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知ってた?大豆「摂りすぎ」のリスク

健康的な食品として有名な大豆ですが、それの摂りすぎによるリスクを知るとまた違った見え方ができそうですね。

更新日: 2014年08月15日

Giltheadさん

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豆乳=身体に良いと言うのは、実は早合点かも知れないということをご存知ですか?

「え・・・?」となる問いかけです。豆乳ってカラダにいいんじゃないの?豆でしょ?

大豆からできる飲料で、良質な栄養や大豆イソフラボンが含まれていることで有名ですね。おいしくてカラダにいい、というイメージで定着しています。

大豆イソフラボン過剰摂取への警鐘

食品安全委員会が昨年12月にまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70〜75mgとし、そのうち、サプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。

この情報だけではどれくらいの量なのか想像できませんね。とりあえず何故大豆イソフラボン過剰摂取に警鐘が鳴らされたのか、調べていきます。

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似ている!

大豆イソフラボンは植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)と類似しエストロゲン受容体(エストロゲンレセプター)に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮することが、試験管内の試験や、動物実験で示されている。

農林水産省ホームページより。なんか信憑性が高そう…!

大豆イソフラボンは、植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、エストロゲン受容体に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮するとされております。

上から引用されているのが分かります。ちょっと分かりやすくなりました。

まず大豆イソフラボンってなんなんだろう。

大豆の胚軸(生長すると芽になるところ)部分に多く含まれる抗酸化物質の1種。

大豆イソフラボンは、主に大豆の胚芽に多く含まれている色素(フラボノイド)の一種です。

大豆や大豆食品中に含まれる大豆イソフラボンは、主に配糖体として存在していますが、糖部分が分離したものはアグリコンといい、伝統的な大豆発酵食品中に含まれます。

ヒトが摂取した大豆イソフラボン配糖体は、腸内細菌の作用等により、大豆イソフラボンアグリコンとなり、腸管から吸収されます。

つまり、発酵食品にはそのままでも吸収できる大豆イソフラボンアグリコンが含まれているけれど、そうでないものは腸内細菌などによる消化が必要ってことでしょうか。

イソフラボンの効能

骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン

更年期障害等で起こる高血圧・コレステロールの抑制、循環器疾患のリスク軽減効果

骨粗鬆症(骨からカルシウムが溶けだし骨がもろくなる症状―女性ホルモンが溶けだすのを抑制)の予防効果

女性ホルモンとの関連から乳がんや前立腺がんの予防効果があげられ、欧米人に比べ日本人にこれらの発生が少ないのは豆腐等を食しているからとの指摘もあります

その一方で…

骨粗しょう症、乳がんや前立腺がん等の予防効果が期待されるが、一方、乳がん発症や再発のリスクを高める可能性も考えられる。しかし未だ実際に多くの研究が行われている段階にあり、ヒトにおける大豆イソフラボンの有効性と安全性についての議論は確立していない

月経がある女性のイソフラボンの摂りすぎは、月経不順などを引き起こします。つまり、過剰に大豆イソフラボンを摂取すると血中ホルモン値が変動したり、月経周期が延長するのです

サプリメントなどにより大豆イソフラボンのみを過剰に摂取すると、女性ホルモンのバランスが崩れる可能性があり、月経周期の遅れや子宮内膜増殖症などのリスクが高まることも報告されている

大豆イソフラボンの過剰摂取が、ヒトの胎児や新生児に及ぼす影響は明確には分かっていませんが、動物を使った実験では、卵巣や精巣といった生殖器官に対して有害作用が報告されています

閉経後女性を対象に、大豆イソフラボンの錠剤(150mg/日)を5年間服用してもらった長期試験では、摂取群とプラセボ群を比較したところ、30カ月では有意な差は見られませんでしたが、60カ月で摂取群に子宮内膜増殖症の発症が有意に高くなるという報告がありました

え、じゃあ大豆ってそんなに摂らない方がいいんじゃ……って、思いますよね。でも。

じゃあ大豆ってあんまり食べないほうがいいの?

食品安全委員会が昨年12月にまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70〜75mgとし、そのうち、サプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。

ここでもう一回最初の記事を載せました。

これだけみると、えっ…となるような値ですが、100gあたりです。

平成14年国民栄養調査(厚生労働省)による大豆食品等の摂取量からの試算によると、平均的な日本人(15歳以上)の大豆イソフラボン摂取量は一日当たり18mg(大豆イソフラボンアグリコン換算値)です。

普通に食べていたら、安易に上限値を越すことはなさそうです。

日本人は、豆腐、納豆、煮豆、みそなどの「伝統的な大豆食品」について、日常の食生活における長い食経験があり、これらの大豆食品を食べることによる大豆イソフラボンの健康への有害な影響が提起されたことはなく、心配する必要はありません。

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Giltheadさん

興味関心のまったく違う二人でまとめています。
それぞれが日々気になったり興味のあることをつれづれにまとめにしていきたいと思っています。
どっちがどれを書いているか、当ててみてくださいね(*'ω'*)