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この記事は私がまとめました

risa3613さん

これから紹介する話は全て実話です。

私の母と妹は現役看護師です。母はこの道30年のベテラン、妹は3年目の新米です。

先日ふとしたきっかけで病院での心霊体験を聞いたところ、2人とも経験ありとのことでそのときの様子を詳しく教えて貰いました。母や妹だけでなく、看護師の中には仕事中何らかの心霊体験をしたという人が多いようです。

2人とも”見える人”というわけではなく、病院以外では心霊体験をしたことがないとのことです。それだけ病院という死に関わる場所が特殊な空間なのかもしれません。

それではご紹介していきます。

心霊体験①「霊安室にいたはずの患者さんが…」

まずは私の母から聞いた話を紹介します。

当時、担当していた患者さんが亡くなってしまい、霊安室に移動させた時のこと。その後、その患者さんが亡くなったことを知らない別の患者さんから「○○さん(亡くなった患者さん)が廊下に1人で突っ立ってたけど、どうしたの?」と聞かれたそうです。

母は血の気を失い、急いで霊安室に確認に行きましたが、やはり患者さんは亡くなっていたそうで、母はこの時の様子を「(亡くなった患者さんが)何かこの世にやり残したことや伝えたいことがあって出てきたのかもしれない」と言っていました。

心霊体験②「お経が聞こえる…」

ある時、危篤状態の患者さんがおり、家族の方が付き添いで病院に泊まっていたそうです。当時夜勤に入っていた母はこの患者さんの家族からある相談を受けます。

「お経が聞こえてきて気持ち悪い…」

当然、院内でお経など流すはずもなく、母も聞いたことがなかったので「気のせいですよ。患者さんに何かあったらすぐかけつけますからいつでも呼んでください」と答えたそうです。

この時、母には気がかりなことがありました。それはこのお経が聞こえたと話していたのが家族の1人ではなく、付き添いで泊まっていた家族全員だったということ。そして以前、その部屋に泊まった別の家族も同じことを言っていたこと。

どちらのケースも患者さんが危篤状態だったということもあり、翌日には患者さんが亡くなってしまったとのことですが、もしかしたらそれはお迎えのお経だったのかもしれません。

心霊体験③「画面の中の男性」

今から20年以上前、当時脳外科に勤めていた母が夜勤で患者さんの見回りを終えてナースステーションに戻ると、同僚が顔を真っ青にして震えていたそうです。落ち着かせて何があったのかを聞くと、同僚はナースステーション内の休憩室にある電源が入っていないテレビを指差し、「あのテレビの画面に知らない男性が写っていて、こちらと目が合うとテレビから這い出てこようとした」と。

当時はまだホラー映画「リング」などが発表されていない時代でしたので、映画の影響を受けたという訳でもなさそうです。

よくよく話を聞くとその男性とは当時看護師の間で夜中に病院内を徘徊している幽霊がいると噂になっていた人物だそうで、母は「脳外科は事故で運ばれてくる患者さんが多いので、自分が亡くなったことを分からない人もいる。そういった患者さんが未だにあの世に行けず出てきているのかもしれない」と言っていました。

心霊体験④「4人目の看護師」

ここからは妹に聞いた話です。

妹が勤務している病棟はいわゆる「いわくつき」で、元々苦しんで亡くなってしまう患者さんが多い循環器系の病棟として使っていたところを改装して使用しているそうです。

これは妹がまだ看護研修生として夜勤に入った時の話で、当時妹たち看護研修生は3名・看護師4名の計7人でシフトに入っていたそうです。夜勤を終えて、研修生が看護師長へレポートを提出すると思わぬことが。

「ねえ、昨日夜勤に入ってた看護師は3人だよね?どうして4人って書いてるの?」

妹たち研修生は3人とも「そんなはずはない。昨日は絶対に4人の看護師がいた」と主張するも、「じゃあ誰がいたか名前を挙げてみて」と言われると3人の看護師の名前しか思い出せない…。どうしても4人目の看護師の名前が思い出せなかったそうです。そう、妹たちはこの世に存在するはずのない4人目の看護師とシフトに入っていたのです。

未だにこの話は当時の研修生で集まると話題になるそうです。この4人目の看護師とは一体誰だったのでしょうか。続きは次の話で…。

心霊体験⑤「406号室のナース」

ある日、妹が年配の女性の患者さんの元へ行くとこう言われたそうです。

「ナースキャップを被った看護師さんが居たけど素敵だね」

妹は絶句したそうです。何故なら妹が勤務している病院ではとっくにナースキャップが廃止になっていたから。

ナースステーションに戻って師長にこの話をすると、思わぬ答えが。

「ああ、406号室でしょ?あそこは出るのよ」

聞くとその406号室は看護師の幽霊が出る部屋で有名だそうで、その部屋で処置中の看護師や患者さんがよくナースキャップを被った昔ながらのタイプの看護師の幽霊をよく見るそうです。

中には何も言っていないのに「この部屋は気持ちが悪い感じがするから変えてくれ」と言ってくる患者さんも。

どうやら妹の病棟にはこの世に強い思いを残し、未だに成仏出来ない看護師がいるようです。

心霊体験⑥「ナースコールを鳴らすのは…」

ある日、妹が夜勤をしているとナースコールが。確認するとなんとそれは誰も使っていない空室からでした。

機械の不具合だと思いつつも万が一患者さんがいたら困るので確認に行くと何も異常はなし。たまにこういったことがあるそうで、気にせず業務に戻るとまた同じ部屋からナースコールが…。もう一度確認に行くとやはり真っ暗な空室のままで何の異常もなし。

同僚と怖いねと話していると、また同じ部屋からナースコールが…。さすがにこの時は恐怖で震え上がったそうです。結局この日は1時間に3〜4回のナースコールが誰もいない空室から鳴っていたそうです。

別の日に師長にこのときの話をするとこういったことは結構な頻度であるとのことで、ポツリポツリと次のようなことを話したそうです。

「ねぇ、○○さん(妹)は(この病棟の)踊り場に子供がいるって話を聞いたことない?」

聞くと、この病棟には元々循環器と長期入院専門の小児病棟が入っており、亡くなった方も多かったそうです。そういった背景もあってか、妹の病棟には「子供を見かけた」という声が看護師や患者さんから相次ぎ、ちょっとした噂になっていたとか。

もしかしたら頻繁に空室からナースコールを鳴らしていたのも、この病棟で過去に亡くなってしまった子供が構って欲しくて何らかのメッセージを発していたのかもしれません…。

まとめ

いかがでしたか?

正直、巷で話題になるような「洒落怖」ほどの恐怖感はないと思いますが、これらの話は全て実際に看護師が経験した実話ですので、それぞれの話のシーンを思い浮かべながら読んで頂くとジワジワとした怖さがあるのではないかと思います。

また、新しい心霊体験を聞きましたら随時追加していきますので、是非お楽しみに!

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