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日本人は人気?闇で広がる人身売買の実態

誘拐などで奴隷まがいや売買など悲惨な環境を強いられるケースも多いという一方で、欧米の富裕層の温かい家庭に養子縁組として迎えられるケースも多いという人身売買。日本を含め世界各国で人身売買が行われている実態は、今も昔も変わらない深刻な問題です。

更新日: 2018年04月24日

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egawomsieteさん

■人身売買、入管職員らが協力=「湾岸諸国で仕事」とだます-ネパール

ネパール議会は8日、報告書を公表し、女性を湾岸諸国へ売る人身売買について「国際空港の入管職員、航空会社職員、警備担当者らが犯罪組織と結託している」と批判した。女性たちは湾岸諸国のデパートやホテルで好待遇の仕事があるとだまされ、現地では旅券を取り上げられて働かされるという。

報告書をまとめた委員会は、サウジアラビア、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)で脱出に成功した女性たちから聞き取り調査を行った。性的な被害を受けたケースもあった。「大使館へ駆け込み、人身売買の被害を訴えても、外務省から内務省への連絡がなく、立件されていない」と報告書は非難した。
 人口約2900万人のネパールは、約400万人が海外出稼ぎ中で、海外から本国への送金が国内総生産(GDP)の3分の1を支える。人権団体は「ネパール政府は人身売買について、見て見ぬふりを続けてきた」と指摘している。

■中国の評価引き下げか=米「人身売買」報告書公表へ

米国務省は27日、世界各国の人身売買の実態をまとめた2017年版年次報告書を公表する。ロイター通信によると、中国の取り組みを最低ランクに引き下げる見通し。トランプ政権は北朝鮮の核問題への対処で中国の協力を重視し、人権問題での厳しい批判を控えてきた。だが、今回の判断は是々非々で臨む姿勢を示したもので、中国の反発を招きそうだ。

報告書の格付けは人身売買の被害者保護の取り組みを4段階に分類。最低ランクには中国のほか、北朝鮮やイラン、シリアなどが含まれるという。中国は2013年版では最低ランクだったが、昨年までの3年間は下から2番目とされていた。 
 日本について、昨年の報告書は「人身売買の根絶に向けた最低限の水準を完全には満たしていない」と指摘。援助交際や女子高生とデートできるとうたった「JKお散歩」と呼ばれる接客サービスを問題視した。日本は昨年まで12年連続で上から2番目のランクだった。

■人身取引の日本人保護、過去最多

政府は30日、首相官邸で人身取引対策推進会議(議長・菅義偉官房長官)を開き、年次報告を決定した。

 2016年に売春などの人身取引被害で保護されたのは、日本人25人を含む50人。日本人の保護人数は過去最多だった。

■トランプ政権の反移民政策、人身売買が急増の恐れ=専門家

不法移民対策を強化するトランプ米政権の下で人身売買が「急増する」恐れがあるとして専門家が懸念を強めている。

米ジョージタウン大学人類学部長のデニス・ブレナン教授は25日、トムソン・ロイター財団が主催したイベントで基調講演し、米当局に強制送還される恐れがあるため、人身売買による被害を訴えることができないと指摘した。

隠れて働くことを移民に強いる政策は悪徳雇用者を利するとし「移民が搾取や嫌がらせを報告することを恐れる状況では、われわれは人身売買に効果的に対処することができない」と訴えた。

ブレナン教授は反移民政策や移民への侮辱的な発言、暴力が世界中で増えており、特に米国で顕著との見方を示した。その上で「トランプ政権の下で人身売買は急増する。反移民政策が人身売買を可能にする」と述べた。

米国には最大1200万人の不法移民が居住しているとみられる。米当局が集計する人身売買に関する正式な統計はないが、過去10年間で被害者向けの電話相談窓口に約3万2000件の報告が寄せられている。

■「助けが必要?」 客室乗務員、人身売買される少女を救出

米アラスカ航空の客室乗務員シリア・フェドリックさんは、服装の乱れた少女が、身なりの整った年長男性の隣に座っているのを見て、心配になった。

10代少女は「地獄を経験してきたかのよう」で、フェドリックさんが話しかけようとしても、同行している男性がそれをかたくなに遮ったという。

フェドリックさんが米NBCテレビに対してに説明したところによると、少女は人身売買の被害者だった。機長の通報を受けて、飛行機が到着した先にはすでに警察が待ち受けていたという。

アラスカ航空機内のこの事件は2011年のことだが、慈善団体「エアライン・アンバサダーズ」がこのほど米メディア各社に広く広報している。同団体は、人身売買に有効に対応できるよう乗務員訓練の普及を目指している。

団体の公式サイトによると、人身売買の被害者は制服姿の警備関係者に脅えたり、自分の行き先を知らなかったり、不安そうに見えたりするという。また質問されても、あらかじめ言い含められた定型文でしか答えなかったり、目的にふさわしくない服装だったりすることもある。

加えて、同行する人身売買業者が被害者の代わりにすべて答えたり、常に被害者を見張っていたり、被害者の名前など個人情報を知らなかったりするという。

「エアライン・アンバサダーズ」の創設者ナンシー・リバードさんはNBCに対して、「自力で被害者を助け出そうとしないように教えています。そうすると、被害者と自分自身を危険にさらすので」と話した。

同団体は代わりに客室乗務員に対して、当事者を問い詰めるなど対決姿勢をとらず、過剰に心配する様子も見せず、機長に着陸地の空港に通報してもらうよう指導している。

フェデリックさんの場合、女の子にトイレに行くようひそかにささやき、助けが必要かどうかメモで尋ねてトイレの鏡に貼っておいた。女の子はそのメモに、助けてほしいと書き足したという。

CBS系列局WTSPによると、女の子は今では大学に通い、フェドリックさんとは連絡を取り合っている。

米慈善団体「人身売買ホットライン」によると、2016年の米国では7572件の人身売買事件が報告されている。

■カンボジア人女性を業者に売り渡す、邦人ら逮捕

カンボジア国籍の女性を日本の業者に売り渡したとして、カンボジア警察は6日、首都プノンペンでレストランを経営する日本人の男(52)ら3容疑者を人身売買の疑いで逮捕したと明らかにした。

 逮捕は4日付。

 他に逮捕されたのはいずれもカンボジア人で、男の妻(28)と男が経営するレストランの従業員の男(34)。警察によると、日本人の男らは昨年8月、カンボジアの女性10人に対し、「日本のレストランで働けば、月に3000~5000ドルを稼げる」と勧誘し、同11月に来日させて売り渡した疑い。女性は群馬県内で売春を強要されていたという。

■脱北女性らが語る人身売買の実態

米国の人権団体・北朝鮮自由連合の「北朝鮮女性実務グループ」は3月、北朝鮮女性の人権状況の改善に向け国連にいっそうの努力を促すための討論会を、ニューヨークで開催する。同月13日から国連で第61回国連女性の地位委員会が開催されるのに合わせ、中国における北朝鮮女性の人身売買被害を主題として論じるという。

貧困から逃れるために、国境の川を渡って脱北し、中国人男性と結婚する北朝鮮女性は少なくない。幸せに暮らしている人もいる一方で、人身売買の犠牲になり、現地で虐待に遭ったりする女性が後を絶たない。

米AP通信は昨年、そんな女性のひとりである40歳のキム・ジョンアさんの体験を伝えている。キムさんは貧困と栄養失調に苦しんだ挙句、脱北という選択をした。

「何度自殺しようとしたかわからない。私にとって脱北だけが唯一の生きる道だった」

中国に着いた彼女はブローカーのもとに行った。そこで何度も「品定め」をさせられた。立ち上がって、クルッと回り、体型を見せた。そして、遼寧省瀋陽郊外の農村からやって来た男性に売られた。2万元(約13万円)だった。

「侮辱されたと感じた。私は人扱いされていなかった」

一方、35歳の別のキムさんは、20代の頃に見知らぬ男性の友人と結婚させられた。相手は14歳年上、借金のかたに売られたのだった。

「初めて顔を合わせた夫は30代と言っていたけど、まるで自分の祖父のようで、とても30代には見えなかった。年齢を詐称していたのでしょう」

夫からはほぼ月に一度暴力を振るわれた。そして罵られ、嘲笑われた。

「警察に突き出すぞと脅された。どれだけ屈辱的だったか」

女性たちは人身売買の被害者だ。しかし、中国の公安当局にとってはそのことよりも、彼女たちが北朝鮮人であることの方が重要なようだ。捕まったが最後、北朝鮮に強制送還されてしまう。そして、集結所や労働鍛錬隊(軽犯罪者を収容する刑務所)に入れられ、過酷な日々を送ることになる。

44歳のパク・チョンファさんは、人身売買ブローカーの手で中国人男性に売られる前に逃げ出した。

「人身売買された女性は、北朝鮮で社会の最底辺にいた人々だ。私は中国に行って、いい男性に出会い、コメを腹いっぱい食べることを夢見ていた。中国では家畜ですらコメを食べていると聞いたから」

パクさんは他の6人の女性とともに、コンテナに閉じ込められトラックで運ばれた。大量の材木とともに。12時間後、ブローカーは材木をトラックから降ろし始めた。

「恐ろしかった。殺されるかもしれないと思い、私たちは手を繋いで歌を歌って恐怖に耐えていた」

48歳のチェ・オクセさんは中国に暮らして16年になる。彼女は人身売買の犠牲者ではないものの、ソウルに住む脱北者の友人の多くが、中国人男性に売られ、韓国に逃げた人々だ。

「ある友人は、逃げられないようにと夫に足かせをかけられていた」

チェさんの25歳になる姪も、脱北後に偏屈な中国人男性に売られ、2014年に逃げ出し、韓国にたどり着いた。

「姪は、夫に殴られたことはなかったけど、彼女は下着姿で夜逃げした。二度と会いたくないという一心で韓国に逃げてきた」

中国に在住するデイリーNKの対北朝鮮情報筋によると、昨年11月と12月にも、中国国内で移動中あるいは潜伏中だった脱北者30人余りが、公安当局に逮捕された。全員が丹東に移送され、北朝鮮に強制送還されたと見られる。

中国当局が間接的にとは言え、北朝鮮における人権侵害を助長しているのは確かな事実なのだ。

■新生児をビスケットの箱に入れて人身売買、12人逮捕 インド

インドの警察当局は24日、東部コルカタ(Kolkata)近郊で、新生児の人身売買を行っていたとして産院の院長ら12人を逮捕したと発表した。容疑者らは、生まれたばかりの赤ちゃんをビスケットの空き箱に隠して産院から運び出していたという。

 警察は21日夜、違法養子縁組の疑いでコルカタ北方にある産院を強制捜索し、段ボール箱に入れられた生後3~5日の新生児3人を保護。院長を含む8人の身柄を拘束した。さらに23日、別の産院を摘発して4人を拘束した。

警察では、この人身売買組織によって過去2年間に少なくとも45人の新生児が売買されたとみている。いずれの産院も、男児は20万ルピー(約33万円)、女児はその半額で売却していた。

 被害に遭った新生児の母親たちは出産後、赤ちゃんは死産だったと産院のスタッフから聞かされていたという。それでもわが子を一目見たいと望む母親は、悲惨な光景だとスタッフに脅され、大半の両親は赤ちゃんを見ることなく帰宅していた。

 この新生児売買には地域で少なくとも4つの産院が関与していた。新生児らは箱に入れられたまま共謀する慈善団体に預けられ、この慈善団体を通じて養子縁組あっせん事業者に引き渡されていた。こうして売買された新生児の中には、米国に引き取られた子もいたという。

■フィリピンで邦人男性を拘束、人身売買の疑い

フィリピンで1日、人身売買に関与した疑いで日本人の男が身柄を拘束されました。

 フィリピンの航空保安当局に身柄を拘束されたのは、ワタナベ・アキオ容疑者(68)です。当局によりますと、ワタナベ容疑者は1日、18歳以下のフィリピン人の少女とマニラ空港から出国しようとしましたが、出入国審査官が、少女が日本人を装っているのを見破ったということです。2人はフィリピン航空で愛知県に向かう予定でした。

 ワタナベ容疑者は、18歳以下の旅行に必要な書類や保護者の同意書を持っておらず、人身売買の容疑でフィリピン国家捜査局に身柄を引き渡されました。

 国家捜査局は今後、詳しい経緯や人身売買組織の関与などについて調べを進める方針です

■人身取引、倍増の49人保護=昨年摘発44件-警察庁

売春や労働を強要する人身取引事件で、全国の警察が昨年1年間に保護した被害者は、前年の24人から49人に倍増したことが18日、警察庁の集計で分かった。摘発は44件(12件増)の42人(9人増)だった。

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