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世界のVIPをうならせた奇跡のワインとは ‐ 「ココ・ファーム・ワイナリー」

ここ数年、日本の小さなワイナリーがつくるワインが、注目されています。世界のVIPをもてなすサミットの晩餐会に採用されたり、秋の収穫祭にはワイナリーに大勢の人が訪れたり…。ここまでのワインを作り上げた背景には、何十年もの努力と、感動のストーリーがありました。

更新日: 2015年06月22日

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potekoroさん

日本が世界に誇るワイナリー「ココファームワイナリー」

有限会社ココ・ファーム・ワイナリー(Coco Farm & Winery)は、日本の酒造・食品製造・輸入販売会社。栃木県足利市に拠点をおく。

日本のワインといえば、葡萄の産地でもある山梨などが有名ですが、このワイナリーは栃木の足利にあります。

この栃木の小さなワイナリーが、世界のVIPをうならせた

2000年、九州沖縄サミットの晩餐会での乾杯に用いられたことで著名になった。

2008年には北海道洞爺湖サミットでの総理夫人主催夕食会で同社のワインが使用された。

ここで作られるスパークリングワイン「NOVO」が九州沖縄サミットにおいて各国首脳に振る舞われ、続いて北海道洞爺湖サミットでは赤ワイン「風のルージュ」が採用され、ココ・ファーム・ワイナリーの名は、今や世界のワイン通に知られるようになりました。

それは奇跡のワインと呼ばれる

VIPがうなるのには理由があります。

平均斜度38度の急斜面に広がるぶどう畑。急斜面なので…。

急斜面には車両や大型機械が入りませんから、何でも人間の手でやらなければなりません。

日本の葡萄からつくる、日本のワインなのです。

ココ・ファーム・ワイナリーは1980年に誕生し、2007年より100%日本の葡萄からワインをつくっています。

昨夜は、ココファームの「山のシャルドネ」を飲みました。スッキリした白ワイン。

最近また、ワインにハマり出した。 今晩はこれ!ココファームの農民ドライ。冷やして美味しくいただきました^_^ pic.twitter.com/V8OjqyUxlW

奇跡のワインが生まれた背景がすごい!

1950年代、栃木県足利市の特殊学級の中学生たちとその担任教師(川田昇)によって山の急斜面に葡萄畑が開墾されました。

川田昇先生が、学校での勉強だけでは子どもたちが社会へ羽ばたくことができない矛盾を感じ、特別に守られる環境から自立できることを目的として、平均斜度38度の急斜面を開墾し、私財で農場を興したのが「こころみ学園」なのです。

売れるワインを造ることが目的ではなく、子どもたちの自立が目的であるために、下草刈りからぶどうの選定・出荷まで、全てが手作業です。

世界各地から専門家を招いて、本格的なワインづくりに取り組みます。「かわいそうな子が作ったからと、同情で買われるのでは一回限り。味で買ってもらえるワインを作らねば」という考えに賛同した、醸造家のブルース・ガットラヴさんたちは、現在に至るまで20年以上もこころみ学園のワインづくりを指導。

厳格な品質管理から生まれる美味しいワイン。

知恵が遅れているから何もできないと思われ、何もやらせてもらえなくて赤ん坊の手のようだった少年たちの手は、毎日葡萄畑にいるうちに、たくましい関節のある農夫の手になってきました。

あくまでも「本物」を追求し続けた結果が、美味しいワインへとつながっていきました。

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