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【実録!日本一過酷な高校】この高校での私のリアルな思いで・・・懐かしい

水曜日のダウンタウンで放送されたようですね・・・実はこの高校は私の母校でもあります。確かにいろんな意味で常軌を逸した高校であることは間違いありませんでした、いい思い出ですけどね

更新日: 2016年12月29日

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この記事は私がまとめました

umaうまさん

三重県の山奥にありとあらゆる問題児が集結する高校・・・それが日生学園

女・暴力・青春!そしてまた暴力!バイオレンスな青春をありがとう!

今から約20年前、私はこの高校に入学しました。
これは嘘真のないリアルな実録レポートです

色々と話題に出ていますが、そうここは日本中から札付きの悪(しかもレベルが半端じゃない)や問題児が集結する最後の砦のような学校でした

私自身も中学時代はほとんど学校に行かず、自堕落な生活をしていたので進路相談にいやいや行った際に教師に

「わかってると思うけど、君が行ける高校はありません、行けるとしたらここしかありません」

と渡されたのがこの悪名高い日生学園のパンフレットでした

若かりし頃の自分自身は、高校なんて行かずにいつまでも遊びほうけて、いつか適当に働きゃいいなんて世の中をなめきっていました

・・・が、親にせめて高校位出てくれと3日3晩懇願され決意

名前さえ記入出来れば合格!驚愕の入試

入試当日、車に乗せられ学校へ…三重県の榊原温泉という液が一番近い本当の山奥です

当時の日生学園は丁度転換期にあり、進学に特化した「日生学園第一」
ここは本気の進学校を目指す!をコンセプトに作られた中高一貫
内情はよくわかりませんので書きません

「日生学園第三」も同じような方針でしょうか

しかし真の主役は「日生学園第二」ここがキングオブ日生

私が入学することになるのがこの第2高校です

入試当日、駐車場にはとにかく高級車が多い!
そしてそこから出てくる子供たちは当然生意気、ガン飛ばし合戦
しかし、そこに付き添う親たちも明らかに気合の入った方が多かったです
たたき上げの社長、そんな風貌に気の強そうな奥方

そして入試、第2高校には大きく3つの種類に分かれます

○美術コース…主に引きこもりやいじめで不登校になった人が比較的多い
○普通科…私のような中途半端なバカや不良が半数
○体育科…本気で体育で未来を決める人や最上級の不良達

私は普通科を受験しましたが名前は立派に特別進学科なんて言っていました
要は大学をめざし普通の社会生活を目指すみたいな科です
とりあえず大学進学希望出せばここになる感じでした

そしてテスト

…一ケタの足し算と割り算

…小学3年生でも満点取れる漢字

そんなレベルです

当然これは小学校さえ行っていれば満点取れなきゃヤバいやつです

しかし、テスト中ぼそぼそと聞こえる(大声もあり)
「なんだよこれ…わかんねーよ」→ビリビリとテスト破る
「オイ、お前のやつに俺の名前書いとけよ」→入試中!!!

入学前からこれです、相当な学校です

当然全員合格です

「俺、名前しか書いてねぇ」
そんな奴が少なくとも周りに3人いましたが合格してました(笑)

入学…驚きの暴力が支配するピラミッド社会

入学後、各コースごとに入寮する寮に案内されます

天神寮・敬天寮・即天寮(名前間違ってたらすいません…)
多分こんな感じの名前で、あと女子寮がありました

私は普通科の敬天でした

寮自体は綺麗で確か3階建てで全部屋が相部屋になっていて
一部屋に3年から1年生で30人位いたと思います
一つの寮に大体200人位住んでいたのではないでしょうか

そして各部屋に必ずいるのが「権力者」
と呼ばれる人、頂点は1名、そこに2年の権力者という感じです

どんなにおかしな人間でも3年生は神様、逆らうことは許されません
続く2年生は「一般人」、1年生は「奴隷」

権力の象徴がなんと「ジャージ」

ジャージが太ければ太いほど権力があるという
何だか動物の社会みたいですね(笑)
権力者が卒業するときに2年の次期権力者に継承される
それが誇りでした(今となっては笑い話ですが…)

私は運よく2年の権力者の隣の席で可愛がってもらい、その先輩から少し太めのジャージをもらえたのですが、その時の感動と他の1年生からの羨望のまなざしは今でも思い出せます
皆、1ミリでも太くしようと縫い目の糸を抜いていましたね

とにかく寮生活は「力こそすべて」→ラオウみたい…

何かしらか権力者に粗相があれば恐怖の「しばき」
一度嫌われた者の悲惨さは筆舌に尽くします

この「しばき」は消灯後に主に行われます
コースは大体5コースあり

軽い程度の戒め→30分しばき(あいさつをしなかった等)

順を追って1時間しばき・3時間しばき・5時間しばき・朝までしばき

私は1時間しばきまでしか体験有りませんが
まず使いっぱしりが呼びに来ます

「○○先輩が今日消灯後部屋集合って」

それを告げられた時の恐怖…そこから消灯までは地獄です

まず部屋に行き先輩のベッドの前で正座
そこから説教をされ→「わかってんのかよオイ」とビンタ→ビンタ→立たされる
→ボディー攻め→また正座→徐々にトーンダウン

最後は優しく諭され部屋に戻される

自分はこんな感じですが親友は死の寸前6時間しばきで7か所骨にひびが入り
風呂でみた裸にはスリッパの足形がついており、消えるまで1か月くらいかかりました

暗闇の中、奥から聞こえる

「うぐっ…」
「ぐふぁ!」

大きな窓を埋め尽くすカメムシと月

今でも夜のカメムシを見ると思い出します

そんなバイオレンス寮生活にも楽しいことも多かったですね

ジュースやパンなども購入可能でした(プリベイトカード)

私たちが生活していた頃はポケベル全盛期(PHSは確か持ち込めなかった)
寮の入り口に並んだ3台の公衆電話はいつも恋に燃える男たちの聖地

日本全国から集まるのでプリクラを見せてもらっては紹介してもらい月に1度の帰省が本当に楽しかったものです

また、よく先輩に
「よし、ウメいくか⁉」→たばこの隠語
と誘われ可愛がってもらったのも嬉しかったものです

あの手この手のスリリングな密輸…

快適な寮生活を送るためには権力者への付け届けも重要

寮生活中は山奥から出ることは出来ないので
コンビニなんてとてもじゃないけどいけません

その為に帰省明けはみんなあの手この手で密輸をします
大体「札・たばこ・エロ写真」この辺が主流です

札はネクタイの中に縫い込んだり、カバンの底に巧妙な二重底を作ったり

まず帰省明けは寮入り口で教師(寮監も兼任)が一人一人調べます
この瞬間は毎回ドキドキしました

うまく検査の目を逃れたときは快感☆
奇想天外・新手の密輸を陰ながら成功させ、付け届けをしたものは尊敬のまなざし

密輸に快感を覚える高校生なんて、そう多くないですね

学校生活は意外に普通 でも男女交際は…

そんなバイオレンスな学校も通常は意外にも普通
中学生時代を荒れた不良達も孤島のような山奥では張り合うこともなければピラミッド式権力に歯向かうものも意外にいませんでした

またこの学園は男女共学、比率で言えば男8に対して女子は2

もちろん特殊な学校ですので、健全な女子は当然おらず、特殊な事情を抱える子、殆どが中学時代不登校というのが多かったように思います

とはいえ同じ屋根の下
当然色恋沙汰はありました

ただ、山の中ということもあり、おしゃれなcafeもなければアミューズメント施設なんてものはありません、あるのは山、森

ということで、人目を忍んで密会するのは山の中
しかし人里離れた山の中、蛇や虫、鹿も多く、ましてや見回りの教師にばれれば一発で退学ということもありました…

水曜日のダウンタウンの中で、トイレは手で掃除なんて流れていましたがこれは「心経」(しんぎょう)といい、私の入学したころにはありませんでした

あれから約20年
今は色々と変わったことも多いようですが、まだジャージ継承の儀が続いているのか…

ですが、普通とは確かに違う、色々と学ぶことの多い学校ではありました

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