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ストレスとがん・心臓病の関係は誰が言い出したのか?

ストレスとがん・ストレスと心臓病の関係は色々な研究者によって研究されてきました。しかし、その背景にはある業界が関係していたのでした。

更新日: 2014年08月22日

kinen_senseiさん

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がんとストレスの関係は誰が言いはじめたのか? - タバコの真実シリーズ3 / 禁煙センセイ

ストレスの概念もタバコ会社の資金提供によって研究された。

セリエ博士はこの刺激に対する共通の反応について研究を重ね、1936年に科学誌Natureに論文を発表、この論文を契機として「ストレス」という単語が心身症にも用いられることになり、広く世間に認知されるようになりました。

超人的な研究を金銭面で強力にバックアップしたスポンサーの存在が明らかにされています。ロンドン大学公衆衛生学熱帯医学大学院(LSHTM)のマーク・ペティクルー氏は、タバコ会社との健康被害訴訟の弁護側資料を収集する中で、タバコ会社がセリエ博士に対して研究資金を提供していることを発見しました。発見された資料からは、セリエ博士のストレス研究の大部分でタバコ産業が多額の研究費を提供していた事実が明らかになったとのこと。

ペティクルー氏は、タバコ産業がセリエ博士らストレス研究者を資金面で強力にバックアップした狙いは、当時、問題視されていたタバコが原因の健康被害への対策であったと語ります。喫煙によって引き起こされると指摘されていた癌や心臓疾患は「ストレスが原因である」とすることで、タバコから大衆の目をそらせるためだったというわけです。

タイプA行動パターンと心臓病の関係の研究もタバコ会社の資金が投入されていた。

ペティクルー氏によるとタイプA行動パターンが冠状動脈の心疾患の危険因子だとする数少ない研究を調べると、それらの研究者はタバコ産業とつながりがあり資金提供を受けていたことが分かったとのこと。

冠動脈疾患とタイプA型人間との関係で有名なマイヤー・フリードマン医師とレイ・ローゼンマン医師のことです。

FriedmanとRosenmanらは、A型:ストレスを強く感じる性格(血液型とは違います)と心臓病の関係を提唱しました。長らくその考え方は、信じられてきましたが、本当かどうかは再検証が必要です。

 なぜなら、その考え方はタバコ会社の資金援助によって、研究されたからです。それは、タバコ会社によって都合の良い考えでした。つまり病気には、性格が影響するという神話を作りたかったのです。

 もしかすると、ニコチン切れでイライラやストレスを感じていた人を見て、そのような人に心臓病が多かったことから、性格と心臓病を結びつけて考えてしまったのかもしれませんね。

統計学者フィッシャーと心理学者アイゼンクにもタバコ会社の資金が流れました。

今世紀屈指の偉大な統計学者R・A・フィッシャーは、この二つの相関性は遺伝的な要因によるものであり、喫煙が肺癌のリスクを高めるわけではないと主張した。

劣勢に立たされても、フィッシャーは、そしてその立場を受け継いだ心理学者のハンス・アイゼンクは、タバコを吸っても肺癌にはならないと強硬に主張し続けた。なぜ、フィッシャーほどの学者がこれほど強硬に筋の通らない論陣を張ったのか。タバコ業界がフィッシャーの研究を支援していたという事情を知れば、彼の言動があながち不合理ではなかったことがわかる。

仕事のストレスは癌のリスクを高めません。
20世紀の最も著名な心理学者(行動療法)の一人であるアイゼンクは、残念ながらタバコ会社の御用学者でした。 タバコ会社から800,000ポンドの研究資金をもらっていたことが1996年にインディペンデント誌によって曝露されました。タバコ会社に有利な発言を長年にわたってしてきたのです。

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