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映像制作|ライティング・照明に関する基礎知識まとめ

3灯照明の基礎知識からディフューザーを使用した光量調整、カラーフィルターを使用した色温度変化など、照明に関する基礎知識をまとめてみました。

更新日: 2015年12月02日

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この記事は私がまとめました

・3灯照明の基本
・ディフューザーを使って強弱を調整する
・色温度について
・カラーフィルターを使って色温度を変化させる
・ブラックラップを使った調光・遮光

3灯照明の基本

3灯照明の基本技術はキーライト、フィルライト、バックライトの3つを使用するのが基本技術です。

キー・ライト
キー・ライトをどちらから当てるかは、演出面での要望に加えて、被写体の形状や特徴によります。
人物の場合は特に顔が重要です。例えば右頬にあざがある人の場合、できるだけあざが目立たないように、左側からキー・ライトを当てるという配慮が必要です。また、前髪が斜めにかかっている人は前髪の影が顔にかからない方向から、キー・ライトを当てるべきでしょう。キー・ライトの位置を決めるためには、まず被写体をよく観察することが必要です。
キー・ライトは、平面、高さ方向ともにプレーンの位置(45度)からあてるのが基本です。

フィル・ライト
キー・ライトの斜め前方反対側からあてるのがフィル・ライトです。
フィル・ライトの主な役割は、「キー・ライトによってできた陰影の緩和」と「キー・ライトで照らされない部分の照明」です。 被写体を見ながら、目的に沿って過不足なく照明できるように位置・角度・強さを調節します。

影に注意する。
フィル・ライトによって新たな影を作らないようにする。フィル・ライトはキー・ライトの影を和らげることを目的としているので。
フィル・ライトはキー・ライトよりも正面に近い場所から当てるのが良い。

バック・ライト
バック・ライトには被写体の輪郭をくっきりと浮かび上がらせる効果があります。
例えば、黒い壁を背景として人物を撮影すると、黒髪は黒壁に溶け込んでしまって区別がつかない、のっぺりとした画になってしまいますが、バック・ライトをあてることによって髪の毛や肩の線がはっきりし、立体感や質感が向上します。バック・ライトが強いほど劇的・演出的な雰囲気がでます。逆に、弱いと自然な感じを演出できます。
バック・ライトは、人物の後方、高さ50~60度あたりの位置から当てます。

ライトのバランス
基準となるキー・ライト を1とすると、
フィル・ライトは1/3~1/2
バック・ライトは1/2~1超くらい。

ディフューザーを使って強弱を調整する

ディフューザートは光源と被写体の間に設置し、光量を調整したり分散させたりするもののことです。素材としてはアクリル板やトレーシングペーパー、ビニールなど。多種多様です。

ディフューザーなし

ディフューザーあり

色温度について

色温度は、自然光(黒体放射による光)の色を表す単位です。
●自然光には色があります。白熱電球はオレンジっぽい光を放ち、水銀ランプは青白っぽい光を放っているように見えます。朝日や夕日と昼間の光とでも光の色が違うように見えます。このような光の色を表す単位として、色温度K(ケルビン)が使われます。
●上記のイラストのように、オレンジがかった暖かみのある光→日中の太陽光のような白っぽい光→青味がかったさわやかな光の順で色温度が高くなります。(数字が大きくなります)
●使用する照明の色温度により、空間の雰囲気が変わります。

カラーフィルターを使って色温度を変化させる

ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店なら照明フロアがありそこに売っています。

ブラックラップを使った調光・遮光

アイランプゲージの周りを覆って光漏れを防いだり、自由に変形できるので光量を絞ったり、光の当たる範囲を遮蔽してカットすることもできます。これも大手家電量販店で買えます。

以上、照明技術の基礎中の基礎に関するまとめでした。

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