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【後世に伝えたい戦争の歴史】サイパン;バンザイクリフの悲劇

政府は集団的自衛権の行使を認めるために、憲法解釈を変える閣議決定しました。今後の日本はどう変化していくのか。戦争での悲劇について少しでも知っておいて欲しい歴史のお話です。

更新日: 2014年07月02日

takeya69さん

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バンザイクリフとは?

バンザイクリフ(Banzai Cliff)は、北マリアナ諸島サイパン島最北端の岬である。正式名称は、プンタンサバネタ(プンタン平原)

足がすくみそうな80mの断崖絶壁

サイパンについて

透き通った海水とサンゴ礁(ラグーン)に囲まれたリゾート地で、日本から最も近い英語圏である

日本人に人気のある旅行先です

出来事

太平洋戦争(大東亜戦争)中、日本軍司令部がサイパン島北部にあり、アメリカ軍の激しい戦闘(サイパンの戦い(1944年6月15日~同年7月9日))において、追い詰められた日本兵や民間人が、スーサイドクリフと同様にアメリカ兵からの投降勧告、説得に応じず、80m下の海に身を投じて自決した悲劇の断崖(岬)である。

呼び名の由来

多くの自決者が「天皇陛下、万歳」と叫び両腕を上げながら身を投じたことから、戦後この名で呼ばれるようになった。自決者の数は1万人にのぼるとも言われていて、海は血で真っ赤に染まり、死体の海と化した

背景

“バンザイ・クリフ事件” 実は米軍による婦女暴行や虐殺が誘発した事件であった

「いまだにジャングル内に残っている日本の兵隊さん、
住民に告ぐ。
いまかけた歌は、なんと懐かしい歌ではありませんか。
みなさんの幼い頃を思い返してください。
一日も早く、平和な日が訪れるのを、故郷の父母が待っていることを忘れないでください」
「米軍は虐待しません。命が大切です。早く出てきてください」
投降を勧める放送は再三くり返された。

我々はその放送を頭っから否定した。
「そんな甘い手に我々がのると思うか」
放送を耳にすればするほど、強い敵気心が湧いてきた。

幼い子供と老人が一組にされ、滑走路の奥へ追いやられた。
婦女子が全員、素っ裸にされた。
そして、無理やりトラックに積み込まれた。積み終ったトラックから走り出した。
婦女子全員が、トラックの上から「殺して!」「殺して!」と絶叫している。

婦女子が連れ去られたあと、こんどは滑走路の方から、子供や老人の悲鳴かあがった。
ガソリンがまかれ、火がつけられた。飛び出してくる老人子供たち。

米兵が日本兵の頭部を煮ている写真

二人の兵隊が滑走路のすぐ横の草むらに置き去られて泣いている赤ん坊をみつけだし、
両足を持って、真二つに引き裂いて火の中へ投げこんだ。
「ギヤッー!」という悲鳴。
人間がまるで蛙のようにまた裂きにされ殺されていく
……。彼らは、それをやっては大声で笑った。
無気味に笑う彼らの得意げな顔が、鬼人の形相に見えた。

戦争は人を狂わせ、人に非ずものへと変えます

敵に捕らわれて恥辱を受けるより、死を選んぶという、
当時の日本人の思想をそのまま実行した
この岬の崖の向こうは海です
この海を真っ直ぐ行けば日本です

どうせ死ぬのならなるべく母国へ近い所でという思いがあったのかもしれません

子供を突き飛ばして自分も飛び降りるもの
手を繋いで家族一緒に飛び込むもの
次々と崖からどんどん順番に飛び込んでいった

スーサイドクリフ

サイパンの最北端に位置する険しい崖。かつての太平洋戦争の折に、多くの人々が自殺して亡くなったことから、スーサイド(自殺)という名をつけられた。

雄大で綺麗な眺めであるがあの断崖絶壁から多くの人間が身を投じた

米軍に追われた民間人は、もう逃げ場はなかった
前を覗き込むだけで目がくらむ垂直の崖があるだけである
後ろからは米軍の戦車や砲弾が迫っていた
この崖の手前の谷では海軍の傷病兵、従軍看護婦らが注射か毒物で集団自殺をしていた

崖の上ではガラパンの慰安婦らが手榴弾で集団自決をしたらしく、あちこちにむごたらしい姿になって散乱していた
木の枝には首をつった男女の死体がいくつもぶら下がっていた

崖には小さい洞窟がいくつもあるのだが、この洞窟に隠れていた民間人の中に、泣き叫ぶ子があった
泣き声は米軍に隠れていることを知らせるようなものである
その子のおじいさんがまわりに気兼ねをして、泣き叫ぶ子の首をカマで切ろうとした
なかなか切れず兵隊さんに撃ってほしいと頼んだ

自分の我が子を殺めないといけない程の状況であった
胸が苦しくなる

米軍は拡声器を持ち出し、カタコトの日本語で投降を呼びかけ続けた
しかし、敵に捕まったり殺されるよりは自らの死を選んだ

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takeya69さん