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日本の救世主となるか?燃える氷【メタンハイドレート】への期待と課題

石油危機から石油燃料の代替として、さらには原子力発電所の事故により、さらに求められるようになった代替エネルギー。次世代エネルギーとも言われるメタンハイドレートとはどんなものなのか。日本における期待と課題。

更新日: 2016年06月22日

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4jouhanさん

メタンハイドレートって何?

”燃える氷”と表現されることが多く、メタンと水が混じった氷状で海底に存在する。

大量のメタンをふくんでいるため、勢いよく燃えて、最後は水しか残らない。

最大の特徴ともいえるのが、その分子構造から、ガスを固体状態で大量に貯留できることです。

メタンハイドレートが注目される理由

メタンは「天然ガス」として利用されており、メタンハイドレートの利点はその物理的性質による、貯蔵や燃料として利用する際の利便性です。
そして、温暖化対策としてCO2排出量の軽減も期待できます。

メタンハイドレートとはメタンが低温高圧のもとで固体状となった物質で、燃焼効率が高いことが特徴

天然ガスを液体にするには-162℃という非常に低い温度にしなければならないために、高価な冷却装置と貯蔵容器が必要になる

メタンハイドレートは、これよりも穏やかな条件(0℃、30気圧など)でつくることができます。

高圧ボンベよりも低い圧力で170倍ものガスを貯蔵できるため、新しいメタン貯蔵媒体として注目されています。

※LNG:Liquefied Natural Gas 液化天然ガスの略

資源大国 日本誕生?!

日本周辺の海底には年間の天然ガス使用量の100年分以上に相当するメタンハイドレートが分布していると言われている

日本近海は、世界最大の「メタンハイドレート」量を誇っているのです。日本は世界最大のエネルギー資源大国になる可能性を持っているのです。

メタンハイドレートの存在を示唆する地域
(メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム)

秋田・山形県沖と島根県隠岐諸島周辺の日本海2海域で、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の存在が有望視される地点が政府の調査で初めて確認

産経新聞 2014年6月20日(金)

メタンハイドレートの商業開発が可能となれば3兆3638億円の売上高が見込める

■メタンハイドレートの課題

環境への影響

メタン自体が大気に放出されると、大気中での分解は早いが、温暖化への影響が二酸化炭素の20倍もあるとされていて、採掘のしかたによっては、温暖化を加速させると心配されている。

採掘することにより、地層が変形して地盤沈下や海底地すべりのような現象が生じるのではないか

領土問題

日本周辺に「メタンハイドレート」が多く存在することにより、隣国との経済水域の主張争いが激化する心配がある

近年ニュースなどで取り上げられる事の多い尖閣諸島や竹島の領土問題ですが、実は中国や韓国がこれら領土を通じて狙っている”真の目的”はメタンハイドレートを含む地下資源だと言われています。

北方領土や竹島、尖閣諸島周辺でもメタンハイドレートが埋蔵されているとみられている。

採掘技術・コスト面

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