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【記録的短時間】1時間に約100mmの雨ってどのくらいやばいの?【豪雨】

最近よく耳にする1時間に○○mmの猛烈な雨が降るので注意と。具体的に1時間に100mmの雨ってどんなものなの?

更新日: 2018年06月30日

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Romagnaさん

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測(地上の雨量計による観測)したり、解析(気象レーダーと地上の雨量計を組み合わせた分析)したときに、府県気象情報の一種として発表します。

その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決めています。

そもそも降水量って何?

降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の”水の深さ”です。

雨量計で観測する降水量とは、一定時間の間に雨量計に入った雨、雪、霰、雹などの体積の合計を指す。つまり、降った(物質としての「水」の)量が降水量である。

降水量が1時間 1 mm となる水の量とは、1 m² の面積に 1 mm 、つまり 100 cm × 100 cm × 0.1 cm = 1000 cm³ = 1 L なので、直立した人の上 ( 50 cm × 50 cm ) に 30分で 125 mL の水が降る量である。

1時間に1ミリの雨は,10分間で約0.17リットル。
これはコップ1ぱいぐらいの水ですね。
この水を頭からかぶると,人間はびしょぬれになってしまいます。
つまり,1時間に1ミリの雨でも,かさをささずに10分間外にいれば,
びしょぬれになってしまいます。

え?一時間に100mmってやばくない!?

1平方メートル(こたつ板1枚程度の広さ)に100ミリの雨が降った場合、水の量は100リットル(重さにして約100kg)になります。

「1日で100ミリの降水量」というのは「1日で雨が水深10cmまで溜まる」という意味になります。「たった10cm」と思われるかもしれませんが、道路や屋根の上などあらゆる場所に10cm溜まるわけですから、この雨水が川にどっと流れるとどうなるか想像がつくと思います。

つまり一時間で100mmってことはかなりの量の水が短時間で流れていく・・・

100mmの雨が降ったらバケツ100杯分だ。1時間は3,600秒なので、36秒ごとにバケツ1杯分の水を6畳間にぶちまけていくと、1時間で溜まった水の高さが大体100mmになる。

容積約10Lのバケツを想定した場合

例えば、熊本市全域に同じように1時間に100mmの雨が降ったとしたら、熊本市の面積は約390km2=3.90×108 m2 (1km2=106 m2)、1時間に100mmの雨は10m2 の面積に1,000リットルの水がたまるので、熊本市全域では3.90×107 ×1,000=3.90×1010 リットル、つまり390億リットルの水がたまるということだ。

東京ドームの容積は 1,240,000m3=1.24×109 リットル=12億4,000万リットル(1m3=1,000 リットル)なので、390億リットルの水というのは東京ドーム31~32杯分に相当する水の量なのだ。これだけの量の雨が1時間に降るということだから、想像を絶する雨量だ。

年間約5%の雨が1時間で降るってこったあ

日本の年平均降水量は約1,700mm

ちなみに日本の降水量の記録は
[10分間の降水量] 50.0mm 新潟県 阿賀町 室谷(アメダス) 2011年7月26日
[1時間の降水量] 153mm 千葉県 香取市 (アメダス) 1999年10月27日
[24時間の降水量] 851.5mm 高知県 安芸郡 魚梁瀬 (アメダス) 2011年7月19日

今年もまだまだ雨は降りそう 災害が起きる前に対策を!

ハザードマップを確認!

・自治体などが公開しているハザードマップを見ながら、どこで浸水や土砂災害の危険性が高いのか、河川が増水した場合に安全に橋を渡ることができるのかをイメージする。
・事前に安全な避難経路を確認しておく

流水の通り道を掃除する

・大雨になると側溝には大量の水が流れる。ゴミや落ち葉などが堆積していると、流れてきた水がせき止められ、側溝からあふれ出すおそれがある。
・水の通り道となる箇所は、常に清掃しておきましょう。

積乱雲の発生を確認する

・積乱雲が発達すると、雷を伴って短時間に激しく雨が降ることがあり、河川の急激な増水・浸水・土砂災害の危険性が高くなる。
・「真っ黒な雲が近づく」、「雷の音が聞こえる」、「急に冷たい風が吹いてくる」といった気象現象を確認した場合は、速やかに頑丈な建物の中へ避難する。

都市型水害への対策

・近年、都市部を中心に予測が困難な局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生し、洪水や低地の浸水、地下施設への雨水の流入などといった被害がある。
・都市部ではコンクリートやアスファルトで覆われた路面が多く、降った雨が地面に浸み込まずに路面を流れ排水路に集中するため、想定されている排水処理能力を超えてしまう。
・最新の気象情報を常に確認し、周囲の状況の変化に気を付け天気の急変にそなえること。

河川や用水路の周辺に近づかない

・大雨によって河川や用水路の水かさが増し、その周辺にも激しい水の流れができることがある。
・これまでにも、側溝のフタが外れていることに気づかず、そのまま流されて死亡する事故が発生している。
・大雨で増水しているときは決して河川や用水路の周囲にも近づかないようする。

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