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【クラウドサーバーサービス(IaaS)比較まとめ】

Amazon Web Services(AWS)ほか、クラウドサーバーサービス(IaaS)について比較します。以下は2017年2月時点の情報です。

更新日: 2017年02月14日

isdspさん

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はじめに

このまとめでは、国内外のクラウドサーバーサービス(IaaS)について、主にシェアNo.1のAWSとの違いに着目して比較します。
≪比較サービス A to Z≫
・Amazon Web Services (AWS)
・Google Cloud Platform (GCP)
・IBM Bluemix Infrastructure (旧SoftLayer)
・IDCFクラウド
・Microsoft Azure
・ニフティクラウド
・NTT Communications Cloudn
・さくらのクラウド

※オンラインサインアップができないサービス、機能仕様や料金が公式Webサイトで公開されていないサービスは対象外としています。
※以下、「HA機能」は、ホストサーバーのダウン時やメンテナンス時にも、他のホストサーバーに移動してOSを再起動するオートフェイルオーバーやOSを稼働したまま他のホストサーバーに移動するライブマイグレーション等のしくみによりサーバー稼働を自動で継続する機能を指します。
※以下、「マネージドRDB機能」は、リレーショナルデータベースのセットアップ、バックアップ等の運用やスケーリングを容易に行える機能です。

世界有数の小売業者であるAmazon社によるサーバーサービス。

AmazonのサーバーはすべてAWSを利用している。日本国内でも20,000社以上の導入実績がある。

【長所】
・2006年からの運用実績がある。
・サーバーサービス以外の機能が豊富。機能追加のリリースが早い。
・マネージドRDB機能はMySQL, PostgreSQL, Oracle Database, SQL Serverに対応。マルチゾーン配備可能。
・HA機能(EC2 Auto Recovery)がある。
・定期的に料金の値下げがある。
・APIが充実しており、運用管理を自動化しやすい。
・ユーザーが多く、コミュニティの活動が活発。ノウハウも多数公開されている。
【短所】
・SLAはサーバー単位ではないことに注意。
・料金がUSドルベースのため、為替レートに影響される。

トップのAmazonクラウドについては、圧倒的なマーケットシェアのリーダーで、2位以下の合計の10倍以上もの計算資源が利用されていると想定されています。

2015年5月のガートナーの調査結果より。

ミッションクリティカルな用途を含むエンタープライズ向けを始めとした幅広い顧客層を抱えているのが強みである一方、管理は複雑でソリューションアーキテクトなどとの連係が欠かせないとしています。また、機能追加などが頻繁に行われるため、より効果的に利用するためにはそうした情報に興味を持つことも重要だとしています。

同じく2015年5月のガートナーの調査結果より。機能が多すぎて管理が複雑化しているという声も。

Google社によるサーバーサービス。

検索や動画配信、機械学習など自社サービスのテクノロジーを提供。

【長所】
・日本にデータセンターがある(2016年11月より正式運用)。
・ロードバランサーはリージョンまたぎ(米国とアジア太平洋など)が可能。
・サーバーの起動が速く、性能が安定している。
・サーバーディスクの拡張がオンラインで可能。
・HA、ライブマイグレーション機能がある。
・マネージドRDB機能がある(MySQLのみ)。
・大容量データの高速検索サービスBigQueryがある。
・Googleが自社サービスにも使用している画像認識、音声認識、自然言語処理等の機械学習サービスAPIを提供している。
【短所】
・日本語の情報が少ない。
・支払いがUSドル建てのため、料金が為替レートに影響される。

Googleの強みは、高度にイノベーティブな社内のテクノロジーをサービスとして提供できる点にあります。一方で弱みもこの部分にあり、あまりにテクノロジー中心なビジネスであることで、まだエンタープライズやミッドマーケットの顧客との付き合い方を学んでいる段階であり、営業、ソリューションエンジニア、サポートなどの拡大が必要だと評価されています。

2015年5月のガートナーの調査結果より。

2013年7月にIBM社が買収したサーバーサービスSoftLayer。
2014年12月23日に東京データセンターが開設された。
2016年10月に、SoftLayerはPaaS型サービスBluemixに統合されIBM Bluemix Infrastructureとなった。

【長所】
・ロードバランサーはリージョンまたぎ(米国とシンガポールなど)が可能。
・ベアメタルサーバー(物理サーバー)が使える。
・広帯域10Gbpsのグローバルネットワークをもつ。ネットワーク転送料金はプライベートがリージョンまたぎを含め無料、パブリックは仮想サーバーがOut5TB/月まで、物理サーバーがOut20TB/月までそれぞれ無料。
【短所】
・RDB機能がない。
・日本語の情報が少ない。
・支払いがUSドル建てのため、料金が為替レートに影響される。

Yahoo! JAPANのグループ企業であるIDCフロンティア社によるサーバーサービス。
データセンター事業者として培ってきたノウハウを生かす。
2014年10月15日、サービスラインアップが全面的に刷新された。

【長所】
・コストパフォーマンスが高い。比較的安価でサーバーの性能がよい。
・サーバーの起動が速い。
・月額500円のサーバープランがある。
・ベアメタルサーバー(物理サーバー)との組み合わせが可能。
・HA機能がある。
・ネットワーク転送料金はIn/Out合計3TB/月まで無料。
・無料のオンラインサポートがある。
・データセンターまたぎや他社サーバーへの振り分けも可能な、広域負荷分散ロードバランサー機能(GSLB)がある。
・モバイルバックエンド(MBaaS)やハイパフォーマンスパッケージなど、用途やPV数に応じた適切なサーバー構成の提供や、サーバー保守を含むマネージドサービスの提供も可能(要問い合わせ)。
・外部サービスとの連携が積極的で、プッシュ配信「Growth Push」、メール配信「SendGrid」、サーバー監視「Mackerel」などを無料利用可能。
【短所】
・他社のサービスに比べ、サーバー以外の機能が少ない。
・マネージドRDB機能がない。

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isdspさん