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ようやく解明か?東日本大震災で津波があんなにも巨大になった理由とは

大きな被害を出した東日本大震災の津波。これほどの巨大津波になった原因は分かっていなかった。しかし、ようやくその謎が解き明かされつつある。

更新日: 2014年09月20日

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haru-tomoさん

■巨大津波で多数の犠牲者が出た東日本大震災

2011年3月11日午後2時46分。三陸沖を震源に巨大地震が発生しました。海岸線に壁となって押し寄せた津波により多くの人命が失われ、東日本をはじめ、日本各地に甚大な被害をもたらしました

死者と行方不明者の合計は2万5,949人であり、関東大震災の10万5,000人あまりに次ぐもの

■今回の津波は「想定外」な巨大さだった

東日本大震災の津波は岩手県宮古市で海面(平均海水面)から40.5メートルの高さにまで到達していた

海岸から約520メートル離れた斜面の樹木に、津波で流された枝などがひっかかっていた高さが、海面から40.5メートルに達していた。およそ10階建てビルの高さに相当する

津波の破壊力のすさまじさを前に、人はあまりにも無力であった。そのためか、今回の津波を「想定外」とする傾向が見受けられる

・自治体も予測しきれていなかった事例

閖上地区の貞山運河から海側も含む大半の地域は、最大4メートルの津波を想定した同市の「津波浸水予測マップ」(ハザードマップ)の浸水範囲から外れていた

このような事例がたくさんありました

■震災から3年がたち、ようやく巨大津波の謎が解明されてきました

三陸海岸北部に到達した津波は、震源域からの波と、震源から北に離れた海底で起きた地滑りで発生した波とが合わさったことで巨大化したとの解析結果を、英国地質調査所などのチームがまとめ、19日発表した

三陸北部を襲った津波が、震源域周辺での断層のずれだけでは説明できないほど巨大だった

研究に参加したロバート・ゲラー東京大教授(地震学)は「『海底地滑り』が巨大化の原因になったとの説が有力になった」と説明している

■「海底地滑り」とは何なのか?

海底地すべりとは、海底斜面に貯まった堆積物が地震などを引き金として斜面をすべり落ちる現象

プレート境界で地震が起きると、陸側が跳ね上がって海側にせり出す。この地殻変動や地震による揺れ、海底堆積物の液状化などが地滑りを引き起こすとみられる

・規模が陸上の比ではない

陸上の場合、大規模でも地すべり土塊の体積は数10km2であるのに対し、確認されている最もすべり土塊の大きな海底地すべりは20,000km2と言われています

海底地すべりにおける地すべり土塊の体積は数千km2に及んでいる事例が多いこと、移動距離が数十kmにおよぶものがあることからもその規模の大きさがうかがえる

・海底地滑りが津波を巨大化させる?

津波は地震の揺れで海水がぐらぐら揺れて作られるものだと思われていますが、実際は大きな津波は海底の変形によって引き起こされます

海底付近は柔らかい堆積物でできています。岩盤が押したとおりに海底面が変形するとは限りません。ですから、津波の大きさは地震の大きさに比例するとは限りません

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