ある日ペルセポネーは、妖精ニンフたちと、シシリア島で花を摘んでいました。すると、ゼウスの弟で、地底を支配している冥土の王プルトーが現れました。かねてから、ペルセポネーに思いを寄せていたプルトーは、彼女を地底の宮殿に連れ去ってしまったのです。母デーメテールは、愛娘がさらわれたことを知ると、絶望のあまり、エンナの谷の洞窟にこもってしまいました。すると、デーメテールのいなくなった地上は、冬枯れの景色に一変してしまいました。見かねたゼウスは、ペルセポネーが母の元に帰れるよう計りました。冥土の食べ物を一切口にしなければ、地上に戻ることができたのです。ペルセポネーが戻ると、枯れた大地はみるみる生命を取り戻し、地上は再び緑に覆われました。ところがペルセポネーは、冥土の「ざくろ」の実を4粒ほど口にしてしまっていたのです。それを知った大神ゼウスは、1年のうち4か月は冥土の王プルトーの元で暮らすよう取り決めました。それ以来、ペルセポネーが冥土に行くころになると、地上に冬枯れの季節が訪れるといいます。

出典おとめ座物語

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