

(2)キャラクターが大好き!

マイルドヤンキー度が高い男性ほど、「くまモン」や「ふなっしー」「ミッキーマウス」「ガンダム」「くまのプーさん」などのキャラクター好き! プロフィール画像や投稿写真に少しでもキャラ要素がある男性は、マイルヤンキーの可能性大ですよ。

(3)W杯ブラジル大会に注目している

9割以上のマイルドヤンキーが「視聴するつもり」と回答したW杯ブラジル大会。もともと仲間意識が高いので、観客が1つになって応援するスポーツからは目が離せないよう。

「マイルドヤンキー」=「DQN」のイメージが強いようですが、地元経済を活性化している一面があるのも事実です。

しかしながら暗い将来予測も

経済活動の観点から見た『マイルドヤンキー』だが、やることが決まっていて、気合を入れて頑張れば、成果が上がる時代であれば、『気合』と『アゲアゲ』が一番だろうが、いやでもグローバル経済に巻き込まれざるをえないこれからの世界では、残念ながらそうはいかない。『学校』のような『モラトリアム環境』でならともかく、魑魅魍魎のグローバル市場で生き残りたければ、思想も、策も、知性も、クリエイティブなイノベーションも、外国人との交流も、今より一層必要がになることは疑い得ない。

率直にいえば、今後のビジネスの現実は、『マイルドヤンキー』には非常に厳しいものになるだろう。下手をすると、今後は、インドやベトナムといった諸国の労働賃金と水準を争うことにさえなりかねない。

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