1. まとめトップ

思わず感動する!ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)名言集・卒業スピーチ

アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの名言・卒業スピーチを紹介します。

更新日: 2014年07月25日

8 お気に入り 18839 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

meigen100さん

出典wired.jp

ジェフ・ベゾス。アメリカの経営者。アマゾンドットコム創業者。米国ニュー・メキシコ州出身。プリンストン大学コンピュータサイエンス学部卒業後、ウォールストリートの金融機関のIT部門でトレーディング・システム構築に携わる。その後、ヘッジファンドD・E・ショーに移籍。同社上級副社長を務めたのち、インターネットの将来性を確信しインターネット書店Cadabra.comを設立。その後アマゾンドットコムとして正式開業した。

我々は他者をマネしたビジネスには手を出しません。アマゾンは普通のやり方は絶対に採用しません。

成功の秘訣は他社の動向に気をとられないこと

他社は顧客、顧客と口では言っても、結局ライバルを見て戦略を決めています。それは何も発明していないのと同じです。先駆者とはいえません

インターネット業界の変化は速く、競合他社の動きや技術を中心に考えるとすぐに戦略の見直しを迫られることになる。しかし、顧客を中心にすれば長期的な戦略が立てられる

できるだけ長い間『正しい』状態でいるための唯一の方法は、自分が心変わりすることを喜んで受け入れることだ

最も使えるアイデアは脱線したり生き先が見えない会議から生まれるもの

失敗しても後悔しないのはわかっていたが、たった一つ後悔していたかもしれないのは、試さないことだ

自分の情熱を本当に注ぐことができる仕事を興し、それが顧客に大きな価値を提供できるものならば、成功への道は開かれている

アマゾンは普通のことはしません。特別なことを行う企業です。

初めて何かをするときには、必ず授業料を払わなければならないのです。未経験でわからないことがあるから我々は学習する。学習期間は投資期間です。上手くできるようになったら、投下資本利益が向上し、その投資は利益を生むものに化けます。

卒業スピーチ翻訳

Part1:幼少時代
子供の頃、私はテキサス州の牧場で祖父母と一緒に夏を過ごしました。牧場では、風車の修理や牛への予防接種、その他の雑用など諸々の手伝いをしました。
また毎日午後には、昼のメロドラマ、とりわけ「デイズ・オブ・アワ・ライブス」を欠かさず見ていました。
私の祖父母はキャンピングトレーラーを所有し、キャラバンクラブというアメリカ、カナダを一緒に旅して回るグループに属していました。

そして何年かに一度、私たちはキャラバンに参加していました。私たちは、キャンピングトレーラーを祖父の車につないで、他の300近いキャンピングカーに乗り込んだ冒険家達と共に、列をなして旅に出たものです。

私は祖父母を愛し、尊敬していました。そして、本当にこれらの旅が楽しみで仕方ありませんでした。

ある年の旅、私は10歳前後でした。私は車の後部座席で寝っ転がっていました。私の祖父は運転をし、祖母は助手席に座っていました。祖母は旅行中ずっとタバコを吸っていましたが、私はこのタバコの匂いが大嫌いでした。

この歳の頃、私は推量や簡単な計算をしたくて仕方がありませんでした。私は燃費を計算したり、日用品の買い物の支出のような無駄な統計を計算したりしていました。

ある時、私はあるタバコの広告を耳にしました。詳細は覚えていませんが、その広告が基本的に言っていたことは、タバコを1回ふかす毎に数分寿命が縮んでいる、ということでした。そこで私は、タバコを1回ふかす毎に大体2分寿命が縮むに違いないと考えました。

いずれにせよ、私は祖母のためにタバコの計算をすることにしました。

私は、1日あたりに祖母が吸うタバコの本数やタバコ1本あたり何回ふかしているか等といった推量を次々にしていきました。そして、私は自分が導き出した合理的な数値に満足し、車の前に顔を突き出して、祖母の肩をポンポンと軽くたたいて誇らしげに言いました。「タバコ1回ふかす毎に2分寿命が縮むとすると、おばあちゃんの寿命は9年分縮んでしまっているんだよ。」

(そう言った後)私は何が起こったのかを鮮明に記憶していますが、それは私が期待していたような反応ではありませんでした。

私が期待していたのは、祖母から自分の賢さと計算能力について「ジェフ、あなたはとっても頭がいいのね。あなたは一年が何分かを計算して、割り算したり複雑な見積もりをしたのね。」と褒めてもらうことでした。しかし、そんなことは起きませんでした。

代わりに、祖母はぶわっと泣き出した。私は後部座席に座り込み、何をすべきなのかわかりませんでした。祖母が泣き出すと、黙って運転を続けていた祖父は、車を高速道路の路肩に止めました。

そして祖父は車から降りて、私のいる後部座席にやってきてドアを開け、私が車から降りてくるのを待ちました。

僕は何かトラブルを起こしたの?

祖父は、極めて聡明で、物静かな人でした。祖父は決して私に厳しい言葉を投げかけたりしませんでした。しかし、これが祖父が私に厳しい言葉を投げかける最初になるかもしれない。もしくは、私を車に戻らせて、祖母に謝らせるようとするかもしれない。これまで祖父とこんな状況におかれた経験はなかったため、この後どうなるか計る術もありませんでした。

私たちはトレーラーのそばで足を止めました。祖父は私を見て、わずかな沈黙の後、優しく穏やかな口調で言いました。「ジェフ、いつか君も賢明さよりも思いやりをもつことがいかに難しいかを理解する日が来るだろう。」

Part 2:生まれ持った才能と選択すること
今日卒業する君たちに話したい事は、生まれ持った才能と選択することの違いについてです。

賢明さは生まれ持った才能ですが、思いやりは自ら選択するものです。才能は、結局天から与えられたものなので簡単です。しかし、自ら選択することは難しいことです。

もし君たちが注意深く自分自身を見つめていなければ、自分自身の才能に惑わされるでしょう。もし自分の才能に惑わされてしまうと、君たちの選択の多くは台無しになってしまうことでしょう。

ここには多くの才能ある人々が集まっています。きっと君たちの才能の一つは、賢く有能な頭脳であることに違いありません。私は、君たちが賢く有能だと自信をもって言えます。なぜなら入学試験は競争が激しく、君たちが賢いことを示せていなければ、学部長は君たちを入学させていなかったでしょうから。

君たちの知性はきっと今後役立つはずです。なぜならこれから君たちは驚きに満ちた世界を旅するからです。

私たち人間は、コツコツと前進し、そして自分たち自身を驚かせるはずです。私たちは、クリーンエネルギーをつくりだす方法や同様のものを発明するでしょう。ほんの少しずつですが、私達は細胞壁に侵入し、修復してくれるような超小型マシンを作りだすはずです。

生命を合成しているという特別でかつ避けることのできないニュースが今月流れます。今後数年間で、私達は生命を合成するだけでなく、詳細に設計していくこともできるようになるでしょう。

私は君たちが人間の脳の全容を解明してくれるとさえ信じています。ジュール・ヴェルヌ、マーク・トゥエイン、ガリレオ、ニュートンといった各時代の好奇心旺盛な者たちこそ、まさに今の時代を生きていればと願ったことでしょう。

私の前に座っている君たちが、個人として、それぞれの才能をたくさん持っているように、文明人として、私たちは多くの才能を享受していくようになるはずです。

君たちは、持って生まれた才能をどのように活かしているでしょうか?また、自分自身の才能、自分自身の選択に誇りを持てるでしょうか?

私は16年前に、アマゾンをスタートするためのアイデアを得ました。

私はウェブの利用状況が毎年2300%の成長を見せているという事実を偶然発見したのです。私はこれほどまでの成長の早さを今まで見たことも聞いたこともなかったですし、何百万冊ものタイトルを集めたオンラインの本屋 ?実世界に全くもって存在しえなかった何か-- を作るというアイデアは、私自身をとてもわくわくさせました。

その頃、私はちょうど30歳を迎え、結婚して1年が過ぎようとしていました。私は妻に、仕事を辞めたいと思っていること、この馬鹿げたアイデアは、ほとんどの新規事業がうまくいかないように、恐らくうまくいかないだろうということ、そしてその後なにが起こるか自分自身でもわからないということを伝えました。

妻のマッケンジー(プリンストン卒で今日もちょうど2列目に座っている)は、ぜひやってみるべきだと背中を押してくれました。

少年時代は、私はガレージで発明をしていました。セメントを詰めたタイヤを使った自動で閉まるガレージ、失敗作だったが傘とアルミ箔でつくった太陽調理器、弟妹を自分の部屋に入れないようにするためのオーブンの焼き型アラームなどを発明しました。

私はいつも発明家になる事を望んでいたし、妻も私が自分自身の情熱に従う事を望んでいました。

私はニューヨークにある大勢の優秀な人たちが勤務する金融会社で働いていました。勤務先には、私自身とても尊敬している優秀な上司がいました。私はその上司の所に行き、彼に私がインターネット上で本を売る会社を始めたがっている事を伝えました。

彼は私をセントラルパークでの長い散歩に連れ出し、私の話に注意深く耳を傾け、そして、ようやく口を開きました。「本当に良いアイデアだと思うよ。でも、このアイデアは、まだよい仕事にめぐまれていない人にとってはいいアイデアになるだろうね。」

その上司が考えていることは私には分かりました。そして、彼は最終的な決断を下す前に48時間しっかりその事について考えるよう私を説得しました。

その観点から見れば、本当に難しい選択でしたが、最終的に私は挑戦しないわけにはいかないと決断を下しました。

私は挑戦し失敗することで後悔するとは思いませんでした。そして、むしろ全く挑戦しないと決断することによって、私は常に不安で仕方なくなるだろうと思いました。

熟考に熟考を重ねた上、私は自分自身の情熱に従い、より安全ではない道を歩むことにしました。そして、私はその選択をしたことを誇りに思っています。

明日、本当の意味で、君たち自身が一から創り出す、人生がスタートします。

・持って生まれた才能をどのように活かしますか?どんな選択をしますか?

・惰性に従いますか?それとも、情熱に従いますか?

・ドグマ(定説)に従いますか?それとも、独創的であろうとしますか?

・楽な人生を選択しますか?それとも、人の役に立ち、冒険心に溢れた人生を選択しますか?

・批判に晒されると、やる気を無くしますか?それとも、自分自身の信念に従い続けますか?

・間違えた時、虚勢をはりますか?それとも素直に謝りますか?

・恋に落ちた時、フラれる事に対して自分の心を守りますか?それとも、行動に出ますか?

・安全第一で行動しますか?それとも、少し向こう見ずな行動をとりますか?

・困難に直面した場合、あきらめますか?それとも、断固たる決意で続けますか?

・批判ばかりする人になりますか?それとも、新しく作りだす人になりますか?

・他の人たちを犠牲にしてまで賢い人であろうとしますか?それとも、思いやりのある人であろうとしますか?

思い切って未来を予測してみましょう。

君たちが80歳になり、自分自身を振り返る静寂の中で、人生の物語の最も個人的なバージョンを自分自身のために語っています。そして、最も簡潔で、意味深いものになるであろうその物語は、君たちが選択し続けてきた結果です。

結局、今の私達とは、過去に私たちが選択した結果なのです。自分自身で素晴らしい物語を作りましょう。ご静聴ありがとうございました。君たちの幸運を祈っています!

1