1. まとめトップ

大阪市の負の遺産を巡る

大阪都構想提案の最大の理由の一つが基礎自治体として身の丈に合わない巨額の事業投資失敗の数々です。巨大な大阪市役所組織をより住民に近い特別区役所に再編し医療教育福祉に集中させるのが大阪都構想が目指したものでした。出直し市長選挙で大阪維新の会マニフェストに掲載された19の失敗例と夢洲を巡りましょう。

更新日: 2015年07月10日

15 お気に入り 59343 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

saitokakusanさん

大阪市の負の遺産1 ワールドトレードセンター(WTC)、現大阪府庁咲洲庁舎、高さ256m 大阪市港湾局中心の1988年「テクノポート大阪」計画に基づき1995年3月竣工 総事業費1,193億円、86億円で2010年大阪府に譲渡 pic.twitter.com/nxYF2idA0O

大阪市の負の遺産2 アジア太平洋トレードセンター(ATC) 総事業費3,065億円、2004年特定調停(いわゆる破綻) 大阪都構想実現の暁には、これを賃借して特別区役所の庁舎不足に充てる予定 pic.twitter.com/HAiUdNLkex

大阪市の負の遺産3 なにわの海の時空館 大阪市市制100周年記念事業として2000年開館した船舶海運海洋をテーマとする海事博物館 総事業費等253億円、2013年3月閉館、引受手なし 「何ですか?あのお椀をひっくり返したような建物は」 pic.twitter.com/WBqLK6mUUb

大阪市の負の遺産4 夢洲(ゆめしま) かつて大阪オリンピック招致のため選手村等造成、後に住宅地等建設予定も誘致計画頓挫、広大な空地が残る ここに統合型リゾート(IR、一部にカジノ)誘致が計画されています 写真はWTCの55F展望台から pic.twitter.com/t53HtH1DWU

大阪市の負の遺産5 オーク200 大阪市の市有地開発のため公有地信託制度による弁天町駅前開発土地信託事業として1993年2月竣工 総事業費1027億円予想配当272億円⇒実際配当0、2014年7月に3銀行に637億円の和解金支払勧告 pic.twitter.com/tvBKmqIQVw

大阪市の負の遺産6 オスカードリーム(住之江用地土地信託事業) 住之江公園駅前にある複合ビル。1995年開業、総事業費225億円、予想配当261億円⇒オープン当初から赤字、2013年度末283億円で和解 写真左は大阪護国神社境内から pic.twitter.com/LBadOdDy1t

大阪市の負の遺産7 フェスティバルゲート 第三セクターのフェスティバルゲート(株)(現在解散)が運営した複合娯楽施設。1997年7月開業、総事業費340億円、予想配当129億円⇒実際0。2009年競売でマルハンに売却 消えていた。。。 pic.twitter.com/aBNXFCmvuM

大阪市の負の遺産8 扇町キッズパーク(北区扇町土地信託事業) 1997年7月開業。キッズプラザ大阪が入居する複合文化施設 総事業費256億円、予想配当75億円⇒実際配当16億円、2008年関西テレビに210億円で売却。現在関テレ本社 pic.twitter.com/rOVVv9KgcD

大阪市の負の遺産9 ラスパOSAKA(大阪市立ゆとり健康創造館) 東住吉区矢田の住宅地に1999年3月開業した豪華温泉施設 総事業費等120億円⇒2010年閉鎖、今は廃墟 どんな値段か分かりませんが、確かにそんな値段では売れないかも pic.twitter.com/yrAttxLOBQ

大阪市の負の遺産10 阿倍野再開発事業(阿倍野地区第二種市街地再開発事業) 大阪市の阿倍野区金塚地区再開発事業。1976年着工、総事業費等4800億円⇒多額の住民立退き料と地価下落で大阪市財政悪化最大の要因 ハルカス300から撮影 pic.twitter.com/zbGL1JDruR

大阪市の負の遺産11 ソーラ新大阪21(新大阪駅周辺区画整理事業用地土地信託事業) 1994年7月竣工の複合機能オフィスビル、総事業費178億円、予想配当166億円⇒実際0、2008年3月野村不動産に売却 写真左に街頭TMの橋下さん達 pic.twitter.com/yBBIhbWUAW

大阪市の負の遺産12 湊町開発センター(MDC)1989年設立。JR関西本線地下化推進、OCATビル建設・運営主体、湊町地区開発のコーディネート役。OCATは1996年開業。総事業費等1059億円⇒2004年特定調停(いわゆる破綻) pic.twitter.com/2V6EuPKUUy

大阪市の負の遺産13 ビッグステップ(西心斎橋土地信託事業) 大阪ミナミの回遊ネットワーク拠点として1993年開業した大型商業ビル。総事業費131億、予想配当259億⇒実際8億。2007年不動産投資会社パシフィックマネジメントに売却 pic.twitter.com/eoOzrvjS43

大阪市の負の遺産14 クリスタ長堀 地下鉄長堀鶴見緑地線と同時期1997年に開業の南船場の地下商店街。元々旧長堀川を埋立て大阪市が地下駐車場運営。総事業費等907億⇒2005年特定調停(いわゆる破綻)。現在大丸子会社大丸コムに運営委託 pic.twitter.com/BFHfN0Nzx3

大阪市の負の遺産15 大阪市土地開発公社 公有地拡大推進法に基き1973年設立。地価上昇背景に市の分身的存在として公共用地約128万m²先行取得。地価低迷で経済メリット減 総事業費等901億⇒2010年度末解散(三セク債152億発行) pic.twitter.com/yp1alsv1l1

大阪市の負の遺産16 大阪シティドーム(現京セラドーム) 1992年大阪市を筆頭株主とする第三セクターとして設立 総事業費等745億円⇒すったもんだあって2005年会社更生手続を経て2006年オリックスに事業譲渡(債権放棄108億円) pic.twitter.com/kQAhQxBiP5

大阪市の負の遺産17 ふれあい港館ワインミュージアム 1995年約59億円かけ開設。世界各国の貴重なワイン収集も非公開の儘貯蔵も。市外郭団体(社)大阪港振興協会の運営赤字続きで2008年閉鎖。2011年学校法人上田学園に約7億円で売却 pic.twitter.com/Fk20ZARBKQ

大阪市の負の遺産18 大阪市道路公社 違法路上駐車対策等大阪市駐車基本計画に基づき公的駐車場整備や有料道路(橋)整備推進等を目的として1994年設立。総事業費等667億円⇒2014年解散(331億円の三セク債発行) 写真はなみはや大橋 pic.twitter.com/asMLIEB2rC

大阪市の負の遺産19 リフレうりわり 大阪市環境事業局旧平野工場跡地に総工費18億円で2005年開設。廃棄物焼却エネルギー利用による運動浴、保養浴等の温水健康増進施設。市外郭団体の(財)大阪市環境事業協会の赤字運営が続き2011年閉鎖 pic.twitter.com/J5muNXrSqw

大阪市の負の遺産20 あこがれ(航海訓練船) 日本の自治体で初のセイル・トレーニングの為に建造した帆船。1993年竣工。建造費+市負担金等56億円。2013年一般競争入札で兵庫県の海事代理士が約3千万円で落札。「みらいへ」に名称変更 pic.twitter.com/i6oambMomY

@saitokakusan @taotaopaipaisan 本当にありがとうございます、本来は我々がちゃんと報告すべきことを、きちんと全容のわかる写真付きでまとめていただきました。

巨大な役所であるがゆえの無駄な公共事業の例

2頁1(1)の表、19事業で総事業費等の総額1兆6千億円の例です。

●大阪市の主な負の遺産 金額は総事業費等
・阿倍野再開発事業 4800億円 ⇒大阪市財政悪化の最大の要因
・ワールドトレードセンター(WTC) ⇒1193億円 大阪府に86億円で譲渡
・アジア太平洋トレードセンター(ATC) 3065億円 ⇒平成16年に特定調停(いわゆる破綻)
・湊町開発センター(MDC) 1059億円 ⇒平成16年に特定調停(いわゆる破綻)
・クリスタ長堀 907億円 ⇒平成17年に特定調停(いわゆる破綻)
・大阪シティドーム 745億円 ⇒平成18年に事業譲渡(108億円の債権放棄)
・大阪市土地開発公社 901億円 ⇒平成22年度末解散(152億円の三セク債発行)
・大阪市道路公社 667億円 ⇒平成25年度末解散(331億円の三セク債発行)
・なにわの海の時空館 253億円 ⇒平成25年3月閉館したが、引き受けて無し
・ふれあい港館 59億円 ⇒平成23年に約7億円で売却
・ラスパOSAKA 120億円 ⇒平成22年に閉鎖
・リフレうりわり 18億円 ⇒平成23年に閉鎖
・あこがれ(航海訓練船) 56億円 ⇒平成25年に約3,000万円で売却

●大阪市の土地信託事業 金額は総事業費/予想配当額⇒実際配当
・オーク200 1027億円/272億円⇒0 本市控訴中
・ビッグステップ 131億円/259億円⇒8億円 平成19年に売却
・ソーラ新大阪 178億円/166億円⇒0 平成20年に売却
・オスカードリーム 225億円/261億円⇒0 平成25年度末に283億円で和解
・キッズパーク 256億円/75億円⇒16億円 平成20年に売却
・フェスティバルゲート 340億円/129億円⇒0 平成21年に売却

9/13なんばパークス街頭TM youtu.be/9WHpUUpENHc ・自民公共のこれ迄の政治で本当に大阪がよくなるかどうか考えて貰いたい。彼らは大阪都構想と聞けば何でも反対、新しい大阪の姿、対案出さない。今のままの大阪で行くのが自民公共。過去を振返ってみて下さい

@saitokakusan ・もう一つ、今の大阪市は24区、京都府や広島県と同じ260万人でか過ぎ。選挙で選ばれた市長1人だけ。区長は選挙で選ばれず住民チェック働かない。その結果市税の無駄使いがこれ。自民公共市議会も止められなかった pic.twitter.com/3DbuBEKtE6

大阪市内と大阪府下の様々場所で開催されている大阪都構想の街頭タウンミーティング(2014年6-8月は月1回、9月中旬以降毎週末)でもこのパネルを使って橋下市長が毎回説明されています。このパネルの内容には含まれていない大阪市の負の遺産がまだまだあると、井戸市議から下記のご指摘もいただきました。

@saitokakusan @tomo050 この負の遺産には弘済院やクラフトパーク、市民交流センターなどが含まれていません、道路公社や土地開発公社など借金だけ残って解散したものも省かれています、さらに土地開発公社以外の塩漬け土地にも巨大な借金が、淀連線跡地だけで約120億の損失

1