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【IVS SW Session5 ハイライト】ビック・ベンチャーを創れ!

(スピーカー)株式会社Gunosy 木村 新司氏株式会社クラウドワークス 吉田 浩一郎氏株式会社スマートエデュケーション 池谷 大吾氏株式会社ポケラボ 前田 悠太氏(モデレーター)インフィニティ・ベンチャーズLLP 小野 裕史

更新日: 2014年06月28日

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IVS_Summerさん

スピーカー

株式会社Gunosy 代表取締役 共同最高経営責任者Co-CEO 木村 新司氏

株式会社Gunosy 代表取締役 共同最高経営責任者Co-CEO
1978年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、株式会社ドリームイン キュベータ、株式会社シリウステクノロジーズ取締役を経て、2007年3月 株式会社アトランティスを創業、代表取締役社長就任。同社をグリー株 式会社に売却した後、2013年11月当社代表取締役共同最高経営責 任者に就任。

株式会社クラウドワークス 代表取締役社長兼CEO 吉田 浩一郎氏

株式会社クラウドワークス 代表取締役社長兼CEO
1974年兵庫県神戸市生まれ。東京学芸大学卒業後、パイオニア、リー ドエグジビジョンジャパンなどを経て、ドリコム執行役員として東証マザー ズ上場を経験した後に独立し、2011年11月に株式会社クラウドワーク スを創業。翌年3月にサービスを開始したクラウドソーシングサービス 『クラウドワークス(』http://crowdworks.jp/)は「、21世紀のワークスタ イルを提供する」をミッションに「地域活性化」「女性の新しい働き方を 支援する」「海外展開」という3つのテーマで事業を展開。2012年6月に は「IVS 2012 Spring Launch Pad」で優勝、2014年5月現在、登録 会員は16万人、利用企業は30,000社にのぼる「。激変! 東大生の就活 (週刊東洋経済 特集)」「、大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る
会社(著 オバタカズユキ氏・朝日新聞社出版)」など、メディア掲載多数。 数日をかけてグループごとにUX改善(サービスの利便性改善)に取り 組むインターンプログラムは高い人気を誇り、毎シーズン数百名の参加 希望がある。

株式会社スマートエデュケーション 代表取締役 池谷 大吾氏

株式会社スマートエデュケーション 代表取締役
明治大学大学院理工学研究科修士課程修了後、2000年4月日本 ヒューレットパッカード株式会社に入社。システムコンサルタントとして大 手携帯キャリアの基幹システムの開発プロジェクトに従事。2004年8月に 株式会社シーエー・モバイルに入社。公式課金サイト、SNSサイト、ソー シャルゲーム等 数多くのモバイルメディアの企画開発に従事。2006年 12月に同社執行役員、2008年12月に同社取締役に就任。2011年6月に 「世界中の子ども達のいきる力を育てたい」想いから株式会社スマー トエデュケーションを創業し、代表取締役に就任。

株式会社ポケラボ 代表取締役社長 前田 悠太氏

株式会社ポケラボ 代表取締役社長
株式会社JAFCOにて、主にIT/モバイルセクターのベンチャー投資/ 育成に従事。2010年7月より当社参画、取締役CFOとして経営管理部 門を担当。組織創りからアライアンス、事業推進まで広く従事。2011年12 月より現職。GREE(株)の取締役を兼任。弁理士。
Pokelabo, Inc:. スマートフォン(Appstore/Google Play)ソーシャル ゲームの開発・運用を行う。9タイトルを日本国内で配信し、7タイトルが TopGrossing100位にランクイン。海外100か国超にも3タイトル配信中。 SEGAとの合弁会社「株式会社SPG labo」及びGREEとの戦略的資 本業務提携によってスマートフォン事業を大きく進める。2007年創業、 社員247名、資本金13億7,290万円。

どのような学生時代を過ごしていたか?

木村氏:自分でビリヤードのサークルを作っていた。インカレで楽しい思い出を創ろうとしていたが、プログラミングしてオークションシステムをつくったり。就活で、信託銀行に行って、投資銀行業務をしたいと行ってしまった事もあった。ビジネスの世界が全く分かっていなかった。ドリームインキュベータでMBA的なことを学んだ。

池谷氏:ものすごく普通の学生だった。バイトしたり、サークルを作っていた。

前田氏:岐阜でバンドをしていた、東京に来た。来て半年でバンドの夢は破れ、キックボクシングしかやらなくなった。プロになった。日本一をめざしたが、やめて。技術と経営の間というような授業で、弁理士の資格を取った。特許関連であったりとか、事務所から仕事を貰って。その場の思いつきで、すぐに行動に移してみる。あまり考えずに動くノータイムポチリ。キックボクシングやっていて、体調管理について学んだ。

吉田氏:中高は進学校だったが、下から10番だった。学校という社会から否定されていた。ボーリングを死ぬほどやって、251まで出た。でもプロにはなれない。ビリヤードもやりこんだが、プロにはなれない。漫画描いてコミケに出したが、誉めてもらえず。大学入って、劇団、カメラなど。登山など。雪山スノボなど。全て向いていなかった。興味のあることを常にやってきた。プログラミングも飽きてしまった。クリエイターには関心があったので、ナウシカの全セリフ覚えたこともあった。ドリコムでは、プロデューサーにはなれる。やりたいことと向いていることは違うが、色々やり尽くす中で見えてきた。

なぜ起業に至ったか?

吉田氏:営業向いていると言われて、やってみて結果が出た。凄く認められた。でも、始めの頃は人を尊重できていなかったため、初めて、事務の人にボイコットされた。2ヶ月間、全ての事務を自分で行った。昇進も止められた。チャレンジし続けて、新規事業を立ち上げた。ITベンチャーをやった。自分にラベルをつけるとコミュニケ-ションが早い。自称、営業の達人の名刺。それをドリコムの内藤さんに渡したところ、探していた、と。2回目会ってドリコムの入社を決めた。軟禁されたり色々あったが、上場を何とか遂行した。でもその後のビジョンが無くて、失敗した。

前田さん:ジャフコに行ったのがポケラボのキッカケ。何をしたいかという目的が無かった。色んな仕事を見られる仕事が良いということで、経営コンサルとVCを受けた。その中でモバイルゲーム、再生医療、ナノテクノロジーなどが面白い分野だった。GREEの田中さんやインキュベイトファンドの人に出会って、3,4人で会社を創る。シリコンバレーに行き、10億円の調達と共にジョイン。自分の仮説があった。凄く大きな大局観。フェイスブックのゲームが伸びていた。ガラケーのモバイルゲーム市場は日本が世界一。モバイルゲームの分野が日本では面白いなと思って。会社がつぶれそうになって、自分が社長になることになった。10人の会社が80人の会社になった。何のリテラシーも無い人が会社を大きくするとカオスになる。社長候補を探したりとかあったが、なかなかフィットしない。その中で、自分がやると。他の創業者はものづくりに専念してもらう。リスクを取りながら、結果うまくいったという形。自分として色んな局面があるが、その都度、身軽に動いてきた精神が重要だったと思う。頭がいいのだから、さっさと実行に移した方がいい。ロイヤルストレートフラッシュみたいなメンバーで起業した方がいい。こういう機会を非常に大きなものに捉えた方がいい。

池谷さん:行き当たりばったりで、出会いに救われた。実行力が自分の強みだと思っている。CAモバイルは会社の利益を支えた良い会社だった。その後、業績悪化し、CAから役員を送り込まれる。社是を押しつけられながら、やとわれ社長であることに気付く。道は二つ。ものすごくリッチな役員で居続けること、もう一つは自分でやること。有意義なテーマを選び、教育を選んだ。しかも飽きずにやれる。記憶に残る製品を作る。その中で起業した。

木村さん:最初のきっかけは、DIで働いていた時、ヤフーにいた小澤さんに出会った。1リーグ制になる時に球団を買ったりという動きを見た時に、自分の仕事の小ささを思い知った。それでも変なプライドが邪魔をしていた。自分でやった方がいいと思い切ったのが最初。周りの連中が昇進していくのを見ていて、だからこそ成功しないといけないと感じていた。

この先、どこまで行きたいのか、どうなりたいのか。

吉田氏:営業利益1兆円超えを20年の内にやりたい。すなわち、孫さん超え。孫さんは誰にもできないことをやるから凄い。孫さんがやってくれたから、やりやすくなっている。三木谷さんも1兆円を実現。上場後の世界を常に考えている。人とロボットの競合が始まった。人間の働き方は変わっていく。右脳のセンスは機会にリプレイスされる可能性が低い。その未来を想像してやっていく。お金がコモディティ化してきている。未上場で100億調達するベンチャーが出てくるはず。メガベンチャー作るには1兆円宣言をすること。

ただ、創業から二年、数値目標だけを追ってきた事は一度もない。ユーザーへの提供価値を考えている。でも理念と数字が両立しないとメガベンチャーは生まれない。より重要なのは理念。オンラインで仕事ができ、調達も出来るようなビジョンを実現したい。資本主義には公益と株主の二つがある。カゴメは株主優待に2億円かけて個人株主を集めている。四半期で利益を追い求めるような姿勢は株主資本主義。この行き来がある瞬間はある。資本主義に対して対話をしていかないといけない。

前田氏:数字にはコミットしていないが、価値観としてムーブメントを創りたい。日本から世界に大きな勝負をしたいという気持ち。自己顕示欲に近いものだと思う。世界に認められたら面白いじゃないか、と。何を叶えればいいのかと考えた時に、モバイルゲームだと思った。どうなりたいかと言われれば、どの国に行ったって任天堂やスクウェアエニックスなど知っているので、世界中どこでも社名やロゴを見られただけで期待されるように。これは尽きる欲求では無い。曖昧だからこそ、ずっと追いかけられる。+αで環境もある。自分が採用したメンバーに同じようなことを言っているので、怠けられない。自分だけでそういう欲求を維持するのは難しいが、環境が欲求を駆り立てる。志に対して素直にチャレンジすることを勧めたい。

池谷氏:良い建築物を創りたいと思った。誰でも知っているようなもの。世界中の子供たちの記憶に残る製品を作りたい。レゴやディズニーみたいなもの。自分にだって出来るはずだと思っている。50年後を見て目指したい。記憶に残るスマートエデュケーションになるはず。

木村氏:5年くらいで日本を代表するメガベンチャーになりたい。ニュースからポータルアプリへ。世界中でGunosyがポータル化して行けば良い。ビッグベンチャーを創るために何が必要かと言えば、ノウハウ、タイミング(ネットバブル、SNS、ソシャゲ、ハードの変化...)。すでに成功している人の知覚で、経営の感覚を知ることは成功確率を高めるはず。

質問:20年後に無くなってしまう仕事は?

吉田氏:現在想像出来る事はすべて現実になる。例えば食事が不要になる完全栄養食「ソイレント」みたいなものが出てきている。また、「Yo」と送る事しか出来ないサービスまで出てきている。コミュニケーションのあり方が変わる。楽しいとかおもしろいとかそういう感情だけの世界が大きくなってくる。そういうアプリとかにお金が集まっているのは健全。家入さんにお金が集まるように、ワクワクすることにお金をかけるということが次のやり方。

参考:食事が不要になる完全栄養食「ソイレント」がついに出荷を開始

質問:20年後の教育はどう変わっているのか?

池谷氏:21世紀型スキルの話をしたい。今子供もの頃の仕事はなくなってきている。例えば今コックという仕事は無くて、パティシエとかに細分化してきている。根っこの教育。何かが消えるということは無いが、各人がいろんなことを学ぶようになってくる。高度経済成長に対しては今までの教育でよかったが。インターネットによって変わる、というのは普通のこと。

吉田氏:共有の意識に変わってきている。ここに埋没せず、プラスアルファ固有の考えを持つのが難しい時代になっている。リアルタイムにつながっていることから離れて、オリジナルのストーリーを20年後持っていないと。

質問:メガベンチャーが日本から出るためには、どんなプロダクトを考えるべきなのか。

前田氏:結論は、サービスによる。UX、UIを全て変えてゲームを出している。特徴的なのはハード系のベンチャーだが。あえて海外で立ち上げ始めて、販路を海外に作る前提で、メイドインジャパン攻めするとか。

池谷氏:今シリコンバレーだけでななく世界中からグローバル企業が生まれている。スウェーデンのスタートアップの人に言われたのは、「日本は内需があっていいなあ」ということ。海外なら始めからグローバル社会に生きている。スタートアップの悩みとして、内需がそこそこ大きいだけに、上場までは行けちゃうけど、その後伸び悩む。足元を撃ち込まれていけば、やっていかざるを得ない。

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