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「離檀料は払う必要なし!」実際の事例と専門家の意見まとめ【改葬トラブル】

お墓の引っ越しで高額な「離檀料」を檀家になっているお寺から請求されるトラブルが増えているようで、ニュースでも取り上げられています。相場がいくらか、と気にしている人も多いようですが実は「離檀料は払う必要なし!」との専門家の意見も。

更新日: 2014年09月08日

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happy55maniaさん

お墓の引っ越しを巡って、仏教のお寺で檀家になっていた人、お寺でお墓を持っていた人がトラブルに巻き込まれるケースが多発中

■離壇料「600万円」と言われた男性のケース

「『離檀料? 600万円?』。聞いて耳を疑いました」東北地方から東京へ、墓の引っ越しである「改葬」をしようとした男性。(略)夫婦で盆の墓参りに行ったとき、住職に改葬の話を持ち出した。「すると、住職が突然、怒り出した。『遺骨を外へ出すなら離檀料を600万円払ってほしい』って言うんです」。「なんでそんな額になるのか」と聞いたら、「あなたたちが墓参りに来ないときでも、寺は毎日のように供養してきた。あなたの両親の月命日にもちゃんとお経をあげてきた」と答えたという。

■離檀料「1250万円」と法外な金額を言われたケースも!

認知症の症状があり、施設に入っている老人(80)が同じ関西にある両親と妻の墓を納骨堂に移すことになった。「家から近いし、50年たって墓を継ぐ人がいなければ合葬して寺が供養してくれるというところを気に入っていたようでした。しかし、後見人が寺に行ったら1250万円の支払いを求められた」

「支払う必要があるのか」と相談をもちかけた後見人に対し、納骨堂の担当者は「寺に対して『公的な機関に相談する』とにおわせたらどうでしょう?」とアドバイス。結局、1250万円の離檀料は50万円になったという。

相談者が認知症であるのをいいことに、法外な料金をふっかけたのかもしれません。

■高額の離檀料は払うべき?離檀料は法律上どうなの?

●本来はお布施と同じで飽くまで「気持ち」の値段だった

寺院にお墓がある場合、檀家をやめたりお墓の引っ越しをする際にはそれまでのお礼として「お布施」を包む慣習があります。もともと離檀料という言葉は使われていませんでしが、わかりやすい表現であるということから近年「離檀料」という言葉がよく使われるようになりました。

●払うなら相場は法要1回分程度

お布施の相場は地域によって、寺院の格によって、またこれまでのお付き合いによって違いますが、一般的には法要1回分程度を目安にすると良いと思います。

金額にすると3万~15万円、多くても20万円といったところでしょうか。

●脅迫と変わらないケースも!

お寺に改葬の話をしにいくと、離檀するならそれなりの金額を用意するように言われたり、金額を明示して、払えないなら離檀は認めないとするケース、または、払えないなら遺骨は引き渡すことはできないなど。これでは、脅迫とかわりがないのではないかと思われるケースもあるようです。

●離檀料は法律上根拠はない。憲法20条に「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と定められている

離檀料は法律上、根拠のあるものではなく、契約・規約等で合意した場合、または任意に支払う金銭と言えるでしょう。

憲法20条に「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。」とある以上、離檀料を支払わないからといって、離檀を認めないというのは信教の自由を侵害することになります。

行政書士 さいとう法務事務所 QAより

●離檀料を支払わないからといって、それを止める権利は寺院側にはない!

改葬は、自治体に届出を出し、改葬許可証を受け取らない限り、勝手に遺骨を取り出して移動することはできません。しかしその際、どうしても必要なのが墓の管理者の証明です。つまりお寺のサインと捺印がないと改葬をすることができません。では一方的に「離檀料を払わなければ判は押さない」と言われてしまった場合、泣き寝入りするしかないのでしょうか?

檀家制度が確立されていた江戸時代と違って、今は信教の自由が認められています。離檀料を支払わないからといって、それを止める権利は寺院側ありません

<離檀料トラブルに役立つサイト>

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