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lyam-giさん

鉄仮面の男

鉄仮面(てっかめん、仏: le masque de fer、英: the man in the iron mask)または仮面の男(かめんのおとこ)は、フランスで実際に1703年までバスティーユ牢獄に収監されていた「ベールで顔を覆った囚人」。その正体については諸説諸々。これをモチーフに作られた伝説や作品も流布した。

時は17世紀の終わり頃、フランスはブルボン王政の絶頂期で太陽王と呼ばれたルイ14世の治世の真っただ中にあった。その頃、1669年から1703年まで、実に34年間も牢獄に監禁され、仮面をかぶったまま一生を終えた謎の囚人がいたという。

囚人には常に看守がつきっきりで、他の囚人とも交わることも厳禁されており、もし囚人が禁止されている内容のことを口外しようものなら、即座に殺されることを肝に銘じさせられていた。

この期間、一握りの役人をのぞいて囚人についての秘密は堅く守られ通して来た。

しかし、生活面には特に気を配られていた

食事も高級だったし、敬虔なカトリック教徒としての尊厳は十二分に配慮されており、支給されている衣服の類も上等なものであったという。

囚人を診察した医者は、声はよく通る響きのいいバリトンで、背は高く筋肉質、肌は浅黒く、髪はほぼ白髪だったと述べている。

囚人が死んだときもその隠滅の仕方は異常とも思えるほどで、衣類と所持品は炉にくべられて焼却され、家具類も打ち壊されてことごとく燃やされ、それらの灰は溶かされた。

囚人に関するあらゆるものが焼き払われ、いかなる痕跡もこの地上から永久に消されてしまったのである。この囚人は一体何者だったのだろうか? その正体は永遠に解けない謎となり、永久に歴史の闇に葬り去られてしまったのだろうか?

ルイ14世にとって都合が悪いが殺して口封じすることも出来ない存在。何か重要な秘密を知っている高貴な人物であるらしかった。

ルイ14世(フランス語: Louis XIV、1638年9月5日 - 1715年9月1日)は、ブルボン朝第3代のフランス国王(在位:1643年5月14日 - 1715年9月1日)。ナバラ国王としてはルイス3世(バスク語: Luis III.a)。ルイ13世の長子。妃はスペイン国王フェリペ4世の娘マリー・テレーズ・ドートリッシュ(マリア・テレサ)。ブルボン朝最盛期の王で太陽王(Roi-Soleil)と呼ばれた

ルイ14世の異母兄であるとか、ルイ14世の双生児であるとか、ルイ14世に大変よく似た庶兄であったとか。

囚人こそ本物のルイ14世で、王についている人物こそ偽物なのだという説もあった。

その他、戦争犯罪人であったフランスの将軍、元フランス軍の元帥、というのもあり、いろいろな説がまことしやかに語られた

1998年のディカプリオ主演の映画「仮面の男」では、囚人はルイ14世の双生児の弟という設定になっている。

ルイ16世の王妃マリー・アントワネットは好奇心旺盛でこの謎の仮面の囚人の正体を知りたがったひとりである

マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドートリシュ(フランス語: Marie Antoinette Josepha Jeanne de Lorraine d'Autriche, 1755年11月2日 - 1793年10月16日)は、フランス国王ルイ16世の王妃。
フランス革命中の1793年に刑死した。

このときまだ16歳だった彼女は、古文書の類をかき回したり、夫の祖父にあたるルイ15世のところにまで行って、話を聞かせて欲しいとだだをこねたらしいが、ルイ15世は知ってか知らずか、ニコニコ黙っているだけで決して口を開くことはなかったという。

もし口外でもしてこの秘密が漏れようものなら、ブルボン王朝の基盤が崩壊しかねない大変な事態となるからだが、皮肉なことにこの時すでに、フランス革命は目前にまで迫って来ているのをルイ15世は知る由もなかった・・

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