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romonさん

ファラリスの雄牛(ファラリスのおうし)

ファラリスとはこれを所有していた領主の名である。

シチリアの君主ファラリスは死刑に新たな手法を取り入れたがっていた。

真鍮鋳物師であったペリロスが、それにこたえてこの装置を考案し、ファラリスに献上した。

構造は?

古代ギリシャ人にとって雄牛は絶対的な力の象徴であり、神話のミノタウロスが有名なのもそのためである。

内部には人が入れるぐらいの空洞があり、犠牲者は胴体に設けられた扉から内部へと閉じ込められる。

処刑法

人を閉じ込めれば後は下から火で真鍮が黄金色に染まるまで熱する。 こうする事で熱が像全体に伝わり中の人間は 四方全てから身を炙られる事になる。

内部は450℃を超える高温となり、内部の人間に地獄のような苦しみを与えて焼き殺す。

まず皮膚が焼かれ、ゆっくりと体内の水分が奪われていき、長時間経つと身体は固く干からびた状態になる。熱がじわじわと完全なまでに焼き上げる。

頭部の内側には真鍮の管が仕込まれていて、犠牲者が上げる叫び声を怒った雄牛の唸り声のような音に変換する。

犠牲者は?

最初の犠牲者は製作者のペリロス自身でこの刑具の実験台にされた。

ファラリスは宴の楽器を盛り上げるため罪人などを雄牛に入れ楽しんだ。

幾人かのキリスト教の殉教者にこの拷問具が使用されたという。

異教信仰を拒絶し、自身の信仰を公にしたことから、ハドリアヌス帝に捕らえられた。彼は妻と息子たちとともに、ファラリスの雄牛の中に閉じこめられ、そのまま火に焼かれて殺された。
(wikipediaより)

聖アンチパスも同様に、92年ファラリスの雄牛のなかで炙り殺された。
(wikipediaより)

殉教者であるタルススのペラギアは、ディオクレティアヌス帝によって焼かれた287人のうちの一人だったと言われる。
(wikipediaより)

ファラリス自身も…

ファラリス自身もまた僭主を追われこの雄牛の中で焼き殺されたと伝わる。

16年間使われ続けた雄牛は群衆によって海に投げ捨てられたと記録されている。

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