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福岡海の中道大橋飲酒運転事故【今林大】

福岡海の中道大橋飲酒運転事故とは、2006年(平成18年)8月25日に福岡市東区の海の中道大橋で、市内在住の会社員の乗用車が、飲酒運転をしていた当時福岡市職員の男性の乗用車に追突され博多湾に転落し、会社員の車に同乗していた3児が死亡した事故。

更新日: 2014年07月04日

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福岡海の中道大橋飲酒運転事故(ふくおかうみのなかみちおおはしいんしゅうんてんじこ)とは、2006年(平成18年)8月25日に福岡市東区の海の中道大橋で、市内在住の会社員の乗用車が、飲酒運転をしていた当時福岡市職員の男性の乗用車に追突され博多湾に転落し、会社員の車に同乗していた3児が死亡した事故。

概要

年齢はいずれも事故当時のもの。

2006年8月25日22時50分ごろ、33歳の会社員・その29歳の妻・3児の家族5人が乗っていた乗用車(三菱・RVR)が、福岡市西部動物管理センターに勤務していた22歳の男性が運転する乗用車に海の中道大橋で追突された。追突された会社員の車は橋の欄干を突き破り、そのまま博多湾に転落した。事故車は水没し、この結果4歳の長男・3歳の次男・1歳の長女が水死した。また会社員と妻も軽傷を負っている。 追突後、今林被告は逃走を図ったが、追突により乗用車の左前部が大破していたことから事故現場の300m先で停止した。逃走をあきらめた今林被告は被害者を救助することもなく、水を飲むなど飲酒運転の隠蔽工作を試みた後に身柄を確保され、翌26日の早朝に逮捕された。当夜今林被告は自宅や複数の飲食店で飲酒をしており、事故直前には現場近くの交差点で停車中の車に衝突しそうになったという目撃証言がある。事故当時、今林被告は80km/hぐらい出していたと供述する。飲酒量もビール数本に焼酎数杯と、相当量の酒を飲んでいる。また、複数の友人・知人に身代わりを依頼し、断られている事も判明。

事故後に今林被告に大量の水を飲ませ飲酒運転を隠蔽した22歳の大学生が証拠隠滅容疑で、飲酒運転と知りながら同乗した32歳の会社員が道路交通法違反(飲酒運転幇助)の容疑で逮捕された。この後、今林被告は危険運転致死傷罪と道路交通法の救護義務違反(ひき逃げ)で起訴され、福岡市は被告人を分限免職した。福岡市には900件を超える苦情があり、8月28日に山崎広太郎市長が陳謝した。山崎は「飲酒運転は厳罰」を表明。なお、事件から約3か月後の2006年11月19日の福岡市長選挙では、山崎は新人の吉田宏に敗れた。

弁護人は「飲酒運転の影響はまったくなく途中の追突もない正常な運転で、わき見が原因」、「被害者の父親は居眠り運転をしていた」と主張した。これについて被害者の父親は「私個人に非があるような言い分は許せない」と批判した。被害者家族は億単位の損害賠償を要求している。

http://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%B5%B7%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%81%93%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E9%A3%B2%E9%85%92%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BA%8B%E6%95%85

福岡海の中道大橋飲酒運転事故【今林大】

時系列

◆8月25日(金曜日)午後5時
福岡市西区にある福岡市西部動物管理センターで野犬の引き取りやペット飼育の啓発などを担当している今林 大(ふとし)容疑者(22歳)は、午後5時に退庁し、帰宅後まだ明るいうちから一人で飲酒します。


◆25日当日7時過ぎ
半年くらい前から常連になっている焼鳥屋で、東区のタイル職人の友人男性(20歳)と32歳の先輩ら2名と待ち合わせをしていて、ここで生ビールのジョッキ3杯、焼酎5合瓶(900ml)を飲み干し、新たに焼酎5号瓶を注文し3分の1を飲んでいます。

この店での今林容疑者グループの評判は最悪で、“ヤンキー”と認定されていました。

今林容疑者は酒が入るとふんぞり返って、大騒ぎするようなタチの悪い飲み方をしていて、他の常連客も、出来る限り目を合わせずに、関わり遭わないようにするような浮いた飲み方をしていたようです。

以前には、店内で飲んでいた今林容疑者が、店の前を通りかかった高校生カップルに、突如因縁を付けて暴行し、店主に止められています。

今林容疑者は中学時代から“ワル”のリーダー的な存在だったようで、今林容疑者を知る人たちからしたら「よく公務員になれたながく~(落胆した顔)」と思われていたようです。

今林容疑者の両親も、不良息子が公務員になったことで、安堵していたようです。

午後9時半頃ようやく会計し、今林容疑者は一旦タクシーで帰宅します。


◆25日当日午後10時前
このままテレビを観て寝てしまえば良かったのに、酩酊状態で自家用車を自ら運転し、この日2軒目の、行きつけのスナックに繰り出します。

ここも、知人(コイツも容疑者と同じ今林という姓、今林 健容疑者)と待ち合わせをしていたのでした。

このスナックでも、焼酎やブランデーの水割りをしたたか飲み、動物管理センターの同僚らに
「すごく酔ってる」などとメール送信しているくらいですから、もうベロベロ状態ですが、ここで亀田大毅のようにカラオケ大好きな今林大容疑者は10曲くらいもお歌を絶唱していたようです。

事故後、福岡県警は、このスナックを
「道交法違反(酒酔い運転ほう助)容疑」で検挙しようとしますが、

・ 今林大容疑者が普段店からタクシーを呼ぶこともあった事実
・ 今林大容疑者が当日車で来店したのを見ていない

ことから、店が飲酒運転を知りながら酒を提供したのではないと判断し、立件を見送ったのでした。

◆25日当日午後10時半ごろ
スナックを会計し、今林大容疑者は「ナンパ目的」のため福岡市中心への移動を提案し、意気投合します。

今林大容疑者は、「酒を飲んでも前後不覚になったことはない」と豪語するほど、飲酒運転には自信があるようで、「酒を飲んだら、シューマッハさ~」と、「検問に引っ掛からなければ決定」という無謀さでした。

今林大容疑者は、スナックで飲んだ今林健容疑者とタイル職人の男(20歳)の2人を乗せて、いつものように飲酒運転し、途中、今林健容疑者を降ろします。

◆8月25日当日午後10時50分ごろ
追突された大上哲央(あきお)さん(33才)の運転するRV車は、制限速度50kmの車道を、「流れに乗って雁の巣から人工島に向かって走行していた」ことから、時速60km前後で走行していたと考えられますから、今林大容疑者の乗用車が、「海の中道大橋」の中央付近で前方不注意のまま、前方のRV車右後部にノーブレーキで激突して、空中を飛ぶほどの勢いでRV車をはじいたことを考えると、今林容疑者の乗用車は、「時速80kmくらい」どころではなく、時速120km以上の猛スピードを出していた」可能性が出てきました。

追突されたRV車には、福岡市博多区千代1丁目の会社員大上哲央(あきお)さん夫婦と子供3人の家族5人が乗っていました。

追突のはずみで道路左脇の歩道を乗り越え、ガードパイプを突き破って約14m下の博多湾に転落、夜の暗い海中に沈み、同乗していた大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4歳)、次男倫彬(ともあき)ちゃん(3歳)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1歳)の3人を水死させ、大上さんと妻かおりさん(29歳)に軽傷を負わせました。

今林容疑者の逮捕後の供述は、保身によるデタラメが多いのですが、「助手席の同乗者と話をしていて前方の車に気付かなかった」というのは、猛スピードでブレーキを踏まずに激突しているのですから、「居眠り運転」でないのでしたら、前方を見ていなかったことになるのでしょう。


◆8月25日事故直後
激しい衝突で、前方のRV車は吹っ飛び、今林大容疑者の乗用車も、前部が大破します。

事の重大さを認識した今林大容疑者は、追突したRV車に搭乗した人の救護や警察への連絡より、逃亡を図りました。

警察や消防署への連絡は、事故の目撃者が行なっています。

たまたま、今林大容疑者の乗用車が大破していたことで、事故現場から約300m先で、車が走行不能になって止まりました。

走行不能にならなければ、もっと遠くまで逃げていたことでしょう。

今林大容疑者は、逮捕後に、スナックから事故現場までの道順について「覚えていない」と供述しています。

自分に都合の悪いことは、デタラメを言い放つクセがあるようで、今林大容疑者の供述は二転三転しています。

今林大容疑者は走行不能の車から降りて外に出て、携帯電話で中学時代の同級生である親友の大学生・中山勝志(まさし)容疑者(22歳)など複数の友人に「飲酒運転で追突事故を起こしたので、身代わりに出頭してもらえないか」という身勝手な依頼をし、当然のことながら全員に断られてしまいます。

そのため中山容疑者には、飲酒運転の隠ぺい工作の助言を求め、大量の水を飲むことで血中アルコール濃度を薄めることにして、中山容疑者に事故現場に水を持って来させました。

中山容疑者は2リットルのペットボトル2本を持ってきたようで、今林大容疑者は、このうちの1本を半分、約1リットルを一気飲みします。実際には、もっと水を飲んでいたはずです。

中山容疑者の身勝手な隠ぺい工作の最中に、暗い海に転落した大山さん夫婦が後部座席の子供たちの救助に懸命になっていました。

母かおりさんは、気丈に子供3人を助けるため4回も暗い海に潜っていたのです。

◆8月25日午後11時半ごろ
激突事故から40分も経ってから、今林大容疑者は、水の入ったペットボトル1本を持ちながら、ノコノコと事故現場に現われ、追突車両を運転していたことを警察官に申告します。

警察官の見ている前で、ペットボトルの水を飲み出し、警察官に制止されますが、これも、ここで初めて水を飲んだことに思わせようという予定の行動だったのでしょう。

事故から40分も経って、大量の水もガブ飲みした上で、ようやく飲酒検知が行われ、今林大容疑者の呼気から0.25ml以上のアルコールを検出したことで、酒気帯びで現行犯逮捕されました。

今林容疑者は飲酒運転の発覚を恐れて逃走しましたが、車が走行不能になり、これ以上逃げられないと観念し、友人を頼って、身代わり出頭も誰も引き受けないので、水を大量に飲んだ上で現場に戻ったのでした。

今林大容疑者は、自分に都合の良い逃げ道だけしか考えられないようで「自分1人で車を運転し、同乗者はいない」と、ここでもデタラメを言っています。


◆8月26日午前1時50分ごろ
すでに、大山さん夫婦の次男倫彬(ともあき)ちゃん(3歳)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1歳)は、レスキュー隊によって病院に搬送され死亡が確認されていましたが、午前1時50分ごろになって、福岡県警東署は車に閉じ込められていた長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4歳)を発見し、その死亡を確認しました。


◆8月26日早朝
今林大容疑者は、業務上過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されます。

ここでも、「軽い接触事故だと思った」と供述しているのです。


◆8月26日昼ごろ
福岡市長は、2016年夏季五輪招致の推進番組に出演したので、事故の謝罪会見には副市長が出席しました。


◆8月27・28日
亡くなった幼児3人の通夜・告別式が斎場で営まれ、友達や両親の知人ら数百人が参列し冥福を祈りました。告別式には市長も参列しています。


◆9月5日(火曜日)
「容疑者に多量の水を飲ます」証拠隠滅の疑いで中山勝志(まさし)容疑者(22歳)を逮捕し、飲酒運転を知りながら止めなかった道交法違反(酒気帯び運転ほう助)で今林健容疑者(32歳)を逮捕しました。


◆9月11日(水曜日)
今林大容疑者の車に同乗していた東区のタイル職人の友人男性(20歳)について、「飲酒運転を促して同乗したわけではない」ことから、道交法違反(酒酔い運転ほう助)容疑での立件を見送りました。

http://okinawa-labrador.seesaa.net/article/23604895.html

裁判

一審の福岡地方裁判所は業務上過失致死傷罪のみを認定し、懲役7年6月とするが、検察が控訴。さらに今林被告側も量刑を不服として控訴した。この際、初公判で、「悔やんでも悔やみきれません」「まっ黒な海の中でたくさんの水を飲み、苦しみながら亡くなった子どもたちのことを思うと、どうおわびして良いか、言葉が見つかりません」「私にできることを誠心誠意行い、償っていきたい」と涙ながらに反省と償いの言葉を口にしたにもかかわらず、判決を不服として控訴した被告人に批判が続出した。二審の福岡高等裁判所は危険運転致死傷罪を認定し、道路交通法違反と併合して懲役20年の判決を下した。今林被告は上告したが、2011年10月31日、最高裁は上告を棄却する決定をした。5人中4人の裁判官が危険運転致死傷罪が成立すると判断したが、田原睦夫(弁護士出身)は危険運転致死傷罪は成立しないとの反対意見をしめした。

http://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%B5%B7%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%81%93%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E9%A3%B2%E9%85%92%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BA%8B%E6%95%85

最高裁判例

最高裁は2011年10月31日、上告を棄却する決定をした。5人中4人の裁判官が危険運転致死傷罪が成立すると判断したが、田原睦夫(弁護士出身)は危険運転致死傷罪は成立しないとの反対意見を示した。

事件名=危険運転致死傷,道路交通法違反被告事件
事件番号=平成21(あ)1060
裁判年月日=2011年(平成23年)10月31日
判例集=刑集第65巻7号1138頁


危険運転致死傷罪の要件である「正常な運転が困難な状態」とは、事故の容態のほか、事故前の飲酒量および酩酊状況、事故前の運転状況、事故後の言動、飲酒検知結果等を総合して判断すべきである。

刑法208条の2第1項前段の「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」とは、アルコールの影響によって前方を注視し、そこにある危険を的確に把握し、対処することができない状態も含まれる。

飲酒により酩酊状態にあった被告人が、直進道路上において高速度で普通乗用自動車を運転中に、先行車両の衝突直前までにその存在に気付かず、先行車両に衝突し、死傷者を発生させた事例において、被告人はアルコールの影響により前方を注視し、そこにある危険を的確に把握し対処することができない状態にあり、危険運転致死傷罪が成立する。

法廷名=第三小法廷
裁判長=寺田逸郎
陪席裁判官=那須弘平、田原睦夫、岡部喜代子、大谷剛彦
多数意見=寺田逸郎、那須弘平、岡部喜代子、大谷剛彦
意見=大谷剛彦
反対意見=田原睦夫
参照法条=刑法208条の2第1項前段

http://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%B5%B7%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%81%93%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E9%A3%B2%E9%85%92%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BA%8B%E6%95%85

和解

両親、元市職員らと和解=3児死亡飲酒事故の賠償訴訟―福岡地裁 10月17日(水)20時45分配信  福岡市で2006年、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、3児の両親が車を運転していた元同市職員今林大受刑者(28)=危険運転致死傷罪などで懲役20年確定=ら4人を相手に計約3億4600万円の損害賠償を求めた訴訟は17日、福岡地裁(田中哲郎裁判長)で和解が成立した。
 原告側代理人弁護士によると、同受刑者と父親が相当額の賠償金を、車に同乗していた男性2人が見舞金をそれぞれ支払うほか、事故を起こしたことを陳謝し、3児に対する哀悼の意を表明する。金額などは明らかにされていない。 

http://news4dom.blog.fc2.com/blog-entry-897.html

長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4歳)
次男倫彬(ともあき)ちゃん(3歳)
長女紗彬(さあや)ちゃん(1歳)

事件の影響

■市幹部の処分
山崎市長は9月26日、自身の10月分の給料を20%減額すると発表した。また、男性が勤務していた動物管理センターを統括する保健福祉局の担当者として、中元弘利副市長も10月分給料の10%を自主的に返上することを表明した。また、9月29日には、保健福祉局長が10月分給料を10%減給、生活衛生部長・動物管理センター所長・人事部長が文書訓戒、総務企画局局長が戒告、西部動物管理センター所長が厳重注意という処分内容を発表する。


■祭りイベント
加害者が市職員であったことから、2007年以降、学校関係施設を中心にアルコールの販売を中止した。


■飲酒運転の社会問題化
この事件を契機に、飲酒運転関連事件・事故などが重大な社会問題となり、マスメディアも特集した。危険運転致死傷罪を逃れようとする隠蔽工作やひき逃げも問題視された。危険運転致死傷罪の立件が困難なことから「逃げ得」になっていると批判された。「逃げ得」解消を図るために、2007年道路交通法改正により、飲酒運転とひき逃げの罰則が強化された。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%B5%B7%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%81%93%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E9%A3%B2%E9%85%92%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BA%8B%E6%95%85

飲酒運転は絶対にしてはいけません

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