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【雑学】知っておきたい!三波春夫の名言“お客様は神様です”の意味

勘違いしている人が多すぎる?ぜひ知っておきたい三波春夫の名言“お客様は神様です”の本当の意味。

更新日: 2015年04月14日

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gendaiさん

■“お客様は神様です”という言葉はいつ生まれた?

もともとこの言葉は、三波春夫が「雑念を払い、心をまっさらにして芸を見せる」ために観客を絶対者=神と見立てて発した言葉だったと聞く。しかしいつのまにか勝手に解釈され、変質した。

「お客様は神様です」は、三波春夫さんの名言。

だが、その真意は、「舞台に立つとき、敬虔な心で神に手を合わせたときと同様に、心を昇華しなければ真実の藝は出来ない」ということから生まれたことという。

■意味を勘違いしている人が急増?

お客様を神様と思うのは従業員であって、お客様自身ではない。これを読めば「俺は神様だからあんたら従業員は俺のパシリだ」っていうのがオカシイことに気がつくだろう。

俺は神だぞ!と言わんばかりの「モンスターカスタマー」が急増しています。

最近では小学校の給食の時に「お金を払っているんだから「頂きます」は言わなくていい。」という親までいると聞いたことがある。

俗に言う“クレーマー”の恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです。

三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席にいらっしゃるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズです。

三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないのです。

困ったことにこの風潮は医療や教育の現場にも影響を与え、本来消費者ではないはずの患者や父兄の中に、とんでもない勘違いをするクレーマーを生み出してしまいました。

■さらに、ブラック企業を生み出した元凶に?

通常は対等であるはずの顧客と企業の立場のバランスが崩れ、顧客側が異様に強いのが今の日本であって、だからこそブラック企業ができあがり、それが社会悪となってはびこっているということでしょう。

買い手側に問題がある場合でもただひたすら「申し訳ありません」「お詫び申し上げます」を繰り返す姿勢は卑屈でしかない。頭を下げ続ける「土下座商売」は、相手におかしな勘違いをさせるだけだ。

■「本来、売り手と買い手は同格」

基本的にはサービスの対価として金銭が発生しているわけで、金銭を払うほうが偉いということは一切無いはずだ。

売買の本質が「通貨を媒介した物々交換」であるならば、本来、売り手と買い手は同格なはずだ。

にもかかわらず「商品やサービスを買う側」が不遜にも自らを神と勘違いし「お客様は神様だろ?」とドヤ顔をするのは単なる思い上がり、ただの勘違い野郎に過ぎない。

消費者は神様なんかじゃない。まずその当たり前のことを、「買う側」そして「売る側」も知るべきだ。

誰もがあるときは「買う側」、あるときは「売る側」となる社会において一方の立場を実体以上に高めると、回りまわって自分の首を絞めることになる。

■ぜひ知っておきたい「本来の意味」

「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」

店員さんがいるからこそお店を快適に利用できるのです。

<参考リンク>

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