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表現の未来を切り開く 「真鍋大渡」のメディアアート

先進的なテクノロジーとアートを融合し、新たな表現を追求するメディアアーティスト真鍋大度。表現の未来を切り開く彼のクリエイション(創造)から、人生を楽しむヒントを学んでみませんか?。(AHEAD:竹中)

更新日: 2014年09月16日

AHEAD_NEXTさん

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米Apple社のMac誕生30周年スペシャルサイトにて11人のキーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高いアーティスト。その活動領域は教育、芸術、メディアと広大です。

1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS) DSPコース卒業。

東京理科大学卒業後、大手企業にシステムエンジニアとして入社。メディアアート作品に衝撃を受け、プログラミングを駆使した表現を学ぶため退社し、IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)に進学。2006年株式会社ライゾマティクスを設立。

2008年には、石橋素とハッカーズスペース「4nchor5 La6」(アンカーズラボ) を設立。

まずはperfumeとのプロジェクトをご覧ください

これは特殊な素材に服に映像を投射した、先進的なプロジェクションマッピング作品です。
独特な視点から技術を駆使し、様々な領域に変革をもたらす真鍋氏の感性や作品の魅力が見て取れます。

これらはサーバー1台、クライアント9台で衣装だけではなく会場の照明、楽曲再生の制御まで同期させています。

真鍋氏の幅広い活動領域

メディアアーティストという肩書きが、彼を表現する上でのキーワードとなります。

ジャンルやフィールドを問わずプログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。MIT MediaLab、Fabricaを初め世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。

タイの孤児院にてコンピューターを用いたワークショップを行う等、子供向けの作品やワークショップも多数。penFrameworksの開発者会議、cycling74のExpoにプレゼンテーターとして参加。ars electronica、eyeo festival、resonate、OFFF、FITC、Transmediale、EXIT、Scopitone
Festivalを始めとした海外のフェスティバルにアーティスト、スピーカーとして参加。

カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル銀賞(2013)、グッドデザイン賞(2013)、文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞(2012)など受賞作多数。

”メディアアーティスト”とは?

真鍋氏を表現する上で一つのキーワードとなる”メディアアーティスト”とは一体?

僕は、モノづくりにはざっくり2つの種類があると思っているんです。1つは、広告やサービス、デザイン的な色合いが強い「問題解決型」、2つ目はアートやリサーチプロジェクトのような「問題提起型」のモノづくりです。「問題提起型」の作品を作っている人がメディアアーティストである、と僕は感じているかもしれないですね。

問題解決まで至ればそれに越したことはないし、そうでなくても、何かしら作ってみて考えるということに意味があると思っています。

僕の場合、メッセージ性は弱くて、日常の中の小さな気付きがきっかけで作っていることが多いかもしれないですね。

手掛けたプロジェクトの数々

トレーニングシューズを電子楽器に変える(!)という奇想を、ソフトとサウンドデザイン面で真鍋さん、ハード面で柳澤さんが担って実現したものです。これをブレイクビーツユニット・HIFANAが演奏する映像はYouTubeを通して世界中に注目されました。

舞台芸術にドローンを活用し表現。プログラミングによって制御されたドローンと役者がシンクロし、新たな表現が生まれました。

刺繍ソフト用のプログラム言語をあの「顔文字」などで開発し、これで描いた絵をTシャツに刺繍できるミシンをつくったプロジェクト「Pa++ern」。Twitterで好きなコードをつぶやけば実際に注文・購入できる

真鍋大度の思考

異なる領域の技術を融合させ、時代を切り開くように発想を続ける真鍋氏。
その発想は、どのような思考から生まれてくるのでしょうか?

僕の考えでいくと、メディアでも、テクノロジーの使われ方でも、どんなテーマであれ「裏側を暴いているかどうか」とか「新しい視点を見つけているか」がキーポイントになると思います。

作ってみたものの完成しないというのはよくありますよ。ただ、自分でアイディアを出す場合は、技術的に絶対に不可能なアイディアは出て来ないですね。設計を含めてアイディアだと思っているので。

チームでの創作に可能性があるといっても、閉じたコミュニティのなかで目的もなくただ“面白いものを”と制作し続けるのには限界があります

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AHEADは未来を担う若者をワクワクさせ、働きまくって遊びまくって考えまくる、そんな人材の育成により、世の中を変えるような大きなイノベーションにつなげることを目的として活動しています。

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