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御嶽山噴火で聞く「心肺停止」と死亡の違いはなんなのか?

御嶽山が噴火し、多数の被害者が出ています。今回のニュースでよく聞く「心肺停止」。死亡との違いは何なのでしょう?

更新日: 2014年09月30日

haru-tomoさん

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■御嶽山の噴火で多数の被害者が出ている

長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)の噴火

29日に新たに8人の死亡が確認されました。死者は合わせて12人になりました

噴火によるけが人は長野県側で59人、岐阜県側で10人に上っています

・山には多数の「心肺停止」状態の人が残されている

心肺停止状態の人たちの多くは、山頂付近の御嶽神社から約500メートル南東にある王滝頂上山荘までの登山道周辺で集中して見つかった

■今回の噴火で言われる「心肺停止」と死亡の違いは何なのでしょう?

・死亡は医師が診断して初めて使える

「日本で心肺停止の状態とは、心音が聞こえない『心臓停止』および『呼吸停止』の状態を指します」という

関西福祉大学の勝田吉彰教授

死亡確認にはこの2つだけでは十分ではなく、「脈拍停止、瞳孔散大と合わせて、4つすべてを医師が診断することが必要です。医師が宣言し、初めて死亡が確定します」と語る

医師が死亡と診断しなければ死亡と判断出来ないため、自衛隊や救助隊などが、登山者を見つけ状態を見て心肺停止状態としている

・もちろん心肺停止状態から蘇生する可能性はあります

心肺停止とは、心臓と呼吸が止まった状態のことを指します。心肺停止の状態とは、蘇生の可能性がある状態ですが、現実的には心肺停止後の蘇生率は約4分で50%、10分後には蘇生率はほぼ0%と言われています

心肺停止と発表されてからだいぶ時間が経っていますので、一般的に考えてそんなに長い時間心肺停止の状態ということはあまり良い状況とは言えません

・なぜそこまで厳密に分けるのでしょう?

「死亡」というのは、ただ単に「人が死んだ」というだけでなく、法律上の様々な手続き(例えば相続)がスタートする要件の一つである

医師が確認して死亡宣告をしなくても「心肺停止」=「死亡」であるとした場合、心臓の手術などで人工心肺を使用して心臓と肺の機能を一時的に停止させると、心肺停止状態になりますから、この時点で手術中の人は自動的に法的に死亡したことになってしまい、相続が開始するため、その人の財産はすべて子供や配偶者などの相続人のものとなり、無一文になってしまいます

心肺停止から蘇生した場合、法的に死亡した事になってしまっていても大変困ります

■救助がなかなか進まない理由。かなり過酷な状況になっている

・有毒ガスが発生。二次被害の恐れも

山頂付近で有毒な火山ガスの濃度が高くなったため、29日の救助活動は午後1時半に中止されました

硫化水素など有毒な火山ガスも渦巻き、測定器でガス濃度を測りながら進む悪条件

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haru-tomoさん

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