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「粘菌」とは? 不思議な生物。 粘菌の世界

粘菌という生物をご存知ですか?朽木や土壌に住む小さな生物です。不思議なことに、アメーバのように移動する形態と、キノコのような形態を 持っている生物です。。【 検索用:変形菌、南方 熊楠、情報処理、コンピュータ、自由研究 】

更新日: 2017年03月16日

guggugu-さん

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アメーバのように移動する形態と、キノコのような形態を、持っている生物

粘菌という生物をご存知ですか?
 正確には、粘菌は真性粘菌(変形菌とも言います)と細胞性粘菌に分けられます。

朽木や土壌に住む小さな生物です。不思議なことに、アメーバ状の生活と、菌類のような子実体を、その生活環の中に持っている微生物。

一般には目にする機会がなく、なじみの薄い生き物かも知れません。自然界では森の中の落ち葉の下とかにいて、大きさがせいぜい2mm以下で透明ですから、そこに存在していても通り過ごしてしまいそうです。

人家の庭先に出現することもまれではない。

日常で接する機会が少ないことから、とても珍しい生物と思われがちだが、実際にはごくありふれたもので、人家の庭先に出現することもまれではない。
 イギリスにおける研究では森林や畑の土壌に生息する原生動物中、細胞数で多い場合には2割、少ない場合でも1%前後を変形菌が占めていたとされる。
変形体は薄く広がって、大きくても10cm程度のものが多いが、中には1mを超えるものが見つかることがあり、そうした大型の変形体が芝生などに出現して大騒ぎになることもある。

「普通は栄養のある土や落ち葉の上に発生するが、コンクリートの上に発生するのは見たことがない」と話している。商店の店主が今まで見たことのない生物が発生しているのに気付き、知人の土永さんに連絡した。

 粘菌はアメーバ状のまま時速数センチの速さで移動し、キノコ状の子実体に姿を変える不思議な生物。土永さんは「注意深く見れば、身近な所で発見できるかもしれない」という。

動物 か 植物か?

動物なのでしょうか植物なのでしょうか、それとも菌類なのでしょうか? 粘菌は、とても奇妙な生活環を持っていて、どの生物に近いかというたとえが難しいです。

細胞性粘菌は単細胞生物と多細胞生物の両方の時期があり、動物と植物の両方の特徴を持つ生き物です。

胞子は適当な条件下で発芽してアメーバ状の細胞となり,周囲の餌(大腸菌などのバクテリア)あるいは栄養豊富な培養液を取り込みながら増殖する.
 周囲の栄養源が枯渇して飢餓状態になると,細胞はやがて集合して多細胞体制を構築し,分化・パターン形成の方向に移行する。
 最終的な分化形態としては子実体と呼ばれる植物的な構造を形成する.子実体は胞子群とそれを支える細胞性の柄からなる.

現生生物学分野の進歩により、これらは、動物や植物などとは、系統的に遠いものと考えられるようになっている。
 しいて言えば、原生生物のアメーバに近い。

5界説ではともに原生生物界に所属させるものの中で、ミドリムシ等と同様に、真核生物の進化の早い段階に分化した古い系統の生物と考えられている。

新しい概念の コンピュータ開発にも利用されている。

粘菌の輸送ネットワークから都市構造の設計理論を構築

「真正粘菌」が輸送効率に優れたネットワークを作るとの研究で、人間が鉄道網などの都市のインフラ整備を行う際、粘菌の“知恵”を役立てるとした内容が評価されたということ。
日本人のイグ・ノーベル賞受賞は4年連続。
http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/research/H22mise_terou.pdf

http://umuchi.com/twitter/?p=160

単細胞生物の真正粘菌が形成する餌の輸送ネットワークを理論的に解明し、都市を結ぶ実際の鉄道網よりも経済性の高いネットワークを形成する理論モデルの構築に成功しました。本研究の成果であるネットワーク形成に関する理論は、近年ますます複雑化するネットワーク社会において、経済性および災害リスクなどの観点から最適な都市間ネットワークを設計する手法の確立につながるものです。

脳や神経を持たないにもかかわらず、迷路の最短距離を導き出せる。

脳のない単細胞生物の粘菌は、複雑な迷路を解く知性をもっていた!

その情報処理の仕組みはどのように応用できる!?

http://getnews.jp/archives/1268986

その他   (日本の研究者など)

天皇としての公務の傍らヒドロ虫 ・ 変形菌(粘菌)などを、生物学研究者として研究した。

日本の博物学者、生物学者(特に菌類学)、民俗学者である。
菌類学者としては粘菌の研究で知られている。

18言語を解し、「歩く百科事典」と呼ばれ、彼の言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。

昭和天皇が田辺湾沖合いの神島に訪問した際、熊楠は粘菌や海中生物についての御前講義を行ない、最後に粘菌標本を天皇に献上した。

http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic32.html

出典bsj.or.jp

南方熊楠(1867-1941)は、世界的博物学者としてよく知られ、紀州に居を構えてから、それまでに培った驚異的な知識を基礎にして民俗学、宗教学関係の論文を発表するとともに、植物学に関する独自の研究を行った。
 これら多方面にわたる研究業績は英国科学専門誌「ネイチャー」などに多数掲載され、「日本にミナカタあり」といわれた。

http://bsj.or.jp/jpn/JPR/digital/kumakusu.php

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guggugu-さん

理系の事象を中心に、まとめてみます。

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