1. まとめトップ

牛ふんなどで作る堆肥を直接燃やして発電する独自のバイオマス発電システム   「畜力発電」

牛ふんなどで作る堆肥を直接燃やして発電する独自のバイオマス発電システムが開発されました。

更新日: 2016年07月10日

6 お気に入り 24680 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

kitano_kumaoさん

■畜力発電(牛ふん直接燃焼発電)

日本家畜貿易(帯広市)は牛ふんなどで作る堆肥を直接燃やして発電する独自のバイオマス発電システムを開発、全国販売に乗り出す。

ふん尿からメタンガスを発生させる従来方式に比べ、設備構成を簡略化でき、機器の寿命が4倍程度に延びるという。年間約10システムの販売を目指す。将来は電力販売にも参入する方針。

ポイントは直接燃やすことが、ガス化することより、設備投資額を減らすだけでなく、寿命も延びること

従来のバイオガス発電

・設備が高額
・発電工程が複雑
・機械設備の寿命が短い
・廃液処理に手間がかかる
・生成するメタンガス、硫化水素は危険物のため高度な管理が必要

直接燃焼

・約1/3~1/4の大幅なコストダウン
・発電工程がシンプルで省スペース
・機械の故障が非常に少なく長寿命
・全て焼却灰となるため、困難な廃液処理が不要
・焼却灰は無臭・無害・栄養豊富で肥料として利用価値が高い

メタンガスによる発電方式はふん尿を発酵させたり、ガスを脱硫、脱水したりする装置などが別途必要になる。

この分の設備投資が不要なんですね

施設は鉄骨造り540平方メートルの建屋に、燃焼炉や蒸気ボイラー、最大出力160キロワットの発電機などを設置。乾燥させた牛ふん堆肥を燃やして水を加熱し、その蒸気で発電機を回す。蒸気の熱で温めた風で、牛ふん堆肥を乾燥させるスペースもある。

乾燥した牛ふんは燃えるんですね。

乾燥堆肥を焼却してできた灰はリンやカリウムを含み、肥料として再利用できる。

蒸気発電機1機で出力は約160キロワット。24時間稼働する場合、電力供給能力は1メガワットの太陽光発電に匹敵するという。来年をめどに発電機を増設し、出力は約265キロワットに高める計画。

課題は想定していた発電量がでるかですね。
これからの研究に期待ですね。

システムの価格は約4億円。同社のグループ会社のエコマックスジャパン(東京・港)を通じて販売する。

燃料には牛糞だけでなく鶏糞・豚糞・食料残さなども利用できる。また、ボイラー燃焼の際に発生した熱は、たい肥の乾燥に利用でき、燃焼灰は高濃縮肥料として活用できる ― 家畜のフンを燃料に、新型バイオマス発電の実証プラント 廃熱も利用 #環境 ow.ly/A0kcy

2016年07月10日に丹波でシンポジウム

畜産の糞尿や食品残さ、農業残さなどを発酵させ電気と熱を得るプラントを作り、畜舎の燃料代などの経費削減を支援するとともに、副産物として生じる液肥を地域農業に役立てられないかと事業化をめざしている。

■鶏ふん焼却発電

昨日のプライムニュースでも宮崎の例が出てた。RT @itmedia: [スマートジャパン]自然エネルギー:1日400トンの鶏ふんでバイオマス発電、岩手の畜産会社が60億円かけて bit.ly/1dyUEWG pic.twitter.com/KfxXNTU6wS

地元養鶏農家などと共同で「みやざきバイオマスリサイクル株式会社(略称:MBR)」を設立し、平成17年5月27日より鶏ふん発電所の営業運転を開始しています。

九州では鶏ふんの直接燃焼をしているそうです。

鶏ふんをエネルギー有効利用の観点から、発電燃料として直接燃焼させ発生電力を販売すると同時に、鶏ふん焼却灰は肥料原料として有効利用しています。

このボイラーは発電プラントメーカーのタクマが開発したもので、畜フンを燃焼して発生させた蒸気で発電すると同時に、燃焼時の熱を回収して熱源としても利用することができる。

同社は2002年から、鶏ふんを原料とする発電施設を稼働。牛ふんと豚ふんの燃料への使用は水分の多さが課題だったが、乾燥設備を組み合わせることで解決した。

新施設では、水分の多い牛ふんと豚ふんを乾燥した後、もともと水分の少ない鶏ふんと混合してボイラーで燃焼。蒸気でタービンを回して発電する。発電機は主に自社の肥料・飼料工場に電気を供給する出力1500キロワットの1基と、ボイラーの排気設備に送電する280キロワットの1基。
 ボイラーの蒸気の一部は牛・豚のふんの乾燥に使うほか、飼料工場で原料となる家畜の内臓などを乾燥させる設備にも供給する。ふんの焼却灰(年約9300トン)も化学肥料の原料に活用する。

1