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海上保安庁の尖閣専従部隊と「つがる」型・「くにがみ」型巡視船とは

尖閣警備専門部隊に配備される10隻の巡視船や部隊の施設整備についてまとめてみました。

更新日: 2019年04月17日

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Parabellumさん

尖閣専従部隊の新設

尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海警備を強化するため、海上保安庁は600人規模の 「尖閣専従部隊」の新設を決めた。

 最前線となる那覇市の第11管区海上保安本部の石垣海上保安部(石垣市)を中心に、 新たに12隻の巡視船を配備して人員も増やすなど今後3年間で体制作りを進め、領海侵入を 繰り返す中国監視船との“長期戦”に備える。

石垣島の北130-150kmに尖閣諸島は位置する。

尖閣諸島周辺で大型巡視船による「警備専従体制」を2015年度内に確立する方針を明記。海上保安庁は15年度中に大型巡視船6隻を新たに就航させ、計12隻、約650人体制の専従チームを整備する考えだ。

、「くにがみ型」10隻と「つがる型」2隻の計12隻の尖閣専従部隊を2015年度までに配備する

専従部隊は
①24年度一般予備費で認められた1000㌧型巡視船(PL)4隻
②24年度補正予算で認められた1000㌧型巡視船(PL)6隻
③既存のヘリコプター搭載型巡視船(PLH)2隻の配置換え(うち1隻は延命・機能向上工事中)
の計12隻で構成される。
 このうち②の1000㌧型巡視船6隻に「複数クルー制」を導入するなどして8隻分の運用能力を確保。全体で「大型巡視船14隻相当」の体制となる。

1隻30~40人の1クルー体制を見直し、クルーの数を船より増やすことで、休息中も船を稼働させる方針

現在、各海上保安部に配置される巡視船は、地域の特性や与えられる任務によってそれぞれ船の型が異なる。装備品や計器の配置、風の影響の受け方などが違うため、巡視船の乗組員は「1隻に1チーム」と固定されている。不測の事故を防ぐための措置だが、その結果、乗組員の休日は、その巡視船を動かせない。
 新しく造る10隻は、すべて同じ型にすることで、乗組員がどの巡視船にも乗れるようになる。これにより巡視船の稼働率は格段にアップする。海保では「従来の運用と比較すると、実際の保有隻数よりも2隻分多く保有しているのと同じ計算になる」としている。

拠点となる石垣港の桟橋の新造や、要員の確保、宿舎の整備も同時に進め、27年度末までに専従体制を確立する。

つがる型巡視船とは

つがる型巡視船(つがるがたじゅんしせん、英語: JCG PLH TSUGARU class)とは、ヘリコプター1機を常載する海上保安庁のPLH型巡視船

PLH01「そうや」に続いて建造された、ヘリコプター搭載型巡視船。主として遠距離海域での任務に就く。

OIC(Operation Information Center)を持ち、大規模な警備救難活動の際、指揮船として活躍する。OICは、艦艇のCICに相当する機能だが、任務の性格上戦闘としての攻撃を受ける訳ではないので、視界のよい所へ設けられている。

総トン数: 3,221t
満載排水量: 4,037t
全長: 105.4m
最大幅: 14.6m
深さ: 8m
主機: ディーゼル2基 2軸
出力: 15600馬力
速力: 23kt
航続距離: 6,000浬
武器: 40mm単装機関砲×1,20mm単装機銃×1
搭載ヘリコプター: ベル212×1
船質: 鋼
航行区域: 遠洋(国際航海)
最大搭載人員: 69名

くにがみ型巡視船とは

くにがみ型巡視船(くにがみがたじゅんしせん、JCG PL-09 KUNIGAMI class)とは、海上保安庁の巡視船の一種である。2012年から就役を開始している。18隻以上の整備が計画されている。分類上はPL型巡視船で、公称船型は1,000トン型巡視船。

「はてるま」型の運用実績を基にして領海警備能力など汎用性重視の設計に改め 射撃機能や夜間暗視能力を向上させ船橋など重要部の防弾性を強化した

船体後部にはヘリ甲板を有するなど 外観は「ひだ」型や「はてるま」型とよく似ているが両クラスで採用された舷側排気は廃止され煙突が装備されている

舷側排気は煙突を無くすことができるが、ヘリの着艦時に廃棄が邪魔になることがある。

「はてるま」型は高速性能を重視した半滑走船型を採用したが本クラスは外洋航行能力を重視した排水量型が採用されている。

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