この②についての結論は、あまりにも簡単なので、先に結論を言います。
答えは、“NO”です。

みなさまのこれまでの人生を振り返ってみてください。
「すべて」話し合いで解決して来られましたでしょうか?もちろん、話し合いで解決できたこともあるでしょう。しかし、特に、自分にとっても相手にとっても、どちらかの「権利」が侵されるようなとき、話し合いだけで解決できないこともたくさんあったのではないでしょうか?解決するには、どちらかが折れるしかない。どちらも折れなければ、いつまで経っても解決できません。

なぜ世界中に裁判所があるのか考えてみてください。
話し合いで解決できないことがあるからです。

二重行政を解消することは、イコール、どちらかが相手に権限を渡すことです。
権限を渡すとなれば、これまでその仕事に携わってきた役所の職員(公務員)は抵抗します。
なぜか?
仕事内容、給与、人間関係、通勤場所が変わるかもしれないからです。仕事内容が変わるということについて言えば、これまでやってきた仕事がなくなるということは、イチから新しい別の仕事を覚えないといけなくなります。変化を嫌う人たち、新しいことを覚えたがらない人たちを私はたくさん見てきました。変化を好む人にとっては変化することを“喜び”と感じるんですが、何事もなく今のままやっていきたい人にとっては変化すること自体が“イヤ”なんでしょうね。いくら変化することによって、組織全体が良くなるとしても。
ただ、安定を求めるからこそ公務員になったんでしょうから、公務員の中に変化をイヤがる人がたくさんいることは容易に想像できます。

議員も抵抗します。
なぜか?
権限がなくなると口が出せなくなります。口が出せなくなると自分の影響力が減少します。影響力が減少すると、「自分が議員でいるからこそあなたに利益を与えられるんですよ」ということをアピールして議員になった人にとっては一大事です。
この議員にとっては、口を出せなくなることで、支持者に対して利益を与えられる機会が減少します。利益を与えられる機会が減少すると、次の選挙で自分に投票してくれなくなるかもしれない。投票してくれなくなると議員でいられなくなるかもしれない。無職になるかもしれない。だから、必死で抵抗します。もちろん、そうじゃない議員が全員であると願いたいですが。

このような人間の欲求が背景にあるような話を、話し合いで解決できますか?
このような人間の欲求に関わるような話だからこそ、これまで長い間、解決できなかったわけですから。

よって、“オモテ向き”の反対理由②「大阪市と大阪府の話し合いで解決できる」はまったくの間違いです。「解決できることもあるが、人間の欲求に関わる話である以上、二重行政は、“話し合い”で解決できないことがたくさんある」がより実態を表していると考えます。

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