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【映画】ホットロード あらすじ、感想、評価、ネタバレ、動画【能年玲奈】

【映画】ホットロード あらすじ、感想、評価、ネタバレ、動画【能年玲奈】

更新日: 2014年08月24日

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navichさん

劇場公開日 2014年8月16日

「別冊マーガレット」(集英社刊)で1986~87年に連載され、単行本は全4巻で累計発行部数700万部を突破した紡木たくの人気少女コミックを実写映画化。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈が主演し、母の愛を感じられずに非行に走る主人公の少女・宮市和希を演じた。「ソラニン」「僕等がいた」の三木孝浩監督がメガホンをとり、「僕等がいた」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の吉田智子が脚本を担当。和希がひかれる不良少年・春山洋志役は、映画初出演となる「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣。望まれて生まれてきたわけではないと知り、心を痛める和希は、転校生のえりに誘われて行った夜の湘南で暴走族「Nights(ナイツ)」の春山に出会い、不良の世界に居場所を求めるようになる。次第に春山への思いを募らせていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった春山は敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく。主題歌には、尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」を起用。

あらすじ

母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希(能年玲奈)は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、不良の春山洋志(登坂広臣)と出会い、彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ洋志に惹(ひ)かれていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった洋志は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなり……。

キャスト

能年玲奈
登坂広臣
木村佳乃
小澤征悦
鈴木亮平
太田莉菜
竹富聖花
落合モトキ
山田裕貴
鷲尾真知子
野間口徹
利重剛
松田美由紀

主題歌 - 尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」

動画

この映画は尾崎豊で正解!!

うたがよすぎ
映画にあってる

予告だけで泣ける。

感想、評価、ネタバレ

「今、何故これを?」感からは逃れられないが。

原作者が『カラスの親指』を観てこの役を認めた、というのがよく判る能年ちゃんだ。あの国民的笑顔を封印、しかし目がくるくるとうつろい、無表情のなかにも感情を語りまくるのは流石である(ちょっと北三陸なまりが残ってる気もするが…)。しかし映画自体はなんだかつるっとした感触で引っかかりのない出来。セルフィッシュなことに無自覚な母(木村佳乃)との葛藤や、三木孝浩らしい映像と光の美しさはあるが、物語は平板で時代の描写はしごく中途半端だ。まあ、80年代の暴走族を能年ちゃんや登坂広臣(この相手役のセックスアピールが男の目からはさっぱり受け取れないのも難)であまり忠実に再現されても困ってしまうのだが。

やっぱり気になるミズタクの影

ありえない設定の『陽だまりの彼女』をアリにしてしまった三木孝浩監督だけに、冒頭のナレーションから、企画が発表されたときの地雷臭を一蹴。得意の繊細な演出と美しいライティングで、男子が受け入れにくい線が細すぎる原作の世界観をよみがえらせた。
しかも、十分にダサくなる時代設定(80年代半ば)や名ゼリフなどを押さえながら、しっかり能年玲奈と登坂広臣のアイドル映画に仕上げているからスゴい。また、主人公2人の成長を見守る脇役陣の好演が光りまくっている点からは、『僕等がいた』に近いものを感じる。それにしても、春山の母役が松田美由紀、宏子役が太田莉菜であることで、ミズタクの存在を匂わせるのは狙いなのか?

一言で言えば、お涙頂戴の退屈な恋愛映画。

ストーリーは平坦に進むので時間が経つのがすごく遅く感じます。
映画が終わったあと、一緒に観ていた友人と顔を合わせ「何で他の人泣いてるかわからないね」と首を傾げました。
恋愛映画でありながらときめくことはありませんでした。
泣き所としては、和希とえりが友情を確認し合うシーン、和希が母とケンカし母娘の愛を感じるシーン、春山が事故に遭い意識不明から目が覚めるシーンでしょうか。
映画の内容で泣くというより、その設定で泣くというような感じです。

映像自体は透明感があり、きれいでした。
和希役の能年玲奈ちゃんですが、口の悪い不良?役はあまり合わないように思います。
春山役の登坂広臣くんが最初に画面に現れた瞬間、歓声があがってました。
恐らく、映画を観に来ている方も、レビューで高評価をしている方も、その大半は登坂くんのファンだと思われます。
ホットロードはファンが楽しめる映画だと思います。

よくある恋愛映画かと思ったら…!

『こんなに誰かを大事なんて、思ったの初めてだよ』
和希の台詞に象徴されるように、
初めて大切な人ができたとき、自身のその気持ちに気づいたとき、自分も誰かの大切な存在であることを知ったとき、それがうまく伝えられなかったりすれ違ったり、通い合ったと思ったら失う恐怖に襲われたり…その身体の奥から湧き出るような息苦しいほどの切ない気持ちをこの映画は描いている。
しかも、それが男女間のみならず友達や親子にも当てはまること、誰もがそんな純粋な思いに動かされて変わることができることまで2時間の中で押し付けがましくなく描かれていて、テーマの深さに身震いしてぐんぐん引き込まれてしまった。話題の大作に限って中身が薄っぺらくがっかりさせられる恋愛映画が無数にある中、この作品のはその点一線を画している!

また能年玲奈は茶髪とはいえ見た目的にはあまちゃんのときとさほど変わらないが、そんな無垢で純粋なイメージのまま、思春期剥き出しの和希を演じることで、逆に見る者の心を強く引きつけている。陰のある女優ではなく、能年玲奈が演じることで、痛々しさ切なさが倍増、技ありのキャスティングと関心せざるを得ない。あまちゃんの天野アキの魅力を知ってればいる人ほど、激しく心揺さぶられることだろう。
そして、演技初挑戦という登坂広臣がとてつもなく魅力を放っていて思いがけない収穫(笑)。彼の魅力、その一点だけでも充分に2000円払って2時間観る価値があると言っても過言ではない。

良いのは尾崎豊の歌だけ。

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