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「クハ」や「モハ」の意味は?電車の車両番号の読み方

電車での通勤・通学のときに気になっていた「クハ」や「モハ」。意味が分かるとちょっと楽しいかも?

更新日: 2014年06月25日

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この記事は私がまとめました

そういえば通勤・通学で見かけていたあの記号

一見、暗号のようなこの文字列は車両番号といい、実は1両ごとに付けられた車両の名前だ

車体の中央下や、そのほかにも室内の車両同士の扉付近の上のほうにクハ481-105などと、記載されているのを見かけることが出来ます

車両を区別するためにある番号で実は法則性がある

日本においては多くの場合、アラビア数字のみ、または片仮名との併記で表される。数字のみならずアルファベット・平仮名・ローマ数字・漢字などを用いることもある

同じ鉄道事業者に在籍する他の車両との区別のため、管理上の必要から付されるもの

この「名前」には法則性がある。そしてその法則を知っていれば、実は「名前」だけで、それがどんな車両かが分かってしまう

ここではJRの電車の車両番号について説明したいと思います。

ハイフンの前の記号が「○○○系」とその仕様(用途)を表す

JRや私鉄の車両もそうですけど、多くの場合は仕様が同じような車両をまとめて「○○系」とグループ化して管理されています

JR東日本を表すEASTの頭文字で1993年の冬以降に登場した車両についています。

さらに、この系列の中で、先頭車とか、中間車を区別する記号が使われているのです

「113系」という基本設計を同一とするグループがあって、そのなかに仕様が異なる「モハ113形」や「クハ113形」が存在するという具合だ

画像のように文字列を分解すると①車種②用途③電気④種別⑤開発順⑥番台⑦製造順と分かれています。以下、各位の文字の意味について説明します。

1字目のカタカナは車両の種類を表す

1字目の片仮名は、その車両が「輸送機械」としてどの種類なのかを意味する

ク・・・運転台付き(正しくは制御車といいます。ここから電車をコントロールしますからね。基本的に先頭車です。)

搭載機器は少なめで、床下に空きスペースが多いです。また制御車同士を向かい合わせで連結したとき、通路になる扉があるものを「貫通型」、ないものを「非貫通型」と呼ぶそうです。

モ・・・中間電動車(つまり、運転台は付いていないけど、モーターが付いている中間の車両)

モーター関連機器で、床下が混み合っている場合が多い。また、パンタグラフを備える車両はたいていの場合電動車です(2両の電動車がセットの場合はパンタグラフは片方の車両についている)。

この場合のみ、2文字で表記する。床下が機器類で混雑しているほか、パンタグラフを備えることもある

2両編成など短編成のローカル線で見られるそうです。

サ・・・モーターもない、運転台もない。つまり、ただ引っ張られているだけの車両(ちょっと語弊があるか?? ちなみに一番静かです)

搭載機器が少なく、床下が空いている場合が多いです。

1文字目に「キ」が付くのは電車ではなくて気動車です。ディーゼルエンジンなどの熱機関を動力にして自走する車両のことです。動力の付いている気動車はすべて「キ」ですが、付いていない制御車は「キク」、付随車は「キサ」と2文字にします。

蓄電池の電気を利用する車両には「蓄電池」を意味する「EV(Energy storage Vehicle)」、ハイブリッド動力方式を採用している形式には、「ハイブリッド」を意味する「HB(Hybrid)」が表記されています。

2字目のカタカナは車両のグレードを表す

ハ・・・普通車(自由席だったり、指定席だったり、単なる通勤電車だったりしますが・・・)
 ロ・・・グリーン車(特に高い料金を払って乗る車両ですね。特急の他、なぜか東海道線の通勤電車にもついていますな)

国鉄時代は「イ」=1等車、「ロ」=2等車、「ハ」=3等車の区別がありました。その後「イ」を廃止。現在は旧1・2等車を表す「ロ」と普通座席の「ハ」の2種類です。

「モハ」等の後に「ネ」=寝台車、「ヤ」=職用車、「ニ」=荷物車のように設備を表す記号が付くことがあります。

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