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【本当に価値があるの?】モンドセレクションって実はこんな賞だった!

最高金賞や金賞など、数々の賞品で見る事ができるモンドセレクション。その正体を調べてみました。

更新日: 2016年05月25日

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relaxrelaxさん

・そもそも「モンドセレクション」って?

1961年の創設以来、モンドセレクションは消費生活製品を評価し、品質に応じ銅、銀、金および最高金賞と言った優秀品質賞をそれらの商品に授与することをミッションとしています。これら優秀品質賞は、完全に独立した専門家によって評価され、その高品質を表彰するラベルであり、消費者ならび生産者にとって様々なメリットのある賞と認識されております。

毎年82カ国以上から3160に及ぶ商品がモンドセレクションにて評価されます。(公式サイトの紹介より)

・受賞することによるメリット

実際に審査を受けた結果、受賞した金賞・銀賞・銅賞それぞれに設定されたラベルを、各商品の包装袋などのデザインとして掲載する許可が与えられます。

「モンドセレクション受賞」自体が一つのステータスとなり、商品価値を上げる効果が期待できる

実際の所、モンドセレクションを受賞しそれをラベルとして掲載している商品と、同じような味や品質、性質を持ったモンドセレクション未審査の賞品の売り上げを比べて見ると、モンドセレクション受賞商品の売り上げの方が、未審査の物よりも2割から4割程度多くなる事が、実際の販売調査などによっても明らかになっています。

・モンドセレクションの審査には、1賞品当たり約10万円程度の費用がかかる

モンドセレクションは、日本国内では非常に名の知れた賞として認知されているのですが、実は、日本以外の国では、ほとんどその存在を知られていないという衝撃の事実があります。
また、実際に賞品の審査を受ける為の条件としては、所定の費用さえ支払えばどんな賞品であっても、該当するカテゴリーに所属できる賞品であれば可能だそう。
要するに、お金を払えば必ず審査を受けることができるというわけ。

・審査を受けた賞品の半数以上が日本の商品で、その中の実に80%以上の賞品が、金銀銅いずれかの賞を受賞している

なお国際的にはほとんど無名である一方、日本国内で近年急激に知名度が上がったため審査対象品の5割が日本からの出品という状態にある。さらに、日本から出品した食品の8割が入賞している(wikipediaの該当項目より)

このように、モンドセレクションに毎年提供されている商品の内に、実に半数以上が日本国内で販売されている商品やサービスという驚くべき事実。
更に、そのうちの約80程度の賞品が、金賞・銀賞・銅賞などいずれかの賞を必ず受賞していると言うから、これはいわゆる「受賞」ではなく「認証」といったほうが最適といえるかもしれませんね。

・実は、商品自体の評価はほとんどされていないのが現状

モンドセレクションを受賞している商品を見てみると、飲料や食料品など口にする品物が特に目立っています。
この点から、「モンドセレクションでは味や品質などが徹底的に追求されている?」と思いがちですが、現実はそうではない模様。
モンドセレクションでは、実はほとんど品質や商品自体については評価どころか、検証さえされていないという噂も。
結局の所、賞品の善し悪しを決めるのではなく、ただ単に賞品に対して「肩書き」を設けるだけという点に尽きるのかも?

・モンドセレクション、実は日本以外ではその名前自体ほとんど知られていない

このモンドセレクション、元々はベルギー政府の主導によって創設された独立団体であり、現在もベルギーの首都・ブリュッセルにて活動を行っています。
ところが、この団体。日本では非常に有名ながらも、世界ではほとんど知られていません。

・本国「ベルギー」でもほとんど知られていなかった。

それどころか、所在地であるベルギー内でも、モンドセレクションの審査を受けて販売している商品の数は決して多くなく、審査を受けている企業の大半が、日本を中心としたアジア圏に集中していると言う事からも、賞とは名ばかりの形骸化した認証制度といえるかもしれません。

・それでも「モンドセレクション受賞」の力はすごい

実際のところ、モンドセレクションはいわゆる賞ではなく、一定以上の条件下でその製品が製造されているかどうかを示す、いわば"指標"のようなものだと解釈した方がいいかもしれません。
衛生面や輸送面など様々な条件があらかじめ設けられており、これらの条件をいくつパスすることができたかによって点数が決められ、金賞や銀賞など楽漬けが行われています。
ですから、無名商品や無名ブランドにとって見れば、わずか10万円程度の費用をかけることで、日本で非常に高い知名度を持つ「モンドセレクション受賞」という冠を戴くことができるので、まさに「エビでタイを釣る」ということわざにふさわしいといえるかもしれませんね。

日本人特有の「権威主義」が最も大きな課題

このように、本国ベルギーでさえもその存在をほとんど知られていない「モンドセレクション」。なぜ、これほどまでに、日本の有名企業が率先してモンドセレクションの受賞に動くのか?その大きな理由となるのが、日本人の特性にありました。
日本では、古くから「権威主義」が幅を利かせています。例えば、「○○大学名誉教授」や「全世界が熱狂!」などの文言が賞品や人物に着いていると、とたんに「これは凄いものだ!」「この人は優秀なんだ!」と感じますよね?
結局の所、モンドセレクションがもてはやされるのも、この日本人特有の考え方を利用されているだけなのかもしれません。

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