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ドラマ化決定『すべてがFになる』の抑えておきたいキィワード

2014年10月にミステリ作家・森博嗣のデビュー作『すべてがFになる』がフジテレビでドラマ化

更新日: 2014年09月01日

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Slevn7さん

ーすべてはここから始まったー

作家・森博嗣

作家デビュー当時は名古屋大学助教授(現在で言うところの准教授)

専門は『粘塑性体の流動解析手法 』。
わかりやすく説明すると、どろっとした液体の流れ方を計算・予測する方法で、現在、建築分野では固まるまえのコンクリートに応用されている。

デビュー3年目以降は年に10作品以上が刊行される状態であり、2004年には毎月1冊以上刊行して合計27冊、2006年にも合計26冊を記録した

同人作家・森博嗣

「森むく」のペンネームで漫画の同人活動を行っていたこともある。同人サークル「グループドガ」を主宰し、同人誌即売会「コミックカーニバル」を開催した。グループドガ解体後は「出版JETPLOPOST」を主宰した。JETPLOPOSTの同人には、山田章博などが在籍していた。

山田章博

当時、森氏は東海地方の漫画同人で知らない人のいないビッグ・ネームだったし、僕は関西の社会人サークルで、1、2作を発表したばかりの駆け出しだった(中略)

現在の小説にもその片鱗が窺えるどころか、却って増幅された感のある硬質な数学性と叙情性は、既に氏の漫画作品の作風となっていて、その徹底ぶりはエピゴーネン(追随者)の出現を許さなかった。

『森博嗣のミステリィ工作室』所収
山田章博(1957年生まれ)の文章

小野不由美作『十二国記』の挿絵を描いていることでも有名

萩尾望都

僕は、萩尾先生のほかに好きな漫画家はいないし、好きな作家もいない。萩尾先生、お一人だけ。だから僕にとって萩尾先生はマンガを描くきっかけというよりは、創作をするきっかけそのものです。

『森博嗣のミステリィ工作室』所収
森博嗣と萩尾望都の対談

代表作は『ポーの一族』、『トーマの心臓』、『残酷な神が支配する』など。

第1回メフィスト賞

講談社発行の小説雑誌『メフィスト』から生まれた賞である。

元々は森博嗣を『すべてがFになる』でデビューさせる際に、ハクをつけるために創設された賞。

この賞の創設には、持ち込みによってデビューした京極夏彦(1994年5月に原稿持ち込み、同年9月デビュー)の存在が大きい。

なおその経緯から、第0回受賞者として京極夏彦が公式にもカウントされている。

1995年の夏休みに処女作 『冷たい密室と博士たち』を約1週間で書き上げる。
その作品は編集者の英断により、シリーズ第2作めとなり、
本来4作めであった 『すべてがFになる』で、1996年4月デビュー。
この作品は、第1回メフィスト賞となった。
(以後、第2回以降はメフィスト賞は公募となる)

『すべてがFになる』

作家・森博嗣の処女作であり、第1回メフィスト賞受賞作品、それが『すべてがFになる』

1996年4月、綾辻行人・我孫子武丸・法月綸太郎・有栖川有栖の推薦文が付された、第1回メフィスト賞受賞作『すべてがFになる』が講談社ノベルスから刊行された。

作品紹介

密室殺人の謎に挑む本格ロジック・ミステリ孤島のハイテク研究所で少女時代から隔離された人生を送る女性天才工学博士。両手両足を切断されウェディングドレスを纏った死体が彼女の部屋から発見される。

時代背景

作品世界中で1994年の夏に起こった事件。現実の1994年はインターネットやwwwが世間に認知される直前にあたり、コンピュータやネットワークについて知識を持つものは少数であった。

犀川創平(さいかわ そうへい)

国立N大学建築学科の助教授
S&Mシリーズでの探偵役。
思考形態は「指向性が多様で多方面に卓越したもの」である。

西之園 萌絵(にしのその もえ)

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