1. まとめトップ
  2. 雑学

30年以上前に発掘された化石は世界最古の「マイルカ」だった!

昭和30年に発掘された化石が早稲田大学の研究チームと道開拓記念館の学芸員が地層を調べるなどし世界最古のマイルカである事が解り新十津川町で展示中です。

更新日: 2014年08月31日

4 お気に入り 12543 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

tamago.rさん

30年以上前に発掘された謎の化石

昭和30年代に新十津川町の尾白利加川の支流で発掘されたもの

52年にマイルカ科スジイルカ属として記録されたが、骨の形などから疑問が持たれていた。

真相を調べた研究員たち

早稲田大学の研究チームと道開拓記念館の学芸員が、付着した土や地層を詳しく調べた

文献調査でこの化石があった地層の年代が、850万~1300万年前であることを確認。

世界最古の「マイルカの化石」だったことが判明!

化石のクリーニング作業をやり直して骨の形を詳細に調べ、他のイルカの骨の特徴と比較したところ、マイルカ科の中でも既存の分類に当てはまらず、最も古いことが分かった。

本種が世界最古のマイルカ科(バンドウイルカ、シャチなどを含む狭義のイルカの仲間)の化石であったことが判明

イルカの学名を「(新十津川町周辺を示す)樺戸地域から産出した暁のイルカ」という意味の「エオデルフィス・カバテンシス」と名付けた。

学名に関しては変更される

今回の論文では世界最古のマイルカ科の化石に対してStenella kabatensisの代わりにEodelphis kabatensisという新しい学名を与えました。しかしながら、残念なことにEodelphisという新しい属名はカナダの白亜紀の地層から見つかっている哺乳類に使われていることが論文発表後にわかりました。異なる動物に同じ名前を用いることはできません

新しい学名は9月発行のJournal of Vertebrate Paleontology誌にて発表されることが決まっています。新しい学名は綴りだけの変更で名前の意味自体は「樺戸地域から産出した暁のイルカ」で変りません。

今まで最古といわれていたのは

イタリアで見つかっていた530万年前のイルカの化石

今回の研究結果の詳しい内容

今回の発表を受けて

町の教育委員会では、収蔵している道開拓記念館からこの化石を借り受けて、町の複合施設のロビーに展示しています。

化石の展示は、新十津川町の複合施設「ゆめりあ」

1