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見る前に知っておきたい!打ち上げ花火の仕組みってどうなってるの?

夏の風物詩と言えば「花火大会」です。本物の打ち上げ花火を見る前に、その仕組みを知るとより今年の花火大会が楽しめますよ♪

更新日: 2014年07月08日

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pion7357さん

■花火玉の構造

花火は2種類の火薬で使われています。空中で光る火薬「星」と星を勢いよく飛ばすための火薬「割薬」です。
花火の玉は球形で、同心円状に星と割薬が配置されています。

これが花火玉の基本構造です。

空中に打ち上げられる時に導火線に火がつき、空中で星と割薬に引火します。星は、光りながら、割薬の爆発で勢いをつけられて放物線状の軌跡を描きながら飛び出します。

私達は、星の光とその光跡を見て楽しんでいるわけです。

大きな玉の中に、小さな割物の玉がたくさん入った構造をしています。

これが破裂すると、中に入っている玉が飛び出し、たくさんの小さな割物花火になります。

ボール状の球体の玉皮がポカッと二つに割れて、収納された星や細工を放出するものをポカ物と呼びます。割薬も少なく、花火の拡がりも狭くなりますが、内包するものによって色々な機能の花火が工夫できます。

■変わった形の花火ってどう作ってるの?

型物は、割玉の花火の変形で、あるイメージを前提に空に具体的な形を描く花火です。花火のコンクールでは「創造花火」としてよく紹介されています。

この型物は鑑賞する方向や玉の開く向きが違うと何を表現しているか分からない場合があります。

最近ではなるべくイメージ通り開かせるために玉に尻尾を付けたり、長いパイプを付けたりして玉の方向性を高めることもしています。

星の光跡を利用してり立体的な型物花火を作ることもできます。
構造は光らせたい位置に光跡が残りやすい星を入れるだけです。

■打ち上げ方法

連発して色々な花火が咲き乱れる、よく花火大会で目にする花火の打ち上げがこの方法です。その仕組みは、筒の中に4号玉以下なら2個ずつ、5号玉からは、1こずつ玉を詰めていきます。

下に打上火薬をまき、打ち上げのときに筒からも星が出るように、ザラ星も入れておきます。
そして打上火薬に電気点火のコードをつなげば準備完了です。

この方式だとテンポ良く自由自在に花火の打ち上げが出来るため、最近では音楽に合わせた打ち上げも登場してきています。

これは日本独特の花火の打ち上げ方でもあります。
筒にあらかじめ真っ赤に焼いた焼き金を入れておき、打上火薬をつけた花火玉を一発一発筒に落として打ち上げる方式です。筒は熱くなってしまうため、一本の筒で打ち上げられるのは20発程度です。
打ち上げには花火玉を渡す人と筒に投げ込む人の2人が必要で、息を合わせて打ち上げる花火でもあるといえます。

左のイラストが早打ちに使われる花火玉です。

あらかじめ、筒に花火玉と打上火薬を筒の中に入れておき、シントルという投げ込み薬を筒の中に投げ込み、点火する方法です。
一発の筒での連続打ちは出来ないので、何本か筒を用意しておく必要があります。

運動会の朝のお知らせ花火などの玉数の少ない打ち上げにはこれが使われます。

■花火の色の種類

花火の光の色は、金属の炎色反応によるものです。星の火薬に発色剤を混ぜ込んで、色を出すのです。代表的な炎色反応の例をあげてみました。

ストロンチウム/紅
バリウム/緑
銅/青
ナトリウム/黄
銅とストロンチウムの混合/紫
アルミニウム/銀
チタン合金/金(錦)

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