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別名「びろーん」?裁判でよく見かける巻物の正体とルール

裁判で判決が出た時に巻物のような物を使い、「勝訴」「敗訴」などと弁護士が出している光景をニュースなどで良く見ます。ダッシュしながら見せに来るのも定番です。なぜこのような事が行われるのか、また、あの巻物の名前は何という名前なのか、なぜこの様な事が行われているのか、まとめました。

更新日: 2016年04月19日

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cobalt0822さん

ニュースでよく見かけませんか?

重大な裁判などでは判決内容によって歓声が上がったり、ため息が漏れたりします。

あの巻物?の正体は何なのでしょうか?

とある裁判の判決のニュース見てるけど、勝訴の際広げるあの布切れ、どの段階で誰が用意してくれるんだろう?

いつも気になってんだけど、裁判で勝訴したときにバッ!ってやる垂れ幕みたいのあるやん?あれ裁判所内に売ってんのかな。

正式には、『判決等即報用手持幡』という

ちなみに誰もそんな名称で呼んでないとのこと。

あらかじめ原告団・弁護団で会議をし、判決の想定をして、『全面勝訴』『勝訴』『一部勝訴』『不当判決』など何種類も用意しておきます。

判決日には、用意したハタを全て持込みます。主任弁護士が手元にリストを置いており、判決の言い渡しを聞いてその場でどのハタを出すかをすぐに指示します。

@pcb びろーんを調べたら裁判の際のあの勝訴!とか無罪!とか書かれてる紙の事指すみたいだった。 \[無気力]/

調べてみた。 正式には『判決等即報用手持幡』と言うらしい。 何種類か(『全面勝訴』『勝訴』『一部勝訴』『不当判決』など)用意して全て裁判所に持ち込み、判決の言い渡しを聞いて、その場でどれを出すか決めるらしい。

みんな気になっていた!

別名はなんと「びろーん」!

正式名称を知っている弁護士は少なく,たいてい「びろーん」「いわゆるビローン」等と呼ぶのが通常です。

びろーんと出てくる様が名前の由来でしょうか?誰が名づけたかまでは判明していません。

びろーん使用上の注意があった!

裁判所の施設管理上の規則で、裁判所の構内ではハタを出してはいけないことになっています

注目を集めている事件だと、裁判所の警備の方もハタ出しを予想して、構内で出しやしないかと警戒していますので、制止されないよう裁判所構外までダッシュして出すことになります。

誰がびろーんを出すの?

通常は元気の良い若手弁護士が担当に指名されます

ダッシュしてくる理由が良く分かりました。若い弁護士が出している理由も納得です。

女性の弁護士の方がこの役を行う場合、動きやすいようにパンツスーツと、ヒールの低いパンプスを着用するのが通例になっているそうです

晴れ舞台のびろーん役弁護団員は,当日に備えて,何日も前から走り込み等の練習をすることが良くあります

本格的な感じがします…。

裁判所構内で強行すると…

今はどこの裁判所も敷地内ではやらせませんね。しかし事実上強行する弁護士も多いです。

リンク先の様に、警備員にとり押さえられる様です。

弁護士ならではのエピソードが!

2006年9月に東京地裁での集団訴訟で違憲判決を取りました。そのときは、使われることはないだろうと誰もが半ば思いながら『違憲判決』のハタを一応用意していたので、まさかこのハタを使うことになるとはと一同感激しました。

弁護士ならではという感じですね!

ちなみに通常使用するものではない

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