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ちょっと待った!ピロリ菌を除菌する前に知っておきたいこと【2017年版まとめ】

内視鏡検査で萎縮性胃炎が認められ、組織生検したところ、ピロリ菌の陽性反応が。私はガン家系でもあるので除菌することになりましたが、除菌のリスクもありますので、よくご検討頂ければと思い、除菌のリスクも含め、ピロリ菌についてまとめてみました。(リンク切れなどがあるので、毎年更新予定です)

更新日: 2017年01月01日

sackieeeeeさん

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※情報の安定性から、病院・製薬会社のサイトを優先的に引用しています。
※除菌リスクについては、後半をお読みください。

そもそも、ピロリ菌って?

ピロリ菌(Helicobacter pylori)は、胃の粘膜に生息しているらせん形をした悪い菌で、主に胃や十二指腸などの病気の原因になります。

この説明だけだと、すぐに除菌したくなりますが・・・

ピロリ菌の最も大きな特徴は、酸素の存在する大気中では発育しないことで、酸素にさらされると徐々に死滅します。

乾燥にも弱いらしいです。

ピロリ菌が出している「ウレアーゼ」という酵素は、胃の中の尿素を分解してアンモニアを作りだします。アンモニアはアルカリ性なので、ピロリ菌のまわりが中和され、強い酸性の胃の中でも生き延びることができるのです。

具体的に、何が悪いの?

感染者の多くは小児期にピロリ菌に感染し、ピロリ菌が発するアンモニアや毒素などにより、胃粘膜が炎症(ピロリ菌胃炎)を起こします。幼少期に感染したピロリ菌は、生涯胃の中に住み続けます。

炎症を起こさなければ問題ないのかもしれませんが、一生棲み続けられるのはイヤ!

何年もかけて胃は慢性胃炎へ進行し、胃粘膜の防御機能が低下していきます。やがて胃粘膜の障害、萎縮、腸上皮化生などが起こり、消化性潰瘍や胃癌などさまざまな疾患が引き起こされると考えられています。

ピロリ菌感染者すべてが胃がんになるわけではありません。でも、胃がんにはなりたくない(涙)

ピロリ菌によって発生したアンモニアが口臭の原因になる?とも言われています。実際、除菌治療を行った後に口臭が消失した人もいます。

可能性としては低いですが、口臭の原因になっている場合もあるようです。

感染経路は?

水系感染:ピロリ菌に汚染された水、食品を介した感染

上下水道の完備など生活環境が整備された現代日本では、生水を飲んでピロリ菌に感染することは殆どないそうです。逆に、下水道が十分完備されていなかった戦後の時代に生まれ育った団塊の世代以前の人のピロリ感染率は約80%。

家庭内感染:幼少期における親との接触(離乳食の口移しなど)

医原性感染:消毒の不十分な医療行為(内視鏡、歯科治療など)

キスや回し飲みで感染しちゃう?

夫婦間や恋人間でのキス、またコップの回し飲みなどの日常生活ではピロリ菌は感染しないと考えられています。

胃の酸が強い成人同士では、感染のリスクは低いようです。

子供は感染しやすいの?

ピロリ菌は、ほとんどが5歳以下の幼児期に感染すると言われています。幼児期の胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生きのびやすいためです。そのため最近では母から子へなどの家庭内感染が疑われていますので、ピロリ菌に感染している大人から小さい子どもへの食べ物の口移しなどには注意が必要です。

細かく離乳食などを噛み砕き、親から子へ口移し。昔はこれが結構あったようですが、自分にピロリ菌がいるかいないか分からないのであれば、これはやめたほうが無難です。

大人の感染は?

成人後に感染することは稀。感染しても自然に排出されることが多い。

成人で感染している人は、幼少期に感染した可能性が高いと言うこと。

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