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野菜の旨味を120%引き出す『重ね煮』とマクロビオティックダイエット

ハリウッドセレブたちの間で話題になっているマクロビオティックダイエット・・・まさに健康志向・ロハスの最先端ですね。でもこれって日本に昔からある「重ね煮」と考え方が全く同じ・・・しかも、重ね煮は美味しい・・・ぜひ実践してみて・・・

更新日: 2018年08月07日

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この記事は私がまとめました

陰陽が調和した料理

重ね煮とは、食材を図のように陰陽順に積み重ねて、少ない水で煮るという料理法です。

「食材を陰陽順に重ねる?どういう事?」と思われるかもしれませんね。

東洋の考え方では、すべてのものを【陰】と【陽】にわけることができます。当然、食材も陰と陽にわけられます。(食材の陰陽について、詳しくはこちら)

食材を陰陽順に並べて、水を少量入れて煮ると、鍋の中に対流が生じ、陰陽のバランスがとれ、食材の味を生かしたおいしい料理ができるんです。

砂糖も化学調味料も使わないのになぜおいしいのか?

素材の性質をはかる尺度に「陰陽論」というのがあります。
たとえば、根菜は下に向かって伸びる求心力で成長し、 体を引きしめ暖める「陽性」です。
葉菜は上に向かって伸びる遠心力で成長し、体をゆるめ冷やす「陰性」です。
重ね煮では、葉っぱを下に、根っこを上に重ねます。

これに火を加えることで、上に向かおうとする力と、下に下がろうとする力が働き、それがお互いに影響し合って、素材の持つ本来の甘味やうまみを引き出すことができるのです。
重ね煮のおナベの中では、 人間の考えや力ははるかに及ばない、自然界のバランスと調和のエネルギーが働いているということです。
ですから難しい理屈を考えるよりも、「野菜さん、ありがとう。おいしくなってね」と、ビタミン愛を注ぎながら 料理することが一番大切です。

マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。

■マクロビオティックの基本的な食べ方のルール
・全粒の穀物(玄米、雑穀、全粒粉のパンやそば)を主食に。
・有機農法で栽培された野菜、伝統的な技法で作られた食物を摂る。体を冷やすサラダよりは温野菜がよい(陰陽の考え方)。
・たんぱく質は植物性を中心にする。豆製品(豆、豆腐、納豆)、海藻、種子などから1日の食品摂取量の5%程度を摂るのが理想。動物性たんぱくを摂る場合は、白身魚を週1~2回、肉・卵は月1~2回程度に。脂肪の多い魚(赤身、青背のもの)や甲殻類、貝なども控えたほうがよい。

■マクロビオティックという食事法
・ミネラル分を含む海藻は少量を毎日。
・梅干や糠漬けといった漬物は発酵食品で消化吸収もよいので少量を毎食。
・デザートやおやつには、季節の果物や干し柿、干し芋、栗など。
・乳製品は控えめに。

作り方

手のひらを上に向けて塩をのせ、手首をふって適量をパラパラと鍋底に均一にふる。片手に塩をのせ、もう一方の手で鍋をまわしながらふると均一にふりやすい。

傘の部分は薄切りに、軸はせん切りする。鍋に入れ、平らな層になるよう手のひらで整える。

鍋のしいたけの上に玉ねぎを重ねて、平らな層になるよう手のひらで整える。

鍋の玉ねぎの上ににんじんを重ね、平になるよう手のひらで整える。

にんじんの香りがしてきたら、蓋をほんの少しずらし、にんじんを食べてみてやわらかく甘くなっていたらでき上がり。甘みを感じなければ、もういちど蓋をして、2〜3分後に再度確認する。この2〜3分が美味しい仕上がりの決め手。

冷蔵庫で5日間ほど保存可能。冷凍保存も可能です(冷凍によって野菜の繊維がくずれるので、冷蔵保存の重ね煮よりも野菜が少しやわらかくなります)。

重ね煮のいいところ

□野菜がたくさん食べられる
重ね煮は、たくさんの素材をひとつの鍋で煮るので、野菜たっぷりの食卓になります。

□未病に効く
最近では、病院に行くほどではないけど調子が悪いという未病の方が増えています。栄養バランスや陰陽バランスの取れる重ね煮料理は、未病に効果的です。

□アレルギーの方も食べられる
重ね煮には、牛乳や卵、お肉、砂糖を使わないレシピが多いので、アレルギーの方でも食べられます。

□マクロビを取り入れてる方にもおすすめ
お肉などを使って重ね煮することもできますが、重ね煮のレシピにはお肉などを使わない料理がほとんどなので、マクロビ実践者にもおすすめです。

重ね煮調理法の特徴

■野菜の皮はむきません!アク抜きもしません!!
野菜の皮にも栄養が含まれています。っていうか、皮の部分にこそ栄養が豊富に含まれているんです!皮をむいて捨ててしまうのは、野菜の栄養を捨てているようなものです。

■重ね煮では、野菜のアクも個性の1つと考え、アク抜きもしません。アクをうまく利用し、おいしい料理を作ります。

※注 皮をむいたり、アク抜きをした方がよい場合もあります

■だしはとりません
重ね煮調理法は素材の持ち味を引き出す料理なので、だしをとらなくても、おいしい料理ができます。

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