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今日からはじめる! 一生役立つ看護師国家試験勉強法

看護学生にとって看護師国家試験の合格はゴールではありません。国家試験に出てくる内容は看護師として働いていくのであれば一生身につけておかなければならない知識ばかりです。ここではその知識をより確実に身につける勉強法をご紹介します。

更新日: 2018年07月04日

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niwatoleafさん

はじめに

国家試験の勉強ってどこから手をつけたらいいの?
みんなが行ってるから予備校に行った方がいい?
模試は受ける?受けない?
参考書を買い足した方がいい?
などなど、考えれば考えるほど不安になりますよね

今回は、国家試験合格だけを目標にするのではなく、看護師として働いていく上で一生役に立つ勉強法についてご紹介します

・国家試験過去問題集
・各分野の教科書

過去問は各出版社から出ていると思います
書店で手にとって「自分が」読みやすい・使いやすいものを選びましょう

できれば解説が詳しく書かれているものを選んでください

各分野の教科書は、授業で使用していたものや手持ちの参考書などでOKです
ただし、参考書でよくある試験用の「重要項目まとめ」のような本は避けてください

まずは過去問を1問解く

問題文の時点ですでにわからない単語がある場合もありますが、とりあえず問題文と選択肢に目を通してください

なんとなくわかりそうな場合は解答してみる
全くわからない場合はすぐに答えをみる

正解・不正解に関わらず解説を読んでください

本文・選択肢・解答・解説の中にある単語・用語をピックアップ

以下は実際の国家試験問題です


 術後合併症で術前の喫煙と最も関連が強いのはどれか。
  1, 尿 閉
  2, イレウス (ileus)
  3, 手術部位感染
  4, ダンピング症候群 (dumping syndrome)


上記の例でピックアップする単語・用語は、「術後合併症」「尿閉」「イレウス」「ダンピング症候群」など
解説に出てくる関連用語も含めて挙げてください

「看護(医学)のことを知らない人」に、「自分の言葉」で、「自信をもって説明できる」ようにする

ピックアップした単語・用語の中で「看護のことを知らない人に、自分の言葉で、自信をもって説明できるもの」はすでにあなたの知識として定着しているものなので除外してください

残った単語を、教科書を使って検索します
ほとんどの教科書は後方に索引がついているのでそこから調べましょう

そして単語が含まれる部分を読みます
この時、単語のすぐ前後だけを読むのではなく単語が含まれる節全体を読んでください

そしてその単語を「看護のことを知らない人に、自分の言葉で、自信をもって説明できる」ようにしてください

単語によっては複数ページにわかれて掲載されている場合もありますが、全てに目を通しましょう
教科書を読んでいる途中にわからない単語・用語が出てきた場合、さらに検索してください

はっきり言って、この方法はある程度勉強してきた人でもはじめはかなり時間がかかると思います

これから勉強を始める人にはより一層時間がかかると思います

しかし、きちんとやっていれば一問一問に時間がかかるのもはじめのうちだけです

問題数をこなしていくうちに同じ用語や単語が出てきたり、なんとなくでも覚えているものがでてくるはずです

重要なものほど頻回に出てきますので、回数をこなしていけば重要なものから自分の知識として定着していくため、結果的に効率よく試験勉強ができていた、ということになると思います

また、問題集の解説を読んでもわからないこともあるかと思いますが、教科書で関連する単語の含まれるページを熟読することで理解・納得できる場合も多くあります

まとめテキストをおすすめしない理由

まとめテキストは暗記することを主な目的としているため、その単語について要点だけしか書かれていないことが多いからです

教科書を読んでいるとわかると思いますが、一つの用語に関連して様々な分野のことが書かれていることが多く、「こんなこととも関連しているのか」と改めて思うこともあります

まとめテキストではそういった細かい関連性などが省かれているため、より細かく書かれている教科書や参考書の使用をおすすめしています

過去問をベースに勉強する理由

本来なら、まず各分野の教科書を全て最初から最後まで読んでから過去問にとりかかってほしいところです

しかし、特に現役の学生さんは実習や卒論などもあり、時間が限られている方が多いと思います

国家試験に出てくる問題は、看護師として身につけておくべき知識の中でも特に重要なものばかりです
国家試験に出てこないものは忘れてしまっていいというわけではありませんが、まずは重要なものから確実にしていくことが必要です

上記の方法で過去問を3~4年分解いたあとにまだ余裕があれば、各教科の教科書をはじめから最後まで読んでみてください
授業でも教科書を丸々1冊読むことはほとんどないと思いますし、臨床に出るとまずは自分の所属する科の勉強が優先になり、他のことを勉強する時間も余裕もなくなります

教科書に載っている内容で、「いらない部分」や「覚えなくてもいいこと」はありません
しかし、実際には重要でないことは知らなくてもなんとかなってしまうということもあります

患者さんに安心・安全な看護を提供するためには少しでも多く、正しい知識を身につけていきたいところです

ちなみに

基本的な教科書と自分にあった過去問を揃えた上で上記の学習法を活用できれば、予備校に通ったり参考書を買い足したりすることなく国家試験に合格することも可能です

また、専門学校や短期大学から大学などへの編入試験を検討されている方にはこの勉強法が特におすすめです(編入試験は記述式のところがほとんどなので、単語・用語を自分の言葉で説明できるようになることが非常に重要です)

【参考】看護師国家試験の過去問サイト

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