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札幌市議の発言で波紋...アイヌ民族の文化保護と利権問題

札幌・自民党に所属する鈴木市議の「アイヌいない」発言が大きな波紋を呼んでいます。

更新日: 2014年08月17日

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ppp_comさん

■札幌市議の「アイヌいない」発言が波紋を呼んでいる

インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に今月11日、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいた

金子市議はツイッターに「せいぜいアイヌ系日本人が良いところ」「利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」などとも投稿

一連のツイートは既に削除されている模様。

■各方面から非難の声が集中

ツイートが8月14日頃から拡散され、「札幌市議によるヘイトスピーチ」「ばかもの。議員辞めなさいあんた」「レイシスト(差別主義者)!同じ日本人として恥ずかしい!」など非難のリプライが寄せられる事態に

■問題の発端となった市議は発言を撤回せず

すっかり肌寒いお盆の札幌です。数日ぶりにTwitterを開いたら、いつの間にか「レイシスト」認定されていて驚きました。「議員辞めろ」とか。本当のことを言うと議員を辞めなければならないのでしょうか?

金子市議は毎日新聞の取材に「同じ日本人を区別し出自によって公的補助をするやり方は間違っていると批判したかった。誤解を与えるような表現があったかもしれない」と説明

金子氏は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明

■問題発言の論点となる「アイヌ」とは

アイヌは、日本とロシアにまたがる北海道周辺地域の北方先住民族

先住民族といっても、現在はあくまで「日本人」として暮らしていますので、現在は私達と変わらない生活を送っています。

固有の言語、文化、生活習慣などをもち、自然と共生した生活をおくっていた

北海道内に数多く存在する独特の地名は、アイヌに由来しています。

おおよそ17世紀から19世紀において東北地方北部から北海道(蝦夷ヶ島)、サハリン(樺太)、千島列島に及ぶ広い範囲をアイヌモシリ(人間の住む大地)として先住していました

かつて北海道を中心に東北、樺太(サハリン)千島に暮らしていましたが、明治以降の戦争によって北海道に住むようになっていました。

侵略によって奪われた文化

明治に入ると、明治政府の一方的な同化政策によってアイヌ民族は「旧土人」として位置づけられ、民族としてのこれまでの生活様式などが全て廃止されました

和人(アイヌからみた、アイヌ以外の日本人)と旧土人(アイヌ民族)として呼称も区分されていた。

アイヌの領土は日本の政府に取られて、日本人に売られた

仕掛け弓矢の禁止(1876年)、鮭漁の禁止(1878年)、鹿猟の禁止(1889年)など生活に関わることが奪われていきました

保護という名の差別

1899年に「北海道旧土人保護法」が制定され、アイヌは「旧土人」とされ、「保護」という名目の差別を受けた

教育もアイヌ児童だけをあつめた旧土人学校で日本語による教育が実施され、民族教育はまったくおこなわれなかったほか、学習課程も差別的に低く設定された

アイヌは「知力が低い」とか「野蛮」であるという勝手なイメージが当時の和人にはあった

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