学科の星屋です。センター倫理の小ネタ。「ある歴史的現実の(略)メカニスムを明らかにし、その機能する様態を記述するという分析の方法を、われわれはマルクスに負っている」と言うのは哲学者ミシェル・フーコー。マルクス主義の学者に批判的なフーコーも、マルクスを率直に肯定している。

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蓮實重彦『批評あるいは仮死の祭典』(せりか書房)のインタビューから。ちなみに、ここでフーコーはマルクス学者はマルクスのテキストを読みすぎて現実を読まないという趣旨を述べていますが、彼はマルクス主義的言論人から「このブルジョア哲学者め」的なののしりを受けていたので、批判と言うより批判への反論としてあるのだと思います。ちなみに「ブルジョア(資本家)」は「プロレタリア(労働者)」と対に扱われる用語です。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのカール・ハインリヒ・マルクス

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。カール・ハインリヒ・マルクス(1818~1883)。キーワード:「物象化」「生産関係」「労働者(プロレタリアート)」「社会的諸関係のアンサンブル(総和)」「労働疎外」主著『経済学批判』『資本論』『経済学・哲学草稿』『共産党宣言』

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