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心理的な負担やストレスは脳卒中リスクを高める

血圧や血液組成の変化により脳卒中発作が起きやすくなりますが、それ以外に抑うつや高ストレスによっても、脳卒中リスクが増加することが明らかになったという。

更新日: 2014年07月12日

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sun3355さん

抑うつや高ストレスによっても、脳卒中リスクが増加するという。

他人に対して敵対心や意地の悪い感情を抱くと、後の人生で脳卒中リスクが倍増する可能性があるとした研究論文が、発表された。

論文によると、抑うつや高ストレスによっても、脳卒中リスクが増加することが明らかになったという。

2年以上にわたって行われたこの調査では、慢性ストレス、抑うつ症状、怒り、敵対心などを評価した。研究開始時点で、被験者の中に心臓疾患がある人はいなかった。
 
同じ被験者らに対しては、その後、8年~11年に及ぶ追跡調査を実施。この期間中に被験者147人が脳卒中を起こし、48人が脳への血流が一時的に妨げられる「一過性脳虚血発作(TIA)」を起こした。

この研究では怒りの感情は脳卒中を増加させるリスクとの関連性がないそうです。

同様に、抑うつ症状の点数が高いと、脳卒中やTIAのリスクが86%高くなり、慢性ストレスがある場合はリスクが59%高かった。

ストレスが原因で起きる心の病気

ストレスによって疲弊すると、心身がその状態に耐えられなくなり病気になりやすくなります。

脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が不足し、憂うつ、不眠、倦怠感、食欲不振、焦燥感、意欲の低下、自殺企図等の症状が現れます。5人に1人がかかるとも言われる。

神経症は器質的な病気によるものではなく、健康な人が普段から体験するような心や身体に対する感覚や感情が、行き過ぎた状態、こころの障害のうちでも最も頻度の高いもので、一般的に人口の10%を超えるとも言われています。年齢的には、10代後半から40代までに発症するのが普通です。

企業のストレスチェックが義務化

働く側のストレスチェックを企業に義務化する法案が成立することによって未然に職場うつ、休職者を減らしたり、精神疾患のある社員の早期発見が行なえそうですね。

国会でメンタルヘルス対策の充実・強化などを目的とした労働安全衛生法の一部を改正する法案が成立した。

テストを全従業員が、Webや質問票を使って、年に1回のペースで受診しなければなりません。もしも、ストレス反応が強く出る人がいれば、医師やカウンセラーとの面談を勧めなければなりません。また、職場環境に問題があるという分析がなされれば、経営者はその結果を職場改善に生かすことが求められます。

▼義務化の背景

年間自殺者数の増加

12年の自殺者のうち遺書などで原因が特定できたのは20,615人だった。最も多いのは健康問題の13,629人で次に経済・生活問題、家庭問題と続き4番目に勤務問題がくる。2,472人だった。

勤務問題を理由に自殺する人が1年間で約2,500人だった12年だが、この年の労働災害による死亡者数は1,093人。自殺者数が上回る。

精神障害等の労災補償状況

精神障害などの労災補償は、請求件数、認定件数ともに毎年ほぼ右肩上がりで12年は請求が1,257件、認定が475件、認定のうち自殺は93件と過去最高となっている。

メンタルヘルス対策の促進

職場でメンタルヘルス対策を実施している事業場は、労働者健康状況調査によると12年で47.2%に過ぎない。これを第12次労働災害防止計画では17年までに80%にまで高める目標を設定している。

心の不調をチェック

誰しも心のバランスをくずしてしまう時があるものですが、つらいことが続いたからといって、周り人に当たりしてしまうようことがないように心のセルフチェックを行うことをお勧めします。

■GAF(機能の全体的評価)

GAFでは、まず気持ちの落ち込みやイライラといった精神症状の有無をチェックします。もしもある場合は、その程度ならびに日常生活への影響を見ていきます。

そして、もしも日常生活に深刻な支障が生じている場合には、その深刻さをもたらし得る精神症状、例えば、妄想や幻覚に自分の言動が左右されていないかなどをチェックします。

▼簡単な質問から職場における働く人自身のストレスレベルを知ることができます。

▼人生の大事なイベントや悲しいできごともストレスがつきものですが、ストレスが高まるできごとを評価したデータを見ることで、意外なストレス状態に気づくことができます。

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