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奈良 室生にも芸術空間を生んだ ダニ・カラヴァン 作品集(Dani Karavan)

周囲の環境や都市などの景観と一体になった壮大な彫刻で知られるダニ・カラヴァン(Dani Karavan)の作品集。ダニ・カラヴァンは日本でも素晴らし作品(アートスポット)をつくっていて、1998年には高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞もしています。

更新日: 2014年07月21日

JSCさん

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ダニ・カラヴァン氏

1930年12月7日、テルアビブに生まれる。
周囲の環境や都市などの景観と一体になった壮大な彫刻で知られる。
1998年 高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞。
根源的なインスピレーションを与えてくれるのはイスラエルという土地だという。

幼かったある日のこと、私は心に決めたんです。大人になったら砂の上に大きなデッサンをし、ものをつくりたい、と。砂の上に描いた線やつくった形は風が吹いてくれば消え去るわけですが、なにかそこに彫刻の原型のようなものを感じたんです

ダニ・カラヴァン(Dani Karavan)の作品

室生山上公園

《室生山上公園芸術の森》は、古来より育まれた室生の豊かな自然、歴史、ひとびとの営みと、その環境に耳を傾け、そこから新たな場所を想像する環境彫刻家ダニ・カラヴァンの、行くたびにもわたる対話が結実したモニュメンタルな空間である。

出典『「空間に生きる―日本のパブリックアート」展』(発行:「空間に生きる―日本のパブリックアート」展開催実行委員会 空間造形コンサルタント ©2006

1200年余この地に伝えられてきた文化遺産、室生寺より西側斜面を登り里山の風景が途切れるあたり、山林に囲まれた南北にのびる約8ヘクタールの谷間に、この公園は姿を現す。

出典『「空間に生きる―日本のパブリックアート」展』(発行:「空間に生きる―日本のパブリックアート」展開催実行委員会 空間造形コンサルタント ©2006

敷地は室生地区で実施されている地すべり対策事業地の一角に位置し、国や県の砂防の専門家や技術者との協働を重ね、土木事業とアートが融合した革新的な環境整備を実現しようとしたものである。カラヴァンは、地滑り対策上の技術的な必要性を見たしながら、敷地の地勢に沿った造形物の在り方にこだわった。湖の形、遊歩道、水路の柔らかなカーブは自然の形態を尊重するカラヴァンの姿勢を表している。

出典『「空間に生きる―日本のパブリックアート」展』(発行:「空間に生きる―日本のパブリックアート」展開催実行委員会 空間造形コンサルタント ©2006

前の連休で行った室生山上公園芸術の森.環境造形作家ダニ・カラヴァンのモニュメントがある.シュール系だけど螺旋や鳥居をモチーフにしたり,元あった棚田を作品に取り入れるなど日本の自然を十分理解してる作品.この人のセンスやべえと久々に思った pic.twitter.com/I9oSIHGnWj

そうだ…室生山上公園だ。ダニ・カラヴァン…めっちゃよかったよ。 pic.twitter.com/QfrXsFN3Vm

ネゲヴ記念碑

テル・アヴィヴから南に約八〇キロのところにべエル・シェバという町がある。そこは「創世記」以来の伝説の町だが、《ネゲヴ記念碑》は近くの丘につくられている。その巨大な全容を評して、ピエール・レスタニーは、砂漠のなかの「彫刻の村」のようだと形容したが、一種の「地霊」との対話を示す不思議な「場」ともなっていた。わたしには容赦ない砂漠のいとなみと、人間の意志との不断の闘いを示しているように思えた。

出典ダニ・カラヴァン 遠い時の声を聴く 酒井忠康 著

大都市軸

一九八〇年から続けられているダニ・カラヴァンのプロジェクト「大都市軸」は、パリの西北に位置する町セルジ・ポントワーズに設置された一二の滞留地点からなる、大地への全長三キロに及ぶ直線の書き込みである。夜間にはこの滞留地点の端と端がレーザー光線で結ばれ、パリに向けて延びる軸の存在を可視化する。

敷石は、《ルーヴル・ピラミッド》建設の際に剥がされた
ルーヴル宮殿の石を再利用したものだそう

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