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トルコで発見された「1500年前の聖書」に記された衝撃の内容

トルコで発見されていた、1500年前の物と思われる聖書。この聖書の内容について、調査を求めていたバチカンですが、一部のページにキリスト教の根幹を揺るがすような内容があったことから激しく懸念を表明しています。

更新日: 2014年07月20日

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00mashimashiさん

トルコで見つかった1500年前の聖書が世界を揺るがす?

ローマ教皇が統治するバチカンは、カトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地、いわば「総本山」である。そのバチカンが、トルコで見つかったという1500年前の聖書の大洋に対して、強い懸念を表明しているという。

2012年、トルコ文化観光省が、アンカラの裁判所から1500年前のものと見られる聖書が移管されたことを明らかにしていた

その後ヴァチカンが、この聖書に注目、写本の調査を公式に求めていました

その結果が判明し、バチカンはトルコで見つかったこの1500年前の聖書に激しい懸念を表しています

トルコで見つかった聖書は「バルナバの福音書」?

トルコで話題になっていた1500年前のアラム語聖書

炭素年代測定の結果、発見された聖書は今から1500年前のものと判明している。

トルコで見つかった問題の聖書。この文書の複写でさえ、300万~400万トルコ・リラの値がつくといい、警察に押収されなければ4000万トルコ・リラ(約12億円)で売られていたとの推定もあるという。

1981年、トルコ東部に位置しシリアと国境に近いハッカリ県ウルデレ村で発見されたという

その後2000年、トルコ地中海地方で警察が密輸団からこの写本を押収。しばらくアンカラの裁判所に保管されていました

問題の福音書外典は警察による密輸撲滅活動で発見されたもので、トルコのアンカラ民族学博物館に渡されていた。

この聖書が、18世紀初めにイタリア語本が発見された「バルナバの福音書」ではないか、と現地メディアの推測が飛び交っていた

キリスト教の根底を揺るがす「バルナバの福音書」とは?

『バルナバの福音書』とは、1709年にアムステルダムで最初にその存在がわかり、ウィーンの帝国図書館で見つかった

バルナバの福音書の現存する最古の写本は16世紀のものでイタリア語とスペイン語で記されている。

1907年に二人のクリスチャン学者によって英語翻訳が出版された。200章以上で400ページもある作品である「バルナバスの福音書」。ローマカトリック教会の関係評議会によれば、今回トルコで見つかった聖書の内容の一部は検閲され、省略されているということで、おそらく省かれているものにバルナバスの福音書が含まれているということです。

バルナバとはキリストの時代生まれ、青年時代、エルサレムに遊学したときに、キリストの説教を聞き、感動して72人の弟子に加わったといわれている

バルナバは新約聖書の『使徒行伝』に登場する初期キリスト教会のメンバーです。

今回見つかった動物の皮に書かれたこの写本は、キリストが話していたアラム語で、シリアク文字を使って書かれていることがわかりました

現在、アラム語を話す人はダマスカスに近いある村にいるだけです。

イエスは人間の子で、磔になったのもイエスの身代わりだった?

「慰めの息子」という意味を持つバルナバ。初代教会の信者は、財産を共有しており、彼も自分の土地を売って、代金を使徒たちのもとにもってきたという。しかし現在では通常十二使徒に数えられることはないという。

福音書には「イエスは人の子」であるとし、現代までキリスト教徒たちの間で守られてきた「イエスは神の子」という教理にまるで反していることとそれが意味することが記されていた

さらにこの書物の最後には、「イエスは生存しており、彼の代わりにイエスの弟子の一人が磔にされた」と書かれていたという

「バルナバの福音書」では、使徒パウロを「騙された者」と呼び、三位一体を完全否定。さらにイエスは神がアブラハムやモーゼ同様に預言者として遣わした「人の子」であり、磔にされる間際に神が天に引き上げ死なずして天国の住人となり、替わりに十字に架けられたのはイスカリオのユダであったと書かれている。

研究者の一部は、この聖書を調査し、「イエスは十字架に磔刑にされず、さらに彼は神の子ではなかった。イエスは神の預言者だった」と述べています

一方で歴史学者の中にはその信憑性を疑う者が多く、キリスト教神学者も「14世紀から16世紀頃の偽書」と受け取っているという

さらに「イスラム」との関わりが示されている「バルナバの福音書」

バルナバ文書はイスラム教によってオリジナルの福音書とされているが、キリスト教側では後に外典として排除していた。そのためバルナバ文書は新約聖書正典である4つの福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)には加えられておらず、一部では中世に作られた偽書であるとみなされてきた。

*画像は天使ジブリールから啓示を受けるムハンマド。

さらに、イスラムの預言者ムハンマドの出現が予言されているという

またヨナが鯨のなかに三日間いたように、イエスも墓の中で気絶した状態で三日間いたと記述。これはコーランで述べられることと同じだった

「ヨナ」とは旧約聖書に登場するユダヤ人の預言者のことです。

福音書では「我(イエス)の後にもう一人の預言者が続くであろう、それに従う者たちは熟れた麦の穂のごとくになろう」と、イエス自身が預言者ムハンマドが地上に来ると予言するなど、イエスに関する記述がイスラム教側の見解の下に立っているという。

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