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将棋 居飛車の囲い 60種類以上

将棋の囲いをまとめました。

更新日: 2014年08月12日

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この記事は私がまとめました

negibouchanさん

矢倉系

「美濃囲い」と並んで将棋の中で
最も知られている囲いの1つです。
上部からの攻めや角の睨みに強く、相居飛車戦や
相振り飛車戦で非常に多く見る機会がある囲いでしょう。

また、矢倉は将棋の純美学と言われ見た目も美しく
ファンが非常に多いのも特徴の一つです。
それだけに、矢倉戦には多くの定石があり
非常におもしろく、また奥の深い囲いといえるでしょう。

玉がカニの様に左右に移動できるところから
「カニ囲い」と呼ばれるそうです

「カニ囲い」は「矢倉の子供」
そう言われるように、「金矢倉」に組む駒組みの途中で
自然と、この囲いにしている方も大勢いるようです
しかしながら子供といっても、上部の攻めに対しては十分強いです

矢倉の基本「金矢倉」との違いは
6七の銀しかありません。

「金矢倉」よりも「銀矢倉」が優れる点として
上部からの攻めに対し
柔らかい受けができる事があげられます
特に7六の地点は「金矢倉」よりも
受けやすいのではないでしょうか

しかしながら弱点である5七の地点から攻められると厳しく総合的にみると「金矢倉」が安定しているようにも感じます

矢倉囲いの77銀を76の地点に持っていった囲い。主に対振り飛車に使われる囲い。76の銀の力で位をとり玉頭を制圧する。縦に伸びた矢倉変化形の一つ
囲いの一部が五段目まで出ている珍しい囲いでもあります。

場合によって、7七に角、桂馬がいる事もあるでしょうが
もし、7七の地点が開いている場合は
角の睨み等、玉のコビンには注意

矢倉囲いの玉が横に一蹴ずれた形。古い将棋では矢倉とはこの形の事が多かった。近年、藤井流急戦矢倉で用いられていることになって最注目されている。幕末に棋聖とたたえられた
天才棋士、天野宗歩が多用したことから
「天野矢倉」とも呼ばれています

矢倉囲いに57銀がくっついた片翼のような形。金銀四枚で囲うので、上部からの攻撃の耐久力は極めて高い。しかし攻撃力の力不足が気になる。5七の銀は敵陣に比較的近く
また、角筋に乗っていることもあり
場合によって攻めに転換出来る等
幅広い使い方ができる構えです

「金矢倉」の6七金が7七金と一つ下がった形が
「ヘコミ矢倉」「凸矢倉」です

上部からの攻め、角の睨みには弱くなるものの
矢倉全般の弱点である横からの攻めを
カバーしています

相手がひねり飛車を使用して来た時
また、飛車交換後の処置として変化させておくと
想像以上の効果をもたらしてくれるでしょう

矢倉の可能性を見る事の出来る
非常に優秀な変化形の一つといえます。

しゃがみ矢倉とも呼ぶ。飛車先を交換させるので不利な感じがするが、玉を深い位置にあるため終盤での縦からの攻め合いには非常に強い。弱点はもちろん横からの攻めです
飛車交換にはご注意を

矢倉の基本である「金矢倉」に
5五歩、5六銀がついた形を「富士見矢倉」と呼ぶそうです
おそらく、角が飛車と共に2四の地点を
見上げるように睨む(?)ところから
その名がついたのでしょう

5筋の位を取っているのが非常に大きく
相手に右4間を指しにくくさせると同時に
逆にこちらが、右4間、または中飛車を狙うといった
作戦もできるでしょう

「金矢倉」の6七の地点の駒が金から角に変化した囲いで
角が6七に居る事からご推察頂ける通り、
筋違い角戦法を使用した際に使用される囲いの一つです

ただし、本来上部に強い筈の「矢倉」ですが
角の性質から、守りに関しては過信できません

相手の角の打ち込みも注意しなければいけない事から
囲いに使用されない金銀の使い方への工夫も必要になってきます

「金矢倉」の玉が一つ上に上がった構えです
角道を避けている利点はあるものの
玉が戦場に近づいている事や
下段の守りが薄いデメリットが
大きいと見られている為
現在ではあまり見る事がない構えです

玉頭よりも、全体の守りを重視した矢倉で
8八玉と入城せずに、7九玉のまま戦うことも多いようです

色々と弱点は多い囲いではありますが
使い方次第では、おもしろい戦いが
出来そうな構えでもあります

「対右四間」や「対中飛車」等には、
「金矢倉」よりも、実用性が高いハズ

「流れ矢倉」から8九玉と下がり
8八銀を1枚加えた事で上部の守りを厚くした囲いです

8八銀の存在は、桂馬が跳ねた事で生じる端の弱点の緩和等
恩恵を受ける部分も多いでしょう

さらに、7九銀と引く事で横からの攻めにも多少対応出来るなど
なかなか面白い戦い方が出来るかもしれません
ただし、弱点である桂頭の7筋を集中的に攻められると厳しいです

矢倉における理想形。総矢倉の57銀を66の地点に持っていた囲い。上部の制圧力が極めて強い。角の睨みに非常に強く
2枚角でも、崩すのは容易ではないでしょう
6六の銀がいつでも、攻撃に転じる事が出来る事も
見逃せない長所と言えるでしょう

通常の手順で矢倉を囲むより、一手早く囲える。しかし、玉が二段目を通るため、相手の攻めの当たりが強くなるのが欠点。近年、藤井九段の研究により、注目が集まっている。

「金矢倉」を作っておきながら
入玉しない形を「無責任矢倉」と呼ぶようです
上の図はその一例です

矢倉が落城しても
玉は無事で済むという利点から
使用される事があるようです
「右玉」の作戦に近い思想といった感じでしょう

そういった意味では
「無責任矢倉」は矢倉変化形というよりは
作戦の一つとも言えますね

「銀矢倉」に6八金を加えた構えで
見た目にもきれいな囲いです

金銀の連結が縦、横共に非常に固く
ある意味では、「穴熊」や「ビッグ4」に
近い構えとも言えるかもしれません

守りが重視される囲いですので
矢倉戦で守りの棋風の方には
是非お勧めしたい囲いの一つです

「金矢倉」に6八銀が付いた形で
守りに徹するための構えとなります

この囲いの場合、
角は右辺から、相手の飛車を睨む
といった使い方になるようなので
自玉を守りつつ相手の攻め駒を攻めて
徐々に優勢に持っていくというのが
この囲いを使ううえでの、基本戦略となりそうです

ただ、矢倉戦において
相手の攻めを受け切るのは、容易ではなく
かなりの技術と慣れを要する事になると思います

土居名誉名人が愛用されていた事から
この名称で呼ばれている構えです

他の矢倉に比べると、
玉の周辺は薄くなっているようですが
自陣の金銀のバランスが良い為
非常に幅広い受けができます

自陣全体を守る矢倉といった感じでしょうか
そのため、基本の「金矢倉」等とは
違った技術を要求される囲いとも言えますので
ある程度の慣れを必要とする囲いとなるでしょう

その名の通り、囲いに手をかけず
右辺の飛車、銀、桂、香に、左辺の角、銀を攻めに加え
急戦で押しつぶす構えです

角の睨みを相手玉に通す事で
「雁木」のような戦い方も出来そうです
相手の飛車先から玉が遠いのも魅力ですね^^

ただ、当然、守りは薄くなりますので
相手も「急戦棒銀」等を狙ってきた場合は注意が必要でしょう

「矢倉」の7七銀と7八金が入れ替わっている囲いですが
駒の働きの悪さからこの名称で呼ばれている様です

7九、6八と弱点の個所も多く
相手の桂馬が跳ねてきた時の対応も難しいです

この形に限った事ではありませんが
桂馬、角の攻めが厳しい個所に金を置く事は基本的に避けるべき形ですので
よほどの事が無い限り組む事は避けなければならない囲いの一つと言えるでしょう

金銀が一文字に並んでいる
名前の通りの矢倉です

平手では、あまり見られませんが
駒落ち(特に大駒)では、効果を発揮する囲いです

駒を成られてしまうと対処の仕様が無いので
金銀の一文字を死守出来るかどうかという
勝負になるでしょう

平手でも、守りを重視される棋風の方には
おもしろい構えといえるかもしれません

「金矢倉」よりも対端攻めを重視した構えです
銀を隅に置いている事からこの名称で呼ばれています

しかし、金銀の連携が弱く
また、横から攻められた時
銀が壁になりかねないので
欠点も多いといえるでしょう

近年では、ほとんど使用されなくなった囲いの一つです

穴熊系

振り飛車に対して、最強にして最悪の敵。多くの振り飛車党を駆逐してきた。

矢倉と穴熊を組み合わせた囲い。駒の連結度が低く、バランスが悪い。しかし戦場から遠ざかる穴熊の強みはやはり強い。端攻め等の弱点は
あまり強化されていませんので
手筋を知っている方が相手だと
少々厳しいかもしれません

7九の地点の金が銀に変わった穴熊。端攻めなどの上部からの攻めの耐久度が上がっている。

金銀の最密構造。寄せ合いになれば負けることはない。反面、攻め駒は乏しくなるので、姿焼きにならないように気をつけよう。
まさしくビッグ4と言わんばかりの固さ!そして威圧感!
「穴熊」が苦手だという方は、まず相手にはしたくない囲いでしょう

藤井システムから逃れようとしてこの囲いが出現することがしばしば。玉と香の順番が入れ替わっただけで、穴熊より相当弱体化している。

「穴熊」の一種で玉が9九に入らずに
9八にいる構えです
香車が玉を串刺しにしているところから
この名称で呼ばれています

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