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【撮影講座】誰でも撮れる蛍(ホタル)の撮影方法

最低限の装備で蛍(ほたる)の光跡を撮影する方法を紹介

更新日: 2020年07月08日

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hiroshiroさん

(1)用意するもの

高感度に強く,マニュアル撮影が出来るカメラ
バルブ撮影できるものが理想

シャッタースピードを自由に変更可能であれば,スマホでも撮影可能

開放F値の低いレンズが望ましい
広角レンズで撮るのも良いが,蛍に近づけないと迫力に欠ける写真になりがち
50mm(35mm換算)位の単焦点レンズが良い

無論標準ズームレンズでも撮影は可能
ただし標準レンズはF値が高めなため,撮影時,露光時間は長めの傾向になる

長時間露光には三脚は必須(どこかに置いての撮影も可能だが角度の自由度が減る)
撮影中に風で揺れたり振動で動いたりしないもの

三脚が無い場合は,地面に置いての撮影となる
これでも撮影は可能だが,撮影構図の自由度は極端に減る

シャッター時の振動,ブレを抑える
シャッターボタンをロック出来るものが望ましい
インターバル撮影などのプログラムが組めるものを用意すると撮影が楽

レリーズが無い場合は,カメラに付いてる2秒タイマーを使い手ブレを抑えることは可能(ただし全て撮影は手動となる)

時間さえかければ,数匹の蛍からでもそれなりな絵にはなるが,やはり出来るだけ数の多い場所の方が良い
目視で,最低30匹位いるような場所が望ましい

また,飛び始める時間,飛び終わりの時間も把握しておく,一般的には20時~21時が第一ピーク

長丁場を覚悟出来る気合(質を求めると一枚に30分は覚悟)
椅子が置ける所なら椅子でくつろぐのもあり

その他,ピントを動かさないようにするテープもあると良い

(2)構図を決める

理想は暗くなる前に現地に付き,まだ明るいうちに構図を決めピント合わせをしておく

もし暗くなってからの現地入りの場合は,とりあえずノイズを気にせずISOをMAXまで上げて,撮影しながら構図を決める

ピントはAFに頼らずMFで合わせる
合わせたらピントリングをテープで固定しておくと,ズレない

(3)カメラの設定

F値:開放(開放が弱いレンズは若干絞って)
ISO:ノイズののらない程度上げる(カメラによって変わるが最近の一眼レフなら1600程度)
シャッタースピード:複数枚を合成して写真にするのを前提にするので,長過ぎなくても良い(5~20秒)

以上を調整しながら撮影し,明るすぎず,暗すぎずの適性露出を探す
明るすぎるとホタルの光が見えにくくなり,暗すぎると背景が見えなく,写真としては面白みに欠ける

(4)レイヤー合成を前提に実際に撮影する

レイヤー合成を前提の場合,ホタルの光跡を撮影するのは,長時間露光せずに,枚数で稼ぐようにする
長時間露光は,外部からの光(ヘッドライト等)が入るとその一枚は無駄になるため避けたい

真っ暗になる前にある程度F値を絞って,クリアな背景写真を撮っておくと,後でレイヤー合成した時に,光跡と背景とのコラボでカッコイイ写真が撮れる

インターバル撮影のできるレリーズを持ってる人は,撮影は放置で可能

ホタルの数にもよるが,20枚ほどあると迫力の写真になる
(数があればあるほど,光跡は増える)

(5)帰宅後 レイヤー合成する前に

合成する前に,色みや明るさコントラスとなどを好みに微調
ノイズ除去も忘れずに

参考までに無料でノイズ除去したいと言う方に...

(6)レイヤー合成をする

PhotoshopやGimpで比較(明)でレイヤー合成する

まとめてレイヤー合成してくれる,無料ソフトも...

終わりに...
蛍は強い光を嫌います
くれぐれもストロボの使用は避けて下さい

また蚊などの虫の多い所に,蛍はいる場合が多いですが,虫除けスプレーの使用は避けて下さい
蛍も虫なのです

では,マナーを守って 良い蛍撮影ライフを

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