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キティ台風関東を襲う、東京が水没 死者135人 1949年8月31日当時の様子

キティ台風(昭和24年台風第10号、国際名:キティ〔Kitty〕)は、1949年8月31日に関東地方に上陸し、関東地方に大きな影響を与えました。

更新日: 2014年10月04日

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キティ台風の「キティ(Kitty)」とは子猫という意味。可愛い名前なのに大きな被害を出している。今の日本では「台風○○号」のような呼び方が一般的であるが、戦後間もない頃までは「カスリーン台風」や「ジェーン台風」、「キティ台風」などのように欧米人の女性名を付けて呼んでいた。

この頃日本は米軍の管理下にあり、台風には数字ではなく【女性の名前】をつける慣習となっていた。米軍担当官の夫人や恋人など近くの女性の名前だった。

死者135名、行方不明者25名、負傷者479名
住家の全・半壊・流出17,203戸
住家の床上・床下浸水144,060戸
耕地被害48,598ha
船舶被害2,907隻

首都圏を暴風域に巻き込み関東北部や新潟県の山岳部で大雨となったことから、群馬県勢多郡東村では大規模な土砂崩れで32人が死亡し、信濃川や渡良瀬川の上流部では堤防が決壊・土浦城西櫓も被害を受け解体に追い込まれた。

また台風の通過が満潮時と重なったことから東京湾などで高潮となり、東京ではA.P.+3.15mを記録し江東区や江戸川区などゼロメートル地帯が浸水被害に遭った。横浜港では停泊中の船舶90隻のうち26隻が沈没し、行徳塩田もこの台風による浸水で製塩業の廃業に追い込まれている。

キティ台風は、8月28日に南鳥島近海で発生し、31日10時頃八丈島を通過後、進路を北寄りに変え、19時過ぎ神奈川県小田原市の西に上陸した。 その後東京西部、埼玉県熊谷市付近を通って9月1日00時頃新潟県柏崎市付近から日本海に進んで、温帯低気圧となった。

この台風により、八丈島(東京都八丈町)では最大風速33.2m/s(最大瞬間風速47.2m/s)、横浜で32.5m/s(同44.3m/s)を観測するなど、東海、関東、北日本の日本海側で暴風が吹いた。

当時の様子

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