マルクス家の出納帳は収入に対してしばしば支出が上回っていたが、マルクス自身は贅沢にも虚飾にも関心がない人間だった。マルクス家の主な出費は、マルクスの仕事の関係だったり、家族が中流階級の教育や付き合いをするためのものが大半だった。

出典フリー百科事典「ウィキペディア」、カール・マルクスのページから引用

このエピソードから読めるマルクスのイメージは、家計をふりかえらずに自分の仕事に一心に取りくんだ人という感じ。ところで、好きな仕事という質問に「本の虫になること」と答えたマルクスは、その仕事で行動の必然をつかんで本の世界の外での政治活動も開始します。つまり、思考と実行の両方をフルスロットルで生きた人物で、倫理の教科書で大きく扱われるのもうなずけます。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのカール・ハインリヒ・マルクス

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。カール・ハインリヒ・マルクス(1818~1883)。キーワード:「物象化」「生産関係」「労働者(プロレタリアート)」「社会的諸関係のアンサンブル(総和)」「労働疎外」主著『経済学批判』『資本論』『経済学・哲学草稿』『共産党宣言』

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